それとも……実はナゾの方をお求めでした?
それでしたら、以前警部と追ったある事件についてお話ししましょう。
ある恐ろしい道具のお話です。
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ある工場に忍び込んだ男。
彼は工場で生産されたばかりの『道具』を盗み出した。
それはあまりにも分厚かった。
分厚く、重く、しかし触れれば切れそうに真新しい。
これひとつでも一人の命を奪うことは容易そうだった。
道中妨害にもあったが、男は『道具』を突き付け黙らせた。
そして軽トラックに獲物を詰め込んで、男は逃げて行った。
男が盗んだ『道具』とは一体なんだろう?
【ウミガメ】【闇スープ】

分厚い凶器。難易度は下。

道具は調理器具ですか?

NO 調理器具ではありませんでした。

刃がついた道具ですか?

NO 刃が付いた道具ではありませんでした・

分厚く、重く…それはまるでひとつの鉄の塊ですか?

NO 竜殺しではありませんでした。

それとも、ガラスや瀬戸物系ですか?

NO 硝子や瀬戸物系ではありませんでした。

仮にこれで命を奪う場合、撲殺となりますか?

NO 直接命を奪うことはできませんでした。[編集済] [良い質問]

軽トラックに詰め込んだ獲物とその道具は別物ですか?

NO 軽トラックに詰め込んだ獲物と道具は同一のものでした。

これで命を奪う場合、複数必要になりますか?

YES 『道具』は複数必要でした。というより実はこの道具は工場で生産され保管される際、複数を一組にまとめていました。『道具』=複数の何かをまとめたもの、でした。 [良い質問]

男は人間ですか?

YES 男は人間でした。人間だったからこそ盗みを働いたのでした。

万札の札束ですか?

YES 盗み出したのは万札の札束でした。 [正解]
男が忍び込んだのは国立印刷局。
そこで生産されたのはもちろん、紙幣。
千枚束にされた万札を盗みに盗んだのでした。
途中で警備員に見つかったりしたのですが、お金を握らせて黙らせました。
なにせ一束一千万円。三束あれば世界一のお医者を雇えますね。
人の命も吹き消せれば、目撃者を黙らせることも簡単でした。
それだけあれば仲間に引き込むこともできたでしょうね。
そうして男は見事盗み出したのですが……。
その後無事に逃げ切れたかは、また別のお話ですね。
しかしそんな大金を盗んでも何に使うんでしょうね。
ぼくですか?
そうですね………おもちゃでも、買いますかね。
ふふふ………。
それでは、またお会いできるといいですね。