トリカゴの歌姫
昔から家が貧しく、学が無く目立った特徴もなかった少女ラテーネは、唯一誇れるものがあった。それは、人の心を揺さぶるほど美しい歌声である。
そんな歌姫ラテーネを、ラテラル国の王様が自分の物にしたいと買い取り、毎日歌を歌うように指示をした。ラテーネの持ち歌が無くなると、新しく楽譜や歌詞を提供し、練習をさせる。そして、歌えるようになったらまた歌わせる。そんな生活をさせていた。
王様は独占欲が強く、歌姫を侍女と自分以外に話し掛けさせず、部屋に閉じ込めていた。また、練習以外で勝手に歌うことを禁じていた。
さて、いつものように新しい楽譜や歌詞を渡し、ラテーネに練習するように指示をした王様。3日後にラテーネがその歌を完璧に歌って見せたところ、王様は激怒した。
いつもは褒めていたのに……一体何故?
そんな歌姫ラテーネを、ラテラル国の王様が自分の物にしたいと買い取り、毎日歌を歌うように指示をした。ラテーネの持ち歌が無くなると、新しく楽譜や歌詞を提供し、練習をさせる。そして、歌えるようになったらまた歌わせる。そんな生活をさせていた。
王様は独占欲が強く、歌姫を侍女と自分以外に話し掛けさせず、部屋に閉じ込めていた。また、練習以外で勝手に歌うことを禁じていた。
さて、いつものように新しい楽譜や歌詞を渡し、ラテーネに練習するように指示をした王様。3日後にラテーネがその歌を完璧に歌って見せたところ、王様は激怒した。
いつもは褒めていたのに……一体何故?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
はい
音痴が治っていても成立しますか?
YES! 成立します。
いいえ
イントネーションをちゃんと発音できたので誰か教えた人物がいますか?
NO! ですが……
はい
王様は、その特定の楽譜と歌詞でなければ激怒しませんでしたか?
YES! 重要!
はい
王様が怒ったのは、ラテーネが王様や侍女ではない人間とコンタクトを取ったと思ったからですか?
YES! その通り! GJ! 【超重要!】
はい
王様以外誰とも話せないはずなのに完璧に歌えるとはおかしいですか?
YES! ある意味では。
いいえ
その曲の特定は必要ですか?
NO
はい
★
核心ラテーナには読めない言語をきちんと発音しましたか?
YES! その通り!
はい
ラテーナは音符が完璧に理解できますか?
YES
はい
その曲を完璧に歌うには、3日前のラテーネにはない知識が必要でしたか?
YES! 重要!
いいえ
王様の誕生日ソングを歌うように言ったら誕生日の三日後に歌いましたか?
NO
いいえ
カナリアが歌っているのを聞いてラテーナはカナリアを手本として歌を練習し、王様はラテーナが他の人に教えてもらったと勘違いして怒りましたか?
NO
いいえ
学が無く漢字が読めないはずなのに誰かがルビを振っていましたか?
NO 楽譜に書いている歌詞は普通ひらがなだと思いますが……
答え
独占欲の強い王様は、常日頃からラテーネの動向を気にしていた。また、歌声はその日の調子により変わっているため、毎日聞くうちに歌姫がどのような気持ちで歌っているかを察することができるようになった。悲しい出来事があった時は辛そうに、うれしいことがあれば楽しそうに歌う。その気分を読み取り、王様は機嫌を取ったり、休養を与えたりしていた。
さて、最近のラテーネはいつも楽しそうに歌う。部屋に閉じ込められたままそれほど楽しいことなどないだろうに、何故だろう。王様は、それなりにラテーネの様子を見たり、使用人に様子をうかがったりしていた。
そうしたところ、一人の使用人の男がどうやらラテーネと会っているのではと疑い始めた。直接見たわけではないが、どうもラテーネとその使用人がすれ違う時は嬉しそうにしているのがきになった。
証拠をつかもうとしていたが、他の使用人からははっきりとした証言は取れず、いつ会っているのかも分からない。何とか証拠をつかもうと考えたところ、一つ妙案が思いついた。
それが、歌詞の一部に母国語以外の読めない言葉を使うことだった。歌姫は学ぶ機会が少なく、外国語はおろか一般教養もあまり身に付いていない。歌以外は本当にダメなのだ。一方、使用人の男は語学が堪能で頭がよい。もしも誰とも会わずに練習をしているなら、侍女や自分の所に聞きにくるはずだし、そうでなければ間違った読みをするはずだ。
しかし、ラテーネは侍女や王様に聞くことは無かった。しかも、完璧に歌い切った。つまり、使用人の男に教えてもらったことになる。使用人の男と接触していたことが、王様を怒らせたのだ。
「ラテーネよ、いつも通り見事な歌声だ。しかし、何故完璧に歌うことが出来たのだ?」
「そ、それは……」
「使用人の男に教えてもらった。違うか?」
「……」
「……まあいい。君のことは許そう。さて、あの男の処分を考えなければな」
「……! ま、待ってください、私のことはどのように処分してくださっても構いません、ですが……」
「そうはいかない。歌姫には近づいてはならない。これは彼も知っているはずなのだがねぇ……」
その後、使用人の男がどうなったのかは、誰も知らない。
要約:渡した歌詞にラテーネの知らない言葉が入っていたのに完璧に歌い切った。ということは、学がないラテーネや侍女以外の(接触を禁じている、その言葉がわかる)人間に教えてもらっていたということがわかったから
さて、最近のラテーネはいつも楽しそうに歌う。部屋に閉じ込められたままそれほど楽しいことなどないだろうに、何故だろう。王様は、それなりにラテーネの様子を見たり、使用人に様子をうかがったりしていた。
そうしたところ、一人の使用人の男がどうやらラテーネと会っているのではと疑い始めた。直接見たわけではないが、どうもラテーネとその使用人がすれ違う時は嬉しそうにしているのがきになった。
証拠をつかもうとしていたが、他の使用人からははっきりとした証言は取れず、いつ会っているのかも分からない。何とか証拠をつかもうと考えたところ、一つ妙案が思いついた。
それが、歌詞の一部に母国語以外の読めない言葉を使うことだった。歌姫は学ぶ機会が少なく、外国語はおろか一般教養もあまり身に付いていない。歌以外は本当にダメなのだ。一方、使用人の男は語学が堪能で頭がよい。もしも誰とも会わずに練習をしているなら、侍女や自分の所に聞きにくるはずだし、そうでなければ間違った読みをするはずだ。
しかし、ラテーネは侍女や王様に聞くことは無かった。しかも、完璧に歌い切った。つまり、使用人の男に教えてもらったことになる。使用人の男と接触していたことが、王様を怒らせたのだ。
「ラテーネよ、いつも通り見事な歌声だ。しかし、何故完璧に歌うことが出来たのだ?」
「そ、それは……」
「使用人の男に教えてもらった。違うか?」
「……」
「……まあいい。君のことは許そう。さて、あの男の処分を考えなければな」
「……! ま、待ってください、私のことはどのように処分してくださっても構いません、ですが……」
「そうはいかない。歌姫には近づいてはならない。これは彼も知っているはずなのだがねぇ……」
その後、使用人の男がどうなったのかは、誰も知らない。
要約:渡した歌詞にラテーネの知らない言葉が入っていたのに完璧に歌い切った。ということは、学がないラテーネや侍女以外の(接触を禁じている、その言葉がわかる)人間に教えてもらっていたということがわかったから
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