ウミガメのスープ

『 晴天の霹靂 』

作者: yan

「わーい!にゃんこ、おいで!」

俺は、彼女の能天気さに呆れ果てた。


「え?いいじゃん。お空もいい天気だよ! うりゃ!コチョコチョ」

そんな場合じゃないだろ!…文句を言おうと口を開きかけた刹那。


辺りに、轟音が響き渡った。


思わず、空を見上げる。

そして周囲を見渡し、彼女のほうを向いた時…


オレ達に、とてつもない脅威が迫っていることを悟った。


状況を補完してください!

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

「俺」は猫ですか?

NO なるほど、そういう風にも読めますね!

いいえ

轟音とは自然災害(雷など)によるものですか?

NO! ですがキーワード入ってます!!

猫は重要な登場人物ですか?

YESNO! ちなみに人じゃないけどね!(いうなれば重要キャラ?)

はい

「コチョコチョ」、「轟音」が太字ですが重要ですか? あと市場ゴーカイオーってなんぞw

YES! すべて重要です!(ゴーカイオーもね!)

いいえ

にゃんこは俺たちより強いですか?

NO まぁ、そもそも…ですけどね!

いいえ

轟音は空から聞こえてきましたか?

NO 「俺」はそう思ったんですが、実は違いました。

状況は現実的にありうるものですか?

かなりレアだけど、ありえます!

はい

「俺たち」は人間ですか?

YES! 文中の「オレ」「オレ達」は人間です!

オレタチは玩具ですか? 勿論子供の(〇〇ストーリー的な)

なるほど!いろいろ創造できそうなストーリーですね!ですがNO

いいえ

「俺たち」二人で一人の仮面ライダーですか?

NO バロム1? 仮面ライダーWとか?

いいえ

にゃんこは生き物の猫でしたか?

NO! そうではないのです! GJ!

轟音とは車の音ですか?   車車

車が3つで轟く轟音、ゴーオンジャー♪ …ではありません! NO

にゃんこはライオン(か、トラ?)の子供で、轟音は親動物の鳴き声ですか?

(゚д゚ ) Y…YEEES! ちなみに、その「轟音」もヒントになりますよ!?

はい

彼らは今動物園にいますか?

YES! ちょっと特殊な動物園ですが!

はい

場所は大事ですか?

YES! まぁ可能性はいくつかありますが、ここが一番しっくりくるでしょうね。

はい

グレイトキャットの子供を猫として可愛がってたら『ワシの仔になにさらすねん』と親御さん登場?

YES! ですが、「オレ」は「親」が姿を現す前に危険に気づいたんです。それはなぜ?

「カップルがライオンの子供と触れ合えるスペースでイチャイチャしてたら、それを子供が襲われると誤認したライオン親が激昂。ガシャーンと檻を壊して襲ってきた」←こんなシナリオでどうですか監督?

おおむねYES! ですが、問題文の最後なで、「親」は姿を現していません。それでも「オレ」は危険に気づきました。キッカケは?

はい

轟音→がおーんですか?

YES ですが、「オレ」は別のものと勘違いしました。それで空を見上げたのです。

核心雷音でライオンですな(゚ω゚)

YEEES! ぐはっ、乾杯やわ…。じゃ、あと「コチョコチョ」はわかりますかな?

いいえ

とりあえず『空』だと思う・・・鳥がいっせいに飛び立った?

NO 雷音と勘違いしました! ですが、空は晴天。 あれ?違うのか?と一瞬思ったのですが…

富士サファリ●ークってところに「ライオンの赤ちゃんと触れ合おう!」ってサービスがあるそうですがコチョコチョと関係ありますか?

YESNO 彼女は「その子」と触れ合ってたのは確か。ですが、ここは逆に「普通の猫」をコチョコチョしたときのことを考えてみてください!

はい

脅威が迫っていることに気付いたのは、彼女が戯れているのがライオンの子供だと気付いたからですか?

YES なんですが、その事に気づくきっかけがありました。彼女がコチョコチョすると、その子は…

ねこじゃないのにねこじゃらしでコチョコチョ?(゚ω゚)

YEEEES! そしたら、「その子」の反応は!?

ライオンの子供の喉をくすぐった?

YEEES! 喉です! そしたら!?

いいえ

鳴いたのは、轟音の正体は子ライオンでしたか?

NO さすがに子供なので! ですが、その代わり、猫みたいに…!!

はい

じゃれてるのを襲われてると親ライオンがかんちがい?

YES ですが、問題文までの記述にはその部分は入ってこないのです。親ライオンが出る前に、「オレ」はそのこがライオンだと気づくキッカケがあったのです

いいえ

尖すぎるキバが見えましたか?

NO 子供だから、かわいいもんです。猫にもキバあるしね

はい

子ライオンは鳴きましたか?

YES! 子猫のように…!

核心ごろごろいったのか!(゚ω゚)

YEES! 完璧! 結局、おいしいとこ全部もってっちゃったよこの方!

喉をごろごろ慣らしましたか?

YEES! 結婚…には2分遅かったですね!

いいえ

市場キーワードは「子供」で、さらにジャンルをおもちゃに絞りました?

NO ストレートに、おもちゃカテゴリの「ライオン」でした!

答え

俺は亀雄。海亀サファリパークの新入社員だ。とはいえ完全な新米ではなく、研修も終え、先日一人立ちしたところだ。
今日は、同じく新人の海子と一緒に、園内の点検をしていた。彼女が「運転したい」というので任せていたんだが…

…プスン。 「あれ?止まっちゃった。」 「…ガス欠じゃねーか!ちゃんと点検したのかよ!」 「あはは、忘れてたー」

笑いごっちゃない。当時は携帯電話もなかったし、車には無線もついてない。本部までまだ数km離れているはずだ。
(後日、これを反省材料に、全車両に無線と信号段が配備されたのだが。ちっ、遅せーよ)

「どうする…なんとか連絡を… って、なんで車降りてんの? ちょ、待てって!」 
「いーじゃん、数kmなら歩いて1~2時間で着くよ!途中で迎えに来てくれるかもしれないし」 「待…ええい!仕方ないな」

途中で猛獣に会わないかビクビクしながら歩いていると、早速近くの茂みから、小さな影が飛び出してきた。

「わーい! にゃんこだ! おいで!」

いや、場所的に考えて、猫じゃないだろ。  「おい!迂闊に近づくなよ! ったく、能天気だな」
「え?いいじゃん。 お空もいい天気だよ! うりゃ!コチョコチョ」 

いや、天気は関係ねーし。 ほら、喉くすぐってる場合じゃないだろ!…文句を言おうと口を開きかけた刹那。


辺りに、轟音が響き渡った。


雷か!? 思わず、空を見上げる。 だが、彼女の言うとおり、空は雲ひとつない晴天。 雷じゃないのか…?
原因を探すために周囲を見渡し、彼女のほうを向いた時…「その子」は”ゴロゴロ”と喉を鳴らしていることに気づく。

ゴロゴロ… 鳴る… 雷の音… 雷音…  …らいおん!?  まさに「青天の霹靂」のように、脳裏に真実が浮かぶ。
こ、この子、ライオンの子だ! じゃあ、さっきの轟音は…!

「おい!その子から離れろ! 早く!」  「え?」  「いいから早く!」

彼女を無理やり引っ張り、その子から離れると、ほどなくして茂みから2頭のライオンが現れた…つがいのようだ。
その子は2頭のライオンのところに行くと、甘えるように猫なで声を出した。…子供はかわいいんだけどな…。
親ライオンも、子供が側にいるからか、こちらを襲おうとはしなかった。やがて、茂みの中へ戻っていく…。

「ふう…寿命が縮んだぜ。…って、おい。何してんの?」  「にゃんこ、かわいー! し○じろうみたい!」

…し○じろうは、にゃんこじゃねー!!  …そしてまた轟音が鳴り響き、危機の到来を知らせる。

…今度は、雷音とは間違わなかった…。

—  その時、辺りに雷音が鳴り響いた (きのこさんが美味しいトコ全部持って行きましたー!) 

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