ウミガメのスープ

エルナトから地球へ

作者: エルナト

おうし座のβ星・エルナトにある惑星系から超高性能な望遠鏡を使って地球を監視していた一人の青年がいた。
ある日、地球で貧しい子供が大人たちから理不尽な暴力を受けているのを見つけた青年は、堪らなくなって彼を助けるために地球へ向かった。
その惑星では瞬間移動の技術が発明されていて、即座に地球へ辿り着いたのだが、残念ながら既にその少年は亡くなってしまっていたという。
しかし、青年はそれを知って安堵したのだが、なぜだろう。

※名前の由来紹介を兼ねた最終問題です。知らなくても解けますが、若干エルナトという星についての知識を利用した解説になっていますので、エルナトについての検索は可とします。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

核心瞬間移動で付くと、見てた光景は結構昔のものなので、その後少年は立派に天寿をまっとうしたのを知って安堵しましたか?

ラストスナイプ

はい

エルナトはベテルギウスでも成立しますか?

yes、成立するでしょう!

いいえ

少年の死因は大人たちによる暴力でしたか?

no

いいえ

男はいつだって少年ですか?

no 少年は立派な大人になりましたが、私に最後に質問をしたのは、いつまでもあなたです。

答え

地球と空を彩る星々との距離は非常に離れており、地球から見る星の光は何年、何十年、何百年と昔の光を見ている。
当然、エルナトの惑星系にいた青年が見ていた光景も百年以上も昔の光が届いたものであった(ちなみに約133光年離れている)。

青年は、つまり少年が暴力を受けていた133年後の未来に着いたのだが、当然ながら少年は既に亡くなっていた。彼の未来が気になった青年は、少ない手がかりから少年について調べているうちになんとかして暴力を受けたあの少年の墓を見つけた。
そこにはこう書かれていた。


平和を愛した男 ここに眠る
2017.10.30


彼の生涯は分からないが、少なくとも少年がこんなにも立派な墓を作ってもらえるような人間に育ったのだということを知った青年はそのことを嬉しく思い、安堵の表情を浮かべたのであった。

— ラストスナイプ 皆さま、また会う日まで!

保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。

💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)