ウミガメのスープ

魅惑の……

作者: merrana

私は毎日ある男を目にする。
彼は実に多趣味で、いつも熱心だ。
彼の一番の趣味を知った時、私にはどうすることもできなかった。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

私は人間ですか?

YES

いいえ

彼の一番の趣味は法的に許されているものですか?

NOかなぁ、あと一息で犯罪ですが……。

いいえ

私は死にますか?

NO

はい

私は毎日同じ場所で男を目にしますか?

YES

はい

その場所の特定は必要ですか?

YES!

はい

図書館ですか?

YES!さて何をしてたでしょうか。

いいえ

私は司書ですか?

NO、一般人です。

いいえ

新聞・雑誌の字を切り抜いて、脅迫状を作っていますか?

NO!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

はい

図書館のいろんな棚に男がいってたので、多趣味だと思いましたか?

YES! 彼の趣味は何でしょう?もうちょっと彼の行動を詰めると良いかも。

いいえ

趣味は誘拐ですか?

NO!

いいえ

彼は本を借りますか?

NO

はい

本棚越しに、向こう側の人を見ることですか?

YES!つまり彼の趣味は……?

はい

核心趣味はのぞきですか?

YES!正解出しまーす。

答え

私は毎日図書館である男を目にする。
彼はいつも真面目な表情で本を眺めている。しかも毎日本のジャンルが変わるのだ。昨日は宇宙工学の本を読んでいた。その前は歯科学で、その前は柔道入門だった。よほど多趣味なのだろう。見たところ学生らしい、若いのに感心だ。
今日も本を読んでいる、スイス防衛術って何だ……。うん?……アレ!?

私は彼がしきりにちらちらと本棚の向こうに目をやっているのに気付いた。不審に思い彼のいる本棚の向こうを覗いてみると、スカートを履いた若い女性の姿があった。
私は愕然とした。彼は本を読むふりをして本棚の向こうにいる女性の足を盗み見ていたのだ。女性のいる本棚の裏側なら本は何だって良かったのだ。

彼に声をかけることもできず、女性に忠告することもできず、どうしたものかと思案している私の心を知る訳もなく、彼は真面目な表情で再び本から目を離した。

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