うさぎ追いしかの山
夕刻時に7人の仲間がその男の家を訪ねた。
7人はいかにも中年が好きそうな酒やつまみを持ち寄り、ささやかなパーティーを開いた。
その男が言った。「なあ、こんなに天気もいいんだから、皆で山でも登らないか?」
一同はそれに賛成し、近場にある奈津山に行くことにした。
時が経った同じ日の前日に、男は自分が嵐が吹く山から救助され、泣くような思いをした夢を見た。
男は思っていた。
「お迎え時だ。この夢が見られて、本当に良かった」
状況を補完せよ。
(一同に何が起こったか、男がなぜこんなことを言ったかの理由があれば正解とします)
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
その夢は正夢でしたか?
NO!むしろ…
時が経った同じ日は山に登った誕生日から数年後の誕生日ということですか?
YES!核心!
死に際に2行目~5行目の幸せな夢を見ましたか?
NO!2~5は真実です!
山に登ったメンバーは遭難しましたか?
YES!核心!
死者は出ましたか?
YES!男以外は死にました!
山に登ったメンバーは先に死にましたか?
YES!死にました!
男は遭難していて、誕生日の前日は願望から救助される夢を見て、翌日の誕生日は昔あった幸せな真実を夢でリプレイできたので、心沈めてお迎えを待ちますか?
NO!ですが前半部分はいい線いってます!(ミスリード注意)
1と5より、男は自力で山を下りたのですか?
YESNO!どちらでも成り立ちますが、解説では助けが来たが男以外全員死亡済みでした!
奈津山は8000m級の未踏峰なのに、数年前の誕生日に仲間と散歩気分で出掛けたので、そのままずっと遭難してましたか?
YESに近いYESNO!数年前男は遭難しますが、男のみは助かっています。ですが「散歩気分」は重要ワード!
カニバりますか?
NO!カニバりません!(笑)
8上ヒント 遭難したので仲間を食べちゃった罪悪感ですか?
NO!カニバりません!(笑)
男が見た夢は全員が救助される夢ですか?
NO!男一人のみ助かる夢です!そもそも夢の中では男は一人きりです!
男は誘った側の自分だけが生き残っていたことに罪悪感を抱えていて、救助された後には(葬式等で)泣くようなことが待っているみたいだからその前にみんなの所に行けそうで良かったと思いましたか?、
YESに近いYESNO!ですがそれでも成り立ちますね!前半部分「罪悪感」は解説と完全一致!
ビーサンにアロハで未踏峰に挑みましたか?
YES!限定せずとも、男は山についての知識がなく、「軽装で」山登りをしました!
正夢ではなく過去の記憶を夢に見ましたか?
YESに近いYESNO!男は過去の記憶より、仲間がいなく自分だけが山にいるという夢を見ました。
男は死のうとしていますか?
NO!ですが「本当に良かった」と言ったすぐ後に死にます。男は自分が山から出る夢を見たために、自分は死ぬだろうと確信しました!
山はあの世に例えていて、自分だけが山にいる=あの世に仲間がいなかったのでよかったと思いましたか?
NO!逆です!自分だけが取り残されたのです!(ミスリード注意)
数年前の誕生日に仲間を誘って軽装で山にのぼって仲間を亡くした男が、今回は単独で山に登って遭難して死にかかっているので、自分も今度は仲間のところに行けそうでよかったですか?
NO!男が一人で山にいるのは、夢の中の出来事です!
仲間の命日である、数年後の誕生日に自殺してる途中ですか?
NO!男は仲間が死んでから死にたくなっていましたが、それでも生きようと思う理由がありました!
男は記憶を失っていましたか?
NO!
数年前の遭難事件で、保護者責任遺棄っぽい罪に問われてしまって服役中ですか?
NO!実際に服役している訳ではありません!ですが男はどこかで罪を償おうとしています!(ミスリード注意)
庭にかまくらを作って、その中で罪をつぐなっていますか?
NO!かまくらは関係ありません!
夢の中で罪を償うつもりですか?
YES!YES!YES!その通りです!
夢の中で罪を償おうとしていますか?
YES!YES!YES!そうです!
核心過去に仲間を軽装登山に誘って失った男が、仲間を誘った事をずっと後悔していたけど、誘わなかったパターンの夢を見る事ができて良かったで、翌日の誕生日には死んでいて、以前に死んだ仲間と共に迎えましたか(一行目)?
限りなくYESに近いYESNO!大まかな部分が当たっているので正解とさせて頂きます!
核心13 18 23より 男は誘った側の自分だけが生き残っていたことに罪悪感を抱えていて、遭難生活の中で自分が一人ぼっちで嵐が吹く山に居る夢を見るようになった。男はそれはメンバーが自分を恨んでる証拠だと思っていたので夢を見ることで罪を償っていた。 ある日その夢に変化が表れた、それは自分が嵐が吹く山から救助され、泣くような思いをした夢だった。 それを見た男は、救助された=メンバーが自分を許して、迎えに来てくれたと思ったので「お迎え時だ。この夢が見られて、本当に良かった」と言いましたか?
限りなくYESに近いYESNO!それでも成り立つので正解です!本編と違い、そちらはグッドエンドですね!
答え
ドアの前に立っていたのは、高校時代からの私の友人たちであった。
―そういえば、しばらく会っていなかったな…―
「何しに来たんだ、こんな夕方に」
微笑みながらそう尋ねると、どうやら私の誕生日を祝いに来てくれたらしい。
「私の誕生日は、明日なんだがな…」
一人暮らしの私とは違い、友人はそれぞれが家庭を築いている。
夏休みということもあり、予定を合わせられるのはこの時間帯くらいしかなかったのだろう。
しばらく酒やつまみを楽しんでから、上機嫌の私は言った。
「なあ、こんなに天気もいいんだから、皆で山でも登らないか?」
私が選んだのは、頂上からの景色がとても美しいという奈津山だ。
標高は600mほどあるが、裏の登山口からなら頂上まで200mもない。更に夕方の5時といっても、夏なのでまだまだ明るい。
明るいうちに帰れるだろうという、楽観的な考えからだった。
午後7時。天気予報にもなかった突然の嵐が、私たちを砕いた。
前にも後ろにも動けなくなった私たちは、その場に立ち尽くすことしかできなかった。
「俺、助けを呼んでくるよ」そう言ったAはまだ戻らない。
携帯電話の電波も繋がらず、時間だけが過ぎていく。
終わりだ。そう思った。
時計の時刻は、当に12時を指していた。
目が覚めた時には、もうどれくらい時間がたったのか分からなかった。
医師は、もう助からないと思っていたらしい。
「他のみんなは…」
助からなかった。その言葉だけで、私の心が崩れるのに十分だった。
あれから夢をよく見るようになった。嵐の吹く山に、私は一人。
初めのうちは恐怖に震えていたが、数年もたつと、私は、山は私を閉じ込める監獄ではないかと思い始めた。
自分がおかしくなったのかもしれない。だが、そうとしか考えられなかった。
夢の中で私は叫び続ける、許してくれ、私が悪いんだ、私がお前たちを誘ったから…
あの日から7年が経った同じ日の前の晩、私はそれまでとは違う夢を見た。
Aが戻ってきたのだ。消防団員がいる。助かったのか。
いや違う。私への断罪の時が来たのだ。
やっと、この夢から解放される。私は皆のもとへ行ける。
「この夢が見られて、本当に良かった」
(誤字脱字、情報の間違え(特に山に関して)がありましたら本当に申し訳ありません)
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