呪いの愛のプレゼント
そんなカメオでも、彼女のウミコは側にいた
ある日、カメオはウミコにプレゼントをする
ウミコは最初、今までの、どのプレゼントより一番喜んだが
その後、そのプレゼントをもらったのでカメオと結ばれることはないのだと悲しみ
ついには自殺してしまった
状況を説明してください
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
カメオはウミコへの愛情がありましたか?
解説ではYESですが、状況説明するうえでは関係ありません
カメオはニートの20代男性で成立しますか?
YES、問題なく成立します
カメオが会社勤めでも成立しますか?
YESかな、会社に勤めてても成立するでしょう
カメオとウミコ以外に重要キャラはいますか?
NO、この二人だけです
そのプレゼントにより血縁関係にある事が判明しましたか?
NOです
非現実要素はありますか?
YESですかね。人によってはNOと思う人もいるかもしれませんが、大半の人は非現実だと感じるでしょう。
カメオにはウミコと結ばれるつもりはありませんか?
YES/NOですが、状況説明には関係ありません
現代日本で成立しますか?
NOかな、6より非現実要素があるので
カメオは死にますか?
NO、死にません
プレゼントしたものとは実際に物として存在する無機物ですか?
NO!
プレゼントを貰って喜んだ後、すぐに、カメオと結ばれることはないのだと悲しみましたか?
NOかな、少し経ってからでした
ウミコ以外に人死にますか?
NO、死にません
自殺の方法は重要ですか?
NO、重要ではありません
カメオが喜怒哀楽の激しい感情豊かな男の場合は成立しますか?
YES,
この問題において、二人の間で誤解や勘違いがありましたか?
NO
結ばれるとは結婚するの意ですか?
YES
ウミコは生身の人間ですか?
NO!!!!
名字を貰いましたか?
NO
そもそも、ふたりは交際関係にありますか?
YES
名字をくれると言い出したので結婚してくれるのかと喜んだがよくよく聞いてみると養子にするとか言ってるので嫌になりましたか?
NOです。そういうことではありません
17ウミコはロボットですか?
YES!!!!!!!!!
ウミコは実体のある生物ですか?
21より「実体」YES、「生物」NO
ウミコはプレゼントをもらう前、自身が生身の人間でないことに気付いていましたか?
YES
法律上、カメオとウミコは結ばれませんか?
21よりYES
カメオは善かれと思ってあげましたか?
YESかな、少なくともウミコが悲しむことは予想していませんでした
24六法全書ですか?
NO
核心自我や自律思考のオプション機能をもらい、喜んだけど人とロボットという事実にも直面して(自殺もできてしまうようになってたので)そうなりましたか?
YES!!!!!!!!!正解です!!
カメオの左手の薬指を貰いましたか?
NOです、こわぃょ
婚姻届に注意書きでロボットとの婚姻は認められていませんますか?
YESかな、これもかなり正解に近いんですが、自殺した理由が入ってないので良質で。というかそんな注意書きあるんですか(知らない)
カメオは恋人の男ロボットを作ってあげましたか?
NO
答え
成績、能力共にトップクラスだった
しかし、コミュニケーションが苦手で
面接で精神を潰され、引き篭もってしまった
人間が嫌になったカメオ
そこで
恋人ロボット「Umi-co」を創り出し
二人で過ごすことにした
「カメオサン、オ茶デスヨ」
「…うん」
でも、何でも言う事を聞くのも、つまらないものだった
だからUmi-coに
感情を与えることにした
「…コれガ…かんジょう…ですか。」
「うん」
「ナる…なる…ほど!なんだか、ドキドキします!」
「…うん、うまくいってるね、よかった。うん。」
一人頷くカメオを見て
ウミコは勢い良くカメオの手を掴む
「うわっ」
「これが、人なんですね!私、カメオさんと同じになれたんですね!嬉しいです!今までで1番!」
「…そりゃ、今まで嬉しいなんて思わなかっただろうからね」
「もう、カメオさん、つまらない事を言わないで下さい!」
それからは、カメオも楽しかった
気が付けば、Umi-coがロボットだなんて、忘れてしまう程
部屋の中で色んなことをして遊んで
本当に、楽しい日々だった
そんな
ある日の夜
気が付くと、Umi-coが部屋にいなかった
カメオが探していると、一枚の置き手紙を見つける
『今まで、ありがとうございました』
一瞬で、ただ事ではないと悟った
猛烈に嫌な予感がした
カメオはマンションの部屋を飛び出し、探し回る
(どこだ…どこにいる!)
当てもなく階段を駆け上がり
屋上へ
ガチャ…
夜風が吹く中
"ウミコ"はいた
屋上のフェンスの向こう側に
「ウミ…コ…」
カメオの声に、ウミコは驚き振り返る
「カメオさん…」
「何、してるんだよ」
「…分かりませんか?」
分からないはずがなかった
こんな場所でやることなど、一つだと、カメオも知っていた
「何で、こんな…」
呆然とするカメオに、ウミコは向き直る
「私、感情を持てて、嬉しかったんです。本当に。」
「あぁ、これが、この不安定なものが、感情なんだ、って。本当に、人間になった…気でいました。」
「でも、気が付いてしまったんですよ。私はあなたとは結ばれないって。だって」
「…結局、私の体は、機械だから。」
滑らかに駆動する指を見つめ、ウミコは寂しく笑う
「そんなの…別に関係」
「ありますよ、だって」
「私は本当に、あなたを愛してしまったから」
「…!」
「私はあなたに、本当に幸せになって欲しいと、願ってしまったんです。」
「私と一緒に、あの部屋でずっといたら…あなたは本当の意味で、幸せにはなれない。」
ウミコは、諭すように、カメオにそう告げた
それでも、カメオは納得できなかった
「だからって…死ぬことは、無いじゃないか」
「…」
カメオの言葉に、ウミコは、少し俯いた
「一緒に、生きてたって…」
「カメオさんも、私を、愛してくれたからです」
「…え?」
「だって、そうじゃないですか?」
「カメオさんは、私を放って、他の女性を愛せますか?、仕事に、専念できますか?」
予想外の言葉に、カメオは、声が出なかった
同時に、それに反論する言葉も、持ち合わせていなかった
「…そう、だよ、愛してる。」
「…だからです。きっと私がいたら、カメオさんは、前に進めない。」
「…」
「それに何より」
「もう、辛いんです。本当に幸せにできないのに、本当の意味で結ばれないのに、側にいるのは。」
「嫌だ」
ガシャ、とフェンスを掴み、よじ登ろうとするカメオ
しかし
「クソ…登れない…」
「無理です。カメオさんの筋力で登れないことは、予め把握済みです。」
「嫌だ、嫌だよ!!」
ガシャガシャとフェンスを揺すりながら
触れられない、ウミコに、カメオは叫ぶ
「何で!何で!…君は、そんなに…平気で…」
「僕のことを愛してるなら!!」
「死にたくないくらい!!!一緒にいたいんじゃないのかよ!!!」
風が、吹く
静まりかえる、屋上
ゆっくりと、ウミコは口を開く
「…カメオさん、今まで、ありがとうございました」
「愛して、居ました。だから、お別れです。」
「約束、してください。立派なロボットエンジニアに、なるって」
「カメオさんは、きっと、優秀なロボットエンジニアに、なれますよ。私、信じてます。」
顔を上げる、ウミコ
まるで、本当の人間のように
泣き崩れそうな顔だった
その瞳は、真っ直ぐにカメオを見つめ
最後の言葉を、告げた
「だって、今もこんなに、寂しいですから」
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「リクルートスーツなんて、何年振りかな」
鏡の前で、ネクタイを締めるカメオ
今から、就職の面接だ
「…」
怖くないと言えば、嘘になる
また、苦しめられるのではと、今も恐れている
それでも
「…あいつとの約束、だからな。」
あの日失った彼女を、無駄にしない
その思いに勝る、苦しみは無いと、カメオは確信している
何よりも強い、決意
カメオの胸に
彼女の、愛のプレゼントが
ちゃんと届いていた
「じゃ、行ってくるから。」
ボロボロの機械の破片に挨拶し、カメオは力強く、外へ踏み出した
______________後に世界のロボット工学を牽引する企業[Umi-co]_______________
_________その初代社長、カメオのことを、この時はまだ、誰も知らない________
【まとめ】
ウミコはカメオの彼女として作られたロボット
ある日感情をプレゼントとして貰い
初めて、喜びという感情を示した
しかし、ロボットでは本当の意味でカメオと結ばれないことに悲しむようになり
彼女としていることが耐えられなくなった
結果、自分の運命を悲しみながら、命を絶つのだった
— 今朝作った出来立てスープ。よろしくどうぞ。
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