ウミガメのスープ

火遊びにご用心

作者: 狐狗狸

彼女とは面識があったが、ちゃんと話すのは今日が初めてだった。
彼女に二度頼まれて、二秒間見つめ合った後、物憂げに息をはいた彼女にドギマギする俺。
彼女が立ち上がりその場を去った後、俺は彼女が嘘をついたことに気づいた。

どんな嘘かって?

嘘はつかない。

そう、その嘘に気づいてから俺は更に彼女のことが気になり始めた。
どうやって彼女は俺の心に火をつけたと思う?



※猛者で出題候補であった問題です。
 同チームの水上さん、まりむうさん、ウセグイさん、ある種のSPありがとうございます。
※出題許可は頂いております。
※タイミング的にルーム公開されていてもおかしくないタイミングですので、
 もし内容をご存じの方がおられましたら申し訳ないですが、
 回答を控えて頂くようお願いします。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

物理的に火を付けましたか?

YES!

はい

恋愛要素ありますか?

YES!

いいえ

俺と彼女の他に重要なキャラはいますか?

NO!

いいえ

犯罪要素はありますか?

NO!

いいえ

重要な登場人物は俺と彼女だけですか?

NO!

はい

俺と彼女は人間ですか?

YES!

見つめあったのが二秒間なのは重要ですか?

この程度の時間である事という意味ではYESです。

いいえ

人死にますか?

NO!

はい

頼まれた内容は重要ですか?

YES!

いいえ

画面越しに見つめ合いましたか?

NO!

はい

嘘とは会話内容に関係しますか?

YES!

はい

彼女の事が気になるのは恋愛的な意味でですか?

YES!

いいえ

非現実要素はありますか?

NO!

はい

彼と彼女は成人ですか?

YES!

いいえ

彼女に一度頼まれたが断ったので、もう一度頼まれましたか?

NO!一度目も二度目も頼まれたことは拒否しませんでした※ミスリード注意

はい

二秒間見つめる動作を含む行為を頼まれましたか?

YES!

いいえ

二秒間見つめる動作は二回繰り返されましたか?

NO!見つめる動作は一度です

はい

息をはいたことは重要ですか?

YES!

いいえ

一度目の依頼と二度目の依頼の内容は同じですか?

NO!文言は同じでしたが意図する内容は違いました

いいえ

焼き鳥は関係しますか?

NO!

いいえ

彼女の嘘は、優しい嘘ですか?

NO!自分のためでした

二秒見つめたのは、二度目の依頼を受けたものですか?

申し訳ありません。質問の意味を読み取れませんでした。「二度目の依頼を受けたため」であればYESです。違う場合はお手数ですが再質問お願いします。

はい

煙草は関係しますか?

YES!重要ワードです

いいえ

心は何かの比喩ですか?

NO!「心」は比喩ではなく「俺の心」です

はい

女が煙草を吸っていますか?

YES!途中から吸いはじめ、吸い終わりました

はい

俺と彼女どちらも煙草を吸っていますか?

YES!途中から吸いはじめ、吸い終わりました

はい

彼女は俺に好意を持っていますか?

YES!

はい

彼女が頼んだのは煙草に火をつける事ですか?

YES!二度とも頼んだ内容としては

はい

核心彼女「火、かして」で俺がライターを渡すも火が"つかない"、次に煙草を指して「火、かして」で煙草同士で火をつけ、彼女が立ち去った後に俺がライターちゃんと使える事に気付き、それによって俺の心に火が付きましたか?

YES! 正解です

答え

「あのぉ火ぃ、かしてくれません?」
日課中だった俺は、突然の申し出に驚いたが、彼女も日課なのだろう。
「ふぃ、どーほ」
タバコを咥えながら、ライターを差し出す。
愛煙家の俺は、部屋が汚れるからという理由で、毎晩外でタバコを吸っている。

ジャッジャッ
ライターの火花で一瞬、彼女の顔が見える。
声でも分かったけど、若い女性だ。
ジャッジャッ
石がダメになったかな。まぁ安いライターだしな。
タバコは同じやつか。しかし、何処かで見た事ある顔だ。
ジャッジャッ
あぁ、毎朝仕事行くときに挨拶してる娘だ。
ひと月前に同じ階に越してきた。家出る時間が合ってるんだよなぁ…。
ジャッ…
「あのぉ火ぃ、かしてくれません?」
「ん、ふいまへんが、ライファーはほれひか…」
言いかけて彼女の指が俺の口元を指しているのに気付く。
納得した俺は彼女の方を向いて、顔を少し近づける。
夏の夜、庭先で花火でそうしたように、俺のタバコの種火を使って彼女はタバコに火をつけた。
シガレットキスというやつだ。
「ありがとうございます」
彼女はそう言ったが、シャンプーの匂いがくすぐったかった俺は、ただ頷いた。

フー
一本吸い終え、火を消した時、彼女も火を消した。
「じゃーまた」と言い、彼女は行ってしまった。
「また、か…もう一本吸うかな」と誰に言うでもなく、呟く。
ジャッボッ
「はれ?」
ライターの火が着く事を、確認して彼女の想いを察した俺は、
彼女の残り香と恋の種火を誤魔化すために、大きく煙を吸い込んだ。

【解説の解説】
"俺"と親密になりたい、シガレットキスがしたいがために
ライターの火が「つかない」と嘘を「ついた」彼女。
それら、彼女の想いに気づいた俺は、
ちゃんと恋心に火をつけていった彼女の事を考えるのであった。

— 猛者で持ち込んだスープ(出題はされなかったという事は

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