ウミガメのスープ

非リア脱出ゲーム

作者: az

今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケルが、ゼミの懇親会に出席した。宴の席、タケルは向かいに座った女子・キヨミちゃんに一目惚れ。懇親会の間ずっと話しかけ続け、せっせとアプローチに勤しんだ。その甲斐あってか、懇親会終了後、タケルはキヨミちゃんと二人きりでカラオケに行くことに。

ガッツポーズしたい気持ちをこらえつつ、キヨミちゃんを連れてカラオケボックスに入店したタケル。だが、意気揚々と受付を済ませさぁ部屋に行こうと振り返ると、さっきまでいたはずのキヨミちゃんがいない。どうやら帰ってしまったらしい。

仕方なく、三時間ひとりでスピッツを歌って帰ったタケルだったが、さて、キヨミちゃんは何故、勝手に帰ってしまったのだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

キヨミちゃんは酔っていましたか?

重要ではありません

はい

キヨミちゃんが帰ったのはタケルに幻滅したからですか?

Yesとしますが、幻滅、とは少し意味合いが違うかも?

いいえ

すべてはタケルの夢でしたか?

Noww

いいえ

キヨミちゃんの酔いがさめましたか?

No

はい

キヨミちゃんは、タケルと一緒に居たくなくて帰ったのですか?

Yes

はい

タケルは結構歳がいってるおじさんですか?

Yes!

いいえ

非現実要素はありますか?

No

いいえ

キヨミちゃんは用事があって帰りましたか?

No

いきものがかりの曲を聴いて帰りたくなったからですか?

かえりたーくなーったよぉーーーません。

はい

キヨミちゃんには打算がありましたか?

Yes

はい

キヨミちゃんには打算がありましたか?

Yes

いいえ

タケルがキヨミちゃんに「懇親会の間中ずっと話しかけ」ていたことは重要ですか?

No

いいえ

キヨミちゃんは成仏しましたか?

Noww

キヨミちゃんじゃなくても誰でも帰りましたか?

キヨミちゃんと同じことを考えていれば。

はい

キヨミちゃんは大学生ですか?

Yes

受付中のタケルのふるまいが原因ですか?

ある意味Yes

いいえ

タケルがクーポン券を出したので、ケチだと思って幻滅しましたか?

No

いいえ

見かけが結構若いタケルだが、実年齢が30を超えていることがキヨミちゃんにバレ、逃げられてしまいましたか?

No 見た目からしておっさんです。

いいえ

タケルには妻がいましたか?

No

はい

二人が行ったのはカラオケもできるスナックなどではなく、純粋なカラオケボックスですか?

Yes

核心学割のために学生証をだしたタケルに、先生じゃなくて学生だったのかよ!じゃあいいわってなりましたか?

その通り!

核心キヨミちゃんはタケルのことを教職員だと思っておりとり入るために仲良くしていたが学生だとわかれば用などないですか?

完璧! 手加減してくださいよもう。

いいえ

タケルは大学の教員ですか?

No

いいえ

キヨミちゃんは女性のいるカラオケスナックに行きたかったからですか?

No

いいえ

キヨミちゃんはお金目当てでタケルについて行きましたか?

No

はい

カメオがおっさんなのに歳に合わない行いをしたことが原因ですか?

Yes

核心キヨミちゃんは、タケルを教授だと思っていて、礼を尽くさなければ……と思っていたのだけど、タケルが学生証を見せ、学割でカラオケボックスに入ろうとしたので、こんなオッサンに用はねえと逃げてしまいましたか?

要素が合っているので正解とします!

核心キヨミちゃんはタケルを教授と思って仲良くすると単位が取れやすくなると思って近づいたが、身分証でタケルが学生証をだしたので、学生なら用はないと帰ったのですか?

正解!

答え

今年こそ恋人をと意気込む、彼女いない歴21年の大学生・三浦タケル、55歳。脱サラして大学に入り直した、いわゆるシニア学生だ。30代の頃に付き合っていた女性と別れて以来、恋人のいない日々が続いている。せっかく大学に入ったんだから、若い女子大生でも捕まえられれば……と、この男、いい年してろくなことは考えていない。

そんなタケルが、ゼミの懇親会に出席。タケルの向かいに座った清楚な見た目ながら中身は不良学生の高橋キヨミは、目の前のオッサンを新しく着任した教授かなにかだと思った。下心丸出しでやたらと話しかけてくるタケルに内心苛立ちながら、キヨミは「このオッサンにうまく取り入れば、試験問題を横流ししてもらったり、成績を甘くつけてもらえたりするんじゃなかろうか」と、ろくでもないことを考えていた。

そんなわけで、タケルの誘いに応じ、カラオケに行くことになったキヨミ。自分に気があるらしい彼をたらし込むことが出来れば、今年の単位は安泰だーーニヤニヤ笑いを抑えながらカラオケボックスに入店したキヨミだったが……

「学生料金でお願いします!」

受付で手続きをするタケルのそんな言葉に、彼女は目を剥いた。彼が提示しているのは紛れもなく、自分が持つものと同じ学生証。ここに来てようやく、キヨミは三浦タケルが教授かなにかではなくただの学生なのだと気づいた。

(飲み会のときも、イマイチ話が噛み合わない気がしてたけど、そういうことだったのか……)

ただの学生とわかった以上、オッサンに用はない。キヨミは特にタケルに言葉をかけることもなく、舌打ちしながらさっさと店を出たのだった。後に彼女は留年した。



【要約】
キヨミは50代のタケルを見た目から教授だと考え、教授と親密になっておけば後々いいことがあると思い誘いに応じたが、カラオケ入店時に彼が学生であることが判明し、目論見が外れて興味を失ったから。
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