亀夫君問題

私立探偵「旭」〜祝い者〜

作者: 林檎の木


の名前は旭。
今日から探偵事務所を開いたの。

仕事初日に既に依頼が来ているわ!
こんな幸先の良いスタートも無いわね。

依頼人は10代の少年で、何でもお爺様が何者かに連れさらわれてしまったそうなの。
一緒に探して欲しいって言っているわ。

「警察には知らせるな」ですって。
人探しですもの人手は多い方がいぃわ、手伝ってくれないかしら?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

まずお爺様について詳しく教えてください。

サム「始めまして、僕はサムと言います。お爺様と2人で郊外に住んでいます。お爺様はとてもお優しい方です。趣味は散歩と読書をしながら紅茶をいただく事です。

旭さん、初めましてw 「警察には知らせるな」というメッセージはどうやって伝えられましたか?

どうやら、置き手紙があったようね…それで誘拐にもいち早く気づけたと…。

また、それ以外にメッセージは?

サム「王冠とカスミソウが描かれたメモが一緒にありました。」

お爺様の様子は最近変ではなかったですか?

サム「特に変わった所は有りませんでした。」

サム君、とてもしっかりした子ですね。やはりお家が裕福なのでしょうか?

サム「ありがとうございます。裕福ですか・・・私自身は両親を亡くし、お爺様に引き取って頂いただけです。お爺様との暮らしは比較的質素に暮らしていました。。」

王冠とカスミソウは何かの紋章なのでしょうか? 心当たりはありますか?

【王冠】単純に考えたら【王】や【宮殿】かしら。【カスミソウ】の花言葉は【清らかな心・無邪気】だったかしら。

サムさんに質問なんですが、お爺さんが財産を持っていたとかそういう事がなかったですか?

サム「昔は起業家でしたが、今は屋敷くらいしか残っていません。」

カスミソウを誕生花としているのは5/21らしいです。何か心当たりはありますか?

サム「5月21日ですか??えぇ〜と、特には・・・。」

花で作られた王冠をどこかで見た覚えはないですか?

花冠か。。。っ!ねぇ、これって場所を示しているんじゃなぃかしら?

それでは、早速図鑑のカスミソウのページを開いて下さい。そこに王冠が描かれていませんか?

サム「残念ながら王冠はありませんね。」 いぃえ、ちょっと待って。ココ!品種名にビッグベンって書いているわ。あそこはウィストミンスター宮殿だし、王冠ね。

このままでは、王の存在が 霞みそう ですか?

あははは、ダジャレね。いぃえ、今の所陛下のお力は絶大だわ。

図鑑そのものに、何か細工はありませんか?

サム「特に普通の図鑑のように思いますが。」

メモは本当にお爺様の書かれた物でしょうか?罠かもしれません。

・・・そうね、慎重に進めないといけないわね。取り敢えず、こちらの「警察に~」のメモは確実に犯人の物だと思うわ。

警察に知らせるなとは犯人の言葉ですか?

サム「お爺様は犯罪者に従うような方ではありません。とても清く正しい方です!」

タイトルからですが、お爺様のいなくなった日、または今後に何か祝い事などの大切な日はありますか?

そうね・・・10月は特に祝日も無いし・・・。 サム「お爺様のお誕生日でもありません。僕もしかり、です。」

では、ビッグ・ベンにレッツゴー! その前にトイレで大きいほうを…(ビッグ・ベンなだけに)

そうこなくっちゃ!じゃ、big benへ出発よ!!・・・って、えぇ!?

ないと思いますが、カスミソウに関係する紅茶とかありませんか?そちらの可能性はないでしょうか。

私の知る限りじゃ、カスミソウの紅茶は知らないわね。生茶とかなら出来るのかしら??

ビッグベンに何か手がかりは残されていませんか?

ウェストミンスター宮殿に着いたわ。 メッセンジャー「君がサムさん??」 サム「えっ?…はぃ。」 メッセンジャー「じゃぁコレお届けにあがりました。」 手紙??・・・と、懐中時計?? サム「これは、お爺様の懐中時計!!」

文字の変換ですかね・・・ってメッセンジャーさん!届け物はどんな人に頼まれたんですか!?

メッセンジャー「えぇ?えっと、シルクハットを目深に被った人だけど。駅で渡されて。」

最後の october four というのは、普通に10月4日のことなのでしょうか。この日付に心当たりはありませんか?

んん〜思いつかないわ。ハロウィンくらいかしら??

今日は何日でしたっけ?あと最初は「林檎」「警察」ってとこですかね。林檎の紅茶って美味しいですよね。

今日は10月27日よ。林檎は私も大好きだわ、"旭"も林檎の名前だし。でもこの文章おかしいわね・・・【林檎】なら a apple じゃなくて an apple

懐中時計の方は、おかしな点はありませんか?(時刻がずれているなど)

いぃえ、見た限りじゃおかしな所は無いけれど。

「44」って数字に心当たりは?マグナムとか。

サム「1時で止まっています。」

また、「44」って数字に心当たりは?マグナムとか。

big benに呼んだ事と関係がありそうよね。 サム「ウェストミンスター宮殿と、懐中時計?歌??」  時計!?・・・文字盤だわ!!!

1時で止まっている…? 暗号文やビッグベンのラテン文字を「一字おき」に読んでも…だめかな?

DMNSL・・・無理ね。

ビッグベンについて少し調べてみました。毎年夏時間と冬時間を切り替える際に「時計を止めて」メンテナンスをするのだそうです。関係あるでしょうか?

丁度10月30日がそのメンテナンスの日だわ!!という事はその日の何時の何処かにお爺様が!?

暗号文についてですが、ラテン語のアプローチで何とかなりませんか?

ラテン語の意味は "主よ我等がヴィクトリア女王に御加護を"だけれど・・・。

”breach white”だけ意味が取れないのだけど、文字はあっていますか?

breach whiteは直訳すれば、"白の違反"ね。そもそも最初の林檎からして違うけれど。

だとすればカンマの間の文字数でしょうか?1 5,1 6,2 2,3 1,4 1,4 2,5 3,6 5,7 4...関係ないのかな?

その数字を44文字に当てはめろって事かしら??

1-5,1-6,2-2,3-1,4-1,4-2,5-3,6-5,7-4  よくある変換法だと、これを50音順に当てはめて… (最初が子音、次の数が母音で6以上は濁音か小文字) お ぁ き さ た ち ぬ ほ め 無理か…じゃあ こ が し た な に ふ も ゑ やっぱり無理…

それは・・・極東の国の日本語ね。アルファベットは26文字しか無いし。

「偉大なる女王と共に」とありますが、この近くに、何か女王陛下を象徴する建築物などはありませんか?(王冠とカスミソウでビッグベンを導き出したように)

エリザベス女王の石像と、バッキンガム宮殿・・・女王が昔幽閉されていたロンドン塔。有名なのはそれくらいかしら??

暗号文は 2単語が9つ 計 62文字 文字盤は 1単語が7つ 計 44文字 うーん…

" 44文字が歌いだす。"っていったいどういう事かしら。

そういえば、ビッグベンの1時の鐘、ちゃんと鳴りました?(15分おきに鳴るそうですが)

文字盤の文も用いて考えるんじゃないかしら??

暗号を色々いじっていたら、いくつか単語が出来たんですが・・・「FREEMASON」「FORENAME」「FIVE NOTE」この中のどれかに心当たりはありますか?

FREEMASON・・・が引っかかるわね。偉大な女王。。。ココまで出てるのよ!!

単語毎に分けないで、単に文字数だけで考えると 6,7,4,4,5,6,8,11,11  これを44文字の文頭から数えた文字を抜き出すと ESIINEAAA …無理かー

残念だけれど違うわね。

音階(ドレミファソラシド)は関係ないかなぁ?

時計が止まる時は、鐘の音も止まるからメロディは関係無いような気もするけれど・・・。

偉大なる女王・・・エリザベス1世は在位が44年間だとか。44文字と関係あるんスかね・・・? ちなみに女王が亡くなったのは1603年3月24日。丁度その日に日本で江戸幕府が成立してます。すごい偶然っスねぇ。

そうね、すごい偶然よね。偉大なる女王は一概に誰とは言えないのが問題ね。。。待って、コレも歌動揺・・・単純変換なんじゃないかしら??

文字盤のほうは38文字ですね。メッセージは♪までコンマも含めて70字程度です。

文字数は文字盤の文にあてはめる為のヒントだと思うから、歌の文字数は特に重要では無いのではないかしら?

フリーメイソンは男性だけの組織らしいですが、歴史的に女王と関係したことはあったのでしょうか?

フリーメイソン自体が秘密結社という事らしいし。。。私では何とも。

フリーメイソンのメンバーの中に自由の女神像を彫った人がいるみたいっスけど・・・ 女神さまが女王って事なんスかね・・・?

女神はdogdessだし、違うんじゃないかしら。

10月30日は、誰かの誕生日だったりしない?

サム「知っている限りではいません。」私もよ。

ロンドンのグレート・クイーン・ストリートにあるパブ「フリーメーソンズ・タヴァーン」ではないですか?

コレは偶然と呼ぶには出来すぎているわね!!行ってみましょう!!!

答え

F
reemason hall
そのエントランスの真ん中に、身なりの良い初老の男性が立っていた。
およそお爺様の人物像とは被らないくらいの高級そうなスーツとハットを着こなしている。
犯人グループか・・・?

旭「見つけたわ!!」
男『やぁ、旭。待っていたよ。』

紳士がゆっくりとこちらを振り向く。

旭「ぉっ、お父様っ!何で、こんな所に!?」
男『君が1人ロンドンで探偵事務所を開きたいなんて心配でね、ついつい試して見たいと私がお願いしたのだよ。』
旭「・・・お願い?」
男『サム・・・いや、マッキントッシュ。』
サム「はい。」

男性の差し出した手にサム・・・マッキントッシュは吸い寄せられるように進みでた。

男『解決おめでとう、旭。お祝いといったら何だが、私からプレゼントだ。』

男性はマッキントッシュの背中を押しだした。
少年は利発そうな顔を真っ直ぐ旭に向け・・・

マック「今日から旭お嬢様の助手として働かせて頂きます。マッキントッシュと申します。・・・騙すような事をして大変申し訳ありませんお許し下さい。今日から宜しくお願い致します。」

旭「お父様・・・。」

旭は面食らい、片手をおでこにあてて空をあおいだ。

旭「・・・ふふっ・・・これから宜しくね、マック助手くん。」
マック「はい!」

— はじめまして助手くん。

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