ウミガメのスープ

臨終へ誘う珍獣

作者: YOUSUN

「ラテラル動物園で幻の珍獣の展示が始まった。」

このニュースは世界中で大きな話題となり、ラテラル動物園には大勢の客が訪れた。

ところが、ラテラル動物園でガラスの向こうの「ラテザウルス」の姿を見た人々が皆揃って自殺してしまったため、
展示はすぐさま中止になったのだという。

状況を説明して下さい


※元ネタあり

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

よく見ると『鏡』と書いていましたか?

NO

ラテザウルスが外側にいて人間が珍獣でしたか?

うっ・・・YES まとめてください

いいえ

自殺したのは動物園の客ですか?

NO

いいえ

ラテザウルスが幻の珍獣ですか?

NO

いいえ

お偉い研究者が本物の恐竜を見てあまりの違いに自分が今まで研究していた物が無駄になりましたか?

NO

いいえ

ジュラシックじゃぱりぱーくのようにガラスを破って恐竜が出歩きますか?

Now ジュラシックパークませんしケモフレません

はい

核心2 人間が珍獣とされる世界において、展示されていた人間が自殺したので展示が続行不能になりましたか?

YES!

いいえ

人間たちはここは地球だったのかと絶望して死にますか?

NO 猿の惑星ません(ですよね?)

はい

核心人間が死んだので展示が出来ませんか?

YES

答え

22世紀、人類は大きな過ちを犯す。
愚かな人類は、自分たちが起こした核戦争によって急激に数を減らした。
地球上は放射能によって汚染され、生命は絶えると思われた。

ところが。
人間の愚行に巻き込まれた他の生物たちは、その過酷な環境に適応できるよう急激に進化し、生き延びたのである。

その中で、特に凄まじい変化を遂げた動物がいた。トカゲである。
放射能に強い分厚い皮膚と大きな体、二足歩行の出来る脚、特殊な消化器官を手に入れたトカゲは、すぐに「百獣の王」の座に躍り出た。
しかも、進化したトカゲ、「ラテザウルス」は、人類に匹敵するほど大きな脳を持っていた。
その後トカゲ、改めラテザウルスがたどった道は、人類の歴史と驚くほど似通っていた。

そして、44世紀。
ラテザウルスたちは高度な電子文明を持っていた。地上にも地下にも鉄の塊が走り、誰もが手のひらサイズのタッチパネルを操る。
その様は、まさに21世紀の人類社会と同じだった。
そんな中、遙か昔に滅びたと考えられていた人類が、生きた状態で発見された。
とある探検家がとある洞窟で発見したらしく、人類はその洞窟で細々と命を受け継いできていたのだという。

その後の顛末はこうだ。
数千年前に人類が他の生物にやったように、ラテザウルスたちは人類の生き残りたちを「動物園」に放り込んだ。
一枚のガラスを隔ててラテザウルスたちの目の前に晒された人間達は、自分がただの見世物に成り下がってしまったことを悟り、
次々と舌をかみ切って命を絶った。

展示物を失った「人類展」は、その幕を閉じることとなった。

行き過ぎた科学技術の進歩がもたらす運命を、ラテザウルス達はまだ知るよしもない。

【要約】
ラテザウルスに支配された未来の地球で、絶滅したと思われていた幻の生物「人類」が発見された。
「人類」はラテザウルスたちの動物園に送られ見世物にされたが、その境遇に絶望した人間たちが自殺したため、
ラテラル動物園における「人類」の展示は中止となった。
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