ウミガメのスープ

すききらいはいけません

作者: 世留子


には嫌いなものがありました。
それを見るのも嫌だと言います。

このままではいけない……男の同居人はそれを克服させるため
あらゆる手を尽くし大奮闘しましたが、結果は惨敗。

ところがある日、同居人の苦労の甲斐あって男はついにそれを克服しました。

しかし目的を達成したはずの同居人はなんだか複雑そうな顔をしています。 

一体何故でしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

うほっ?

アッー noです

男は同居人が大嫌いだった。しかし、自分の為に頑張る同居人の姿を見続け、同居人が大好きになった(BLな意味で)

ご結婚おめでとうございます! noです

はい

嫌いな物は食べ物ですか?

yes!

いいえ

嫌いなものは自分自身の顔でしたか?

no 醜悪恐怖症(´・ω・`)?

いいえ

逆に食べ過ぎるようになりましたか?

no

いいえ

同居人は男を騙しましたか?

no 騙そうとしたこともありましたが、見破られてしまっていたようです。

登場人物は2人ですか

Σ(・∀・) no!

いいえ

嫌いなものを克服し、今度はその質などにこだわるようになりましたか?

no

はい

男は人間ですか?

yes

いいえ

男が嫌いなものを克服したことで同居人には不利益が生じましたか?

no 長い目で見ればむしろ利益の方が大きいでしょう。

同居人と男の関係は重要ですか?

yeeees!! かなり重要です!!

いいえ

同居人と男は分かれてしまいますか?

no 

いいえ

嫌いだった食べ物の特定は必要ですか?

no 特定は必要ありません。

いいえ

本家ウミガメのスープの問題は関係ありますか?

no 関係ありません。

はい

同居人は女性ですか?

yes!!

いいえ

男が嫌いなものとは同居人が作った食べ物ですか?

no! 作ったものではありません!

いいえ

男は同居人の子供ですか?

no!

私の作った料理は駄目でも、あの子の作った料理なら食べられるのねー!ですか?

ぎゃあ!!ほぼyes!! そっちを先に当てますか!

いいえ

男は同居人より料理がうまくなりましたか?

no

恋愛事関係ありますか?

ちょっと微妙ですが、yesにします(・∀・)

いいえ

同居人は嫁と姑ですか?

no

いいえ

男が女性Bの食事を食べられないので女性Aが女性Bを指導しましたか?

no

2人は夫婦ですか?

yeeees!!

いいえ

克服した食べ物を愛人の家で食べていますか?

no 泥沼ですね(・∀・;)

はい

男と同居人、そして他の登場人物は全員同じ家で暮らしていますか?

yes!

いいえ

息子の嫁は登場しますか?

no

核心Q18の「あの子」は夫婦の娘ですか?

yeeees!! キーワードが出揃ったので解説行きます(・∀・)!

はい

夫婦以外の同居人は夫婦と血の繋がりはありますか?

yes!!

はい

この夫婦の子供は関係ありますか?

yes!!

答え

亀太と海子は新婚ほやほや!

新妻の海子は毎晩働き疲れて帰ってくる亀太のために、一生懸命食事の支度をします。
ところが結婚3日目のこと、ハート形ハンバーグの付け合わせに出したニンジンを見て、亀太はきっぱりと言いました。

「うみちゃん、今まで黙っててごめん……俺、ニンジンだけはマジ勘弁。見るのも嫌」
「S( ゚Д゚)?!」

やきもち焼きではあるものの、食べ物の好き嫌いなく健やかに育った海子にとって、それはもはやカルチャーショックでした。

このままではいけない……!
料理のレパートリーが経ることを恐れた海子は一大決心をし、何とか亀太にニンジン嫌いを克服してもらおうと大奮闘。

サラダ、スープ、炒め、煮物、おなます、ジュース、ケーキにクッキー。

みじん切りで誤魔化してみたり、すりおろして混ぜ込んでみたり、試行錯誤しましたが、結果は惨敗……
子供が生まれ、いつの間にか新婚さんいらっし○いの出場資格を失う年が過ぎても、亀太のニンジン嫌いが克服されることはありませんでした。

そんなある日。
海子はたまたま料理に興味を持った四歳の娘、羅照琉(らてらる)ちゃんに子供用包丁を買ってやり、夕飯づくりのお手伝いをしてもらうことにしました。


今日のごはんはあの日と同じ、ハート形のハンバーグ。付け合わせであるめちゃくちゃな切り方のニンジンは、亀太の皿にはありません。
しかし羅照琉ちゃんはお父さんがニンジン嫌いだということを知りませんでした。

「ぱぱ!このニンジンさん、らてがきったの!」

無邪気で誇らしげな笑みを浮かべながら自分が苦労して切ったニンジンを差し出す羅照琉ちゃん。
海子は内心、亀太はこれをどう切り抜けるだろうと苦笑しながらそれを見守りました。

……ところが。

我が子の成長した姿に感動した亀太は、目の前のそれが大嫌いなものであることも忘れ……ぱくり。

「おいしいよ、らて」

そう言って、極上の笑みを浮かべたのでした。

成長と克服、どちらも喜ぶべきことのはずなのですが、あまりにもあっさりとニンジンを食している亀太の様子を見ると、今までの努力は一体何だったのか……無駄になったニンジンの材料費を思い返しても手放しで喜ぶことは出来ず、海子の顔は複雑そうでした。

「いやー、娘の料理って良いもんだな」

でれでれと悪びれず笑う亀太。

……その日娘が眠った後で、怒りが爆発した海子にこっぴどく叱られてしまいましたとさ。

「亀太君のばか!ほんとはただの
食わず嫌いだったんじゃないの!私あんなに頑張ったのに!」
「やだなあうみちゃん、いくら何でも自分の娘に嫉妬すること……えっちょっ待、それ包丁うわ何をするやめt」

— (5題目だったorz)

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