ウミガメのスープ

理不尽な怒り

作者: さかえともみ

とあるイベントに売り手として参加した人が、手伝いの人に以下のメモを渡した。

「A26 新刊 ノベルティ 前回の本」

手伝いの人はその通りに行動したが怒られてしまった。なぜだろうか。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

手伝いの人は売り手が欲しい物を購入して売り手に渡しましたか?

No

いいえ

手伝いの人は本を購入した人にノベルティとして前回の本を渡しましたか?

No!そういう手伝いじゃないんです。

はい

手伝いの人は何か勘違いしていましたか?

Yes!

はい

イベントは同人誌即売会で成立しますか?

Yes!ていうか同人誌即売会です!!(やばいスナイプされそう)

はい

A26はサークルの場所ですか?

Yes!!

はい

手伝いの人はお使いを頼まれましたか?

Yes!

はい

手伝いの人は、売り手の人が欲しかった本とは異なる本を購入してしまいましたか?

Yes!!

はい

メモの内容はA26の新刊とノベルティと前回の本を買ってきてくれという指示でしたか?

Yes!ですが…

いいえ

売り手の人は手伝いの人に「A26の場所のサークルが出した新刊、ノベルティ、前回の本を買ってきて欲しい」と思ったのに、「A26」というイベントの新刊を買ってきましたか?

No

いいえ

ノベルティだけしか貰ってきませんでしたか?

No

いいえ

A26の場所で本を販売していたサークルは一つだけですか?

No!!

いいえ

A26という名前のサークルがありましたか?

No

はい

核心11より A26では二つ以上のサークルが本を販売していたので、手伝いの人は売り手の人が欲しかった本とは別の本を購入してきてしまい、怒られましたか?

Yes!!

はい

核心A26の場所では複数のサークルが本を売っており、手伝いの人は売り手が欲しかった本ではなく、別の本を買ってきてしまいましたか?

Yes

答え

場所は同人誌即売会。様々なジャンルの本が入り交じるこの場所は、机半分が1スペースというのが基本だ。1スペースしか取得していないサークルは、別のサークルと同じ机を共有することになる。
スペースを区別する際、机ごとに“A01”“A02”といった文字が付与され、更に机内で“a”“b”と分けられる。
この場では、同じ机を使っていても“a”と“b”が全くの別ジャンルを扱っていることは珍しくない。今回もそれに当てはまったのだ。

「あんたさ、これA26bの本って分かってる?」
「…はい」
「あのね、私たちのCジャンルはA26aまでなの。あんたもCジャンルの人間なら分かるでしょ? だからさ、A26での買い物を頼まれたら、A26aに行かない?」
「…行きます」
「私、A26bからが扱ってるDジャンルって大嫌いなんだよね。だから、あんたが間違って買ってきたDジャンルの本どうにかしろ!!(`・Д・´)」
「きゃー! ごめんなさいいいぃぃぃ(> <)」

こうして、手伝いの人もとい買い子さん(同人誌即売会で買い物して回る人)は、売り手のサークル主さんに怒られてしまったのだった。

— 分かる人には一瞬で分かる問題

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