ウミガメのスープ

レディースデーに対する考察

作者: 緋色

舞台は日本初のレディースデーが導入された当時の映画館。
レディースデーとは、毎週水曜日に大人1800円・学生1500円の映画料金が女性一律1100円となるものである。(金額は現在の価値に直している。)

さて、映画館はレディースデー導入後初の水曜日を迎えた。
もちろん営業後には、初日の売り上げや男女別の人数構成が調べられた。その結果、女性の構成比率が顕著に高まったことがわかったが、映画館サイドはこれに驚きの声をあげたという。

いったい何故だろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

女性の構成比率は変わらないと予想していましたか?

YES

いいえ

女性が増えたのでなく、男性が減ったことにより、女性比率が高まったからですか?

NO

はい

映画館サイドからすると予想外の結果でしたか?

YES

いいえ

子供連れの女性が増えると予想しましたか?

NO

いいえ

映画館の売り上げは落ちましたか?

NO

はい

男女で来ることを想定してたからですか?

YES まとめてください!

映画館は女性客が増えると予想していましたか?

YESNO ミスリード注意

現代日本で成立しますか?

YESNO ミスリード注意

はい

核心女性は男性同伴で来るだろうから、総数は増えても比率は変わらないだろうと思っていたところを、意外に女性だけの客が多くて驚きましたか?

YES! 正解です!

はい

核心映画館が主要なデート場所であった時代の為、女性優遇にすればカップルで来るから比率はさほど変わらないはずと予想した映画館は、女性のみの構成で来た組み合わせが多かったため予想と違うと思い驚きましたか?

YES! 正解!

映画館に来た女性の同伴者は重要ですか?

YES?NO?おそらくYES

いいえ

来場者数は他の日と一緒でしたか?

NO

答え

当時の価値観では、映画は「男女が2人でデートで利用する」ものであり、料金は男性が払うものであった。
つまり、もともとは名前と反しレディースデーとは、男性の負担を軽くするという男性に向けた施策だったのである。
そのため映画館サイドは、レディースデーには男女比の変わらない単純な顧客の増加を想定していた。
しかし、実際は女性の一人客や女性グループの増加を引き起こした。レディースデーは女性の一人客、または女性のみの団体という新しいターゲットを予定外に見出したのである。

現在では女性の1人客など当然で疑いもしないが、様々な価値観は歴史の中で構成されたものであることを認識するとともに、まっさらな状態から批判的に現実を見る姿勢は重要だと述べて、締めさせていただく。
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