ウミガメのスープ

【ラテクエギリギリ未成年】愛と勇気

作者: きゅうり巻き

ある所に、指輪どころか竹輪さえ買えない貧しい男が居た。

そんな男だが、ある日突然一銭の価値も無い、カビが生えたパンを買い始めた。
結果としては、男の貧乏生活は変わることが無かったのに。

いったい何がしたかったのだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

食べる以外の理由でパンを買いましたか?

Yes!

カビが生えたパンで絵を描きますか?

…Yesですよこれが(●ω●`)

いいえ

男以外の重要な人物はいますか?

Noです。

はい

男の職業は重要ですか?

Yes!

いいえ

パンを餌に罠ををはりますか?

Noです。

いいえ

カビが生えたパンを売っている存在は重要ですか?

Noです。

はい

男はさえない画家でしたか?

Yes!ですが、この絵は素晴らしい作品になりました!

はい

「カビがいい色になるんだ、これが 赤・青・緑・黒あるしなぁ」 ?

Yes!まあ、作ろうとは思いませんが。

はい

素晴らしい作品を仕上げても男は貧乏なままだった?

Yes!

いいえ

その作品は何者かに食べられましたか?

No!

いいえ

カビで作られた絵は他の美術品に被害を与えますか?

No!

いいえ

カビの所為で不衛生的に見られて誰も買わなかったのですか?

No!

はい

核心カビが進んで、元の絵とは似付かなくなり、美術品としての価値を失いましたか?

Yes!解説行きます!!

答え

ルンは貧しい芸術家。

ひたすら絵を描いては挫折し、描いては挫折する。そんな日々を繰り返していた。

ある日ルンは考えた。自分が貧しいことをアートにすれば、世間も自分の苦しさを分かってくれるだろう、と。
その時男はキッチンにあった、カビだらけの食パンを見て閃く。
これで絵を描けば、今の自分の姿を描けるのでは無いか、と。もしかしたら、食パン生活があんパン生活にグレードアップするのでは無いかと。

ルンはカビだらけの食パンを貼り続けた。時には友人からカビた食パンを買い取り、時には朝飯の食パンを抜いてわざとカビらせた。

そして完成したのが「カビ・ルン」。完成当時は最高の傑作であった。ルンはその出来映えに雀躍した。
……そう、完成当時は。

その絵が公に出されるとき、ルンは衝撃を受けた。
カビは絵が完成した後も、食パンを蝕み続けていた。
つまり、自画像はカビ一色と化したのだ。
当然こんな絵が評価されるわけも無く、ルンの希望は完全に消えた。

そんな時にあらわれた一人の男。全身真っ黒、歯は剥き出しという奇妙な姿。
彼はルンの姿を見ると一言言い放った。

「俺の仲間になれ。そして憎きアンパ(これ以上書けば社会的に抹消されそうなので書きません。)

— だけが友達……

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