ウミガメのスープ

届かぬ思い

作者: くろべえ

私たちに食べるものは無く、空腹で一人、また一人と衰弱し、そして死んでいった。
何日か過ぎ、仲間のほとんどが死に、遂に彼と私の二人だけになってしまった、
その時、遂に助けが来た、
しかし私の死は目に見えて迫っており、助けは間に合いそうもなかった。

その時だった、彼は私を死なせないために犠牲となった、

彼は何をした?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

彼は空腹な私に食べられるために自殺しましたか?

no

いいえ

「犠牲になった」とは、彼が自ら死んだことを意味しますか?

NO

「私たち」がどこにいるのか、特定は必要ですか?

yesno? 無くてもいけますが難しいかも?

はい

私は助かりましたか?

yes

いいえ

カニバリますか?

no

はい

彼は人間ですか?

yes

はい

私は人間ですか?

yes

いいえ

その後も彼は生きていますか?

no

はい

「犠牲になった」とは、彼が「助け」に助けてもらえなかったことを意味しますか?

yes

はい

私に迫っていた 死の内容(死に方) は重要ですか?

YES

いいえ

彼は「助けが来るまでの時間をかせぐための行動」をしましたか?

NO

いいえ

登場する生物は私と彼だけですか?

no 一緒にいた仲間と救助隊がいます

いいえ

「私たち」は乗り物に乗っていますか?

no

いいえ

私は餓死寸前ですか?

NO

いいえ

助けに来た乗り物には1人しか乗れなかったので、彼はそこに残ることにしましたか?

no

彼は私を人質にしましたか?

yesno 人質ではありません、でも近い

いいえ

もし彼が既に死んでいて私1人だったとしたら、助かりませんでしたか?

NO

はい

仲間の死も餓死ではありませんね?

yes 餓死も以外も居ました

いいえ

私は病死寸前でしたか?

no

いいえ

非現実要素はありますか?

no

はい

現代日本で成立しますか?

yes

はい

「犠牲」の読みは「いけにえ」でなく「ぎせい」でいいですか?

yes w

はい

彼は何人もの人を殺したことがありますか?

YES

いいえ

彼と私は仲間ですか?

NO

はい

登場するのは人間だけですか?

yes

いいえ

彼は犯罪者で、私を助けるために私を「助け」のいるところに運び、彼は逮捕されましたか?

no

はい

私に迫っていた死は彼の手によるものですか?

YES

はい

救助隊はこちらを警戒していましたか?

yes

はい

私は彼に殺されそうになっていましたか?

YES

いいえ

彼は私を助けるつもりでしたか?

NO

はい

彼は私を殺そうとしましたか?

YES

はい

彼は結局殺されましたか?

YES

いいえ

彼は私を殺すのを諦め、結果私は助けられ、彼は逮捕されて死刑になりましたか?

NO 正解でもいいのですが大事な要素が違っているので不正解とします

はい

核心彼が私を殺そうとしたところで救助隊が現れ、彼を殺したので、私が助かりましたか?

YES 正解とします

いいえ

私も元々犯罪者だが、最後に彼が私を殺す振りをしたことによって人質と誤認され助かりましたか?

no

いいえ

彼は私を犯人に仕立て上げようとしましたか?

no

はい

「彼は私を死なせないために犠牲となった」とは、救助隊が、私を死なせないため、彼を犠牲にしたということですか?

YES

はい

つまり答えは、彼が私を殺そうとした、ですか?

YES

答え

私達は誘拐されていた、しかし犯人は、私が目的を尋ねると「何も要求するつもりはない」と言った。

一日目、犯人は私達を地下室に閉じ込めた。
地下室に家具は無く、ただ天井の電球の外されたソケットと拳ほどの小さな窓があるだけだった。
そして食料はあたえられなかった。

二日目、犯人が地下室に入ってきた、手には鞭を持ち、私達を見るとまるで玩具を貰った子供のように笑い、私達に降り下ろした。
そして私達は理解した、犯人に目的は無い、ただ私達を痛め付けたいだけの狂人なんだと。
そんな中、一人の少年が悲鳴ではない声を出した、
「僕はどうなっても構わないです、だっ、だから他の人にはっ、もう、て、手を出さないでください」
犯人はそれを見て笑い、少年にのみに鞭を当てるようになった、
最初は笑いながらだったが、少年が屈服しないところを見ると、つまらなそうに鞭を止め、地下室から出ていった。
今日も食料は与えられなかった。

三日目、はじめの頃は助けてと叫んでいた者も、今では空腹で声を出さなくなっていた。
私達は空腹を紛らわすために、お互いについて話し合った、あの時勇気を出したあの少年は亀岡と言う名前らしく、なんの取り柄もない自分が嫌いで、自分なんかよりは他人のためと、あの時行動したらしい。
小さな窓から日が上ってくるのが見えてくる頃、犯人はまたやって来た。
昨日と違って今日は鞭ではなく、ナイフを持っていた、
そして私達の目の前で、一人を殺した。

今日も食料は与えられなかった。

四日目、持病を抱えていた一人が起きなかった、亀岡が震えた声で"起きて"と叫ぶも、反応は無かった、もう手遅れだった。
日が上ってくるのが見えた時、犯人はナイフを持って入ってきたが、死体が増えたのを見ると汚く微笑み、何もせず帰っていった。



私達はその後も、毎日一人づつ殺されていった、餓死で死んだ者が居た日は何もせず、いなければ一人を痛め付けてから殺した。


いつしか12人いた仲間も、もう亀岡と私の二人になってしまった、今日必ずどちらかが殺される、私は日の出を待っていた。

日が上ってくるのが見えた時、犯人が扉を開けて入ってきた、

その瞬間、私は犯人に抱きつき、亀雄は犯人その隙に逃げ出した。


昨夜亀雄は作戦を思い付いた、それは一人が犠牲となる代わりにもう一人を逃がすと言う残酷な物だった。

亀雄はその作戦を私のために考えたようだったが、私はもちろん乗る気にはなれなかた、それに私にはもう逃げられる体力は無かったし、亀雄のほうが、まだ逃げ切れる可能性があったのだ。
数回口論したのち最終的に、逃げるのは亀雄になった。


犯人は直ぐに私を振りほどこうとした、しかし生きることを諦めた私は全力で犯人を離さなかった、
結局振りほどかれてしまったが彼を逃がす時間は稼げたと思った。
私を振りほどいた犯人は地下室の扉を閉め、奥に走っていった。


数時間後、犯人は帰ってきた、遂に私が殺されるのだ、私にはもうなんの拷問も耐える覚悟があった。

しかし今日犯人は私を殺さなかった。


犯人は地下室に入ってきて、笑いながらそれを見せてきた、

体のない亀雄の体を。



次の日、亀雄が殺され、遂に私と犯人である彼と2人になってしまった。
亀雄が殺された絶望で、自ら死のうとも思ったが、もう舌を噛む力すら無かった。
その時、小さな窓の向こうで、何かが動いたような気がした。


日が上ってくるのが見えた時、彼(犯人)は急いで地下室に入り内側から鍵を閉めた、
その時直後扉が強く叩かれ「開けろ!」と言う声が聞こえた、助けがやって来たのだ。

しかし私は喜べ無かった、助けは間に合いそうも無かった。
助けは鋼鉄の扉に阻まれていた、扉が開くまでの間に彼が私を殺す時間は十分にあった。

ナイフを揺らしながら彼は近づいてくる、そしてナイフを振り上げ……


パン!と乾いた音とともに地下室唯一の小さな窓が割れ、窓の前にいた彼の頭から血が飛び散った。


彼は私のために救出隊に撃たれ犠牲となった。


その数十秒後扉が開かれ、私は助け出された。


後日、この場所を通報した謎の少年の話を聞いた、
録音を聞いて直ぐに亀雄の声だと分かった、

亀雄は民家まで逃げ切ったのだ、しかし、救出まで間に合うように、その日の犯人を満足させるために、亀雄はわざと犯人に見つかったのだ。


涙が私の頬を静かに伝った。


※亀雄≠彼 彼=犯人
【短縮解説】
誘拐され、殺されそうになっていた私を助けるために、犯人の彼は、救出部隊によって殺された。
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