イマジナリーダイアリー
そこには架空のキャラクターに関する設定が事細かに書かれていた。
父親は、我が息子のふがいなさを嘆いた。
いったい何故だろうか?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
父親の職業は重要ですか?
NO
息子は中二病ですか?
NO!
息子のふがいなさとは、漫画に関するふがいなさですか?
NO!
ルーズリーフに書かれていたキャラクターは息子のオリジナルキャラでしたか?
YES!
ルーズリーフの設定は息子が書きましたか?
YES
息子は成人していますか?
YES!
息子は成人していますか?
YES!
恋愛要素はありますか?
NO
ルーズリーフではなく、チラシの裏に書いていても成立しますか?
YESですが、あまりチラシの裏に書くような内容ではないかと思われます
何故こいつはマンガ家の命とも言えるネタ帳を誰にでも閲覧できる状態にしているのか?
NO
漫画のために作られたキャラクターですか?
NO!!
2 親が中二病ですか?
NOw 成人しているので、中二ではないよーという意味の良質でした
設定は重要ですか?
YES? ある程度は
漫画家志望ではなく、小説家志望でも成立しますか?
YES
息子が、息子自身のなんか輝かしい未来みたいな設定を書いてて悲しいですか?
NO! 未来について書いてはいませんでした
漫画家志望のくせに絵ではなく文章ばっかり書いていることを不甲斐ないと思いましたか?
NO
仕事にも行かず毎日引きこもって漫画の設定を考えているからですか?
NO!
ヒロインが父親の好みではなかったからですか!?
NO それは親のエゴってやつや
息子のネット上のペルソナ設定を見て、現実逃避がやばいと感じましたか?
NO
息子はすでに漫画家なのにそれを忘れて漫画家を目指しているのでふがいなさを感じましたか?
NO
息子には3歳の子供がいて落書き帳に描かれたパパに対し辛口編集長並みのダメ出しをしていますか?
NO それはパパのエゴってやつや
自分のまだ見ぬ未来のお嫁さんの設定ですか?
NO! 15参照
成人しているのに部屋にこもって下手くそな漫画を描いている息子に不甲斐なさを感じましたか?
NO!
ルーズリーフが部屋の中のどの位置にあったかは重要ですか?
NO 多分机の上とかでしょう
父親は「架空のキャラクターに関する設定」だと認識したうえでふがいないと思いましたか?
YES!
マンガの内容に躍動感が無くキャラがただ設定を説明しているだけになっているので息子の才能のなさにしょんぼりしますか?
NO 漫画自体はそれほど重要じゃありません
息子がもう中年なのに結婚もしないで理想の女性像について事細かく書いていたので、こんな理想だけ高いから結婚できないんだとふがいなく思っていますか?
NO! 中年までは言ってないです。まだ若い!
父親は勘違いをしていますか?
NO
核心履歴書をめっちゃ盛ってましたか?
YES!!!! 正解!!!!
キャラにモデルがいるかどうかは重要ですか?
YESNO? モデルというのかな
昔息子が学校で書いた「将来の自分」のイラストが、もはや架空と言っていいほど現実離れしたものになってしまいましたか?
NO ですが、現実離れしていたというのはYES
息子が成人しているのに子供の頃の思い出をもとにしたキャラを描いているので、「過去にばっかり囚われやがって」と不甲斐なく思いましたか?
NO
架空のヒーローが、息子がモデルの悪役をやっつける話で、面白かったので感情移入しすぎてふがいない悪役だと嘆きましたか?
NO
息子には結婚願望はありますか?
重要ではありません
核心就職活動の面接で話す嘘エピソードの設定をまとめてますか?
!!!!正解!!!!
息子が人形とおままごとをしていても成立しますか?
NO まあそれはそれでふがいないですがw
架空のキャラクターの性別は重要ですか?
YES! 男です
架空のキャラクターは息子の実体験を元にしたものですか?
YESNO!! 一部もとにしている部分はあるかもしれません
息子は既婚者なのに自分の理想の女の子キャラの設定ばかり練っているのを見て不甲斐なく思いましたか?
NO
息子は仕事に就いていますか?
NO!
いまの自分が強くなって、俺マンみたいなのに変身して悪をやっつけたり美女をはべらせる話が書いてありましたか?
NO
息子がネット上での自分のキャラ設定を事細かに設定しているのを知り、息子本人と似ても似つかない人物像を演じている事をふがいなく思いましたか?
NO
漫画家を目指していることは重要ですか?
NO
29より まとめると、履歴書をめっちゃ盛ってたんですか?
人のFA真似して悲しくないの?
だいたいサークルの部長とかバイトリーダーとかゼミ長とか長期留学とかしちゃってますか?
そうなんすよ~~~~~
答え
就職活動の時期が迫り、やぶれかぶれでコンテストに応募してみるもあえなく撃沈、夢をあきらめるという決断に至った。
とはいえ生産性のない大学生活を送ってきた息子に対して現実はひどく厳しい。
エントリーシートを書こうにも学生時代に頑張ったこと、リーダーシップを発揮した経験など皆無。
自己分析をしてみた結果、自分を必要としている企業などないのではないかという結論に至った。
そこで息子は自らの経歴を偽装することにした。偽装というよりは創作である。
大学時代はテニスサークルの副代表を務めリーダーシップを発揮。
長期休暇を利用してオーストラリアへ留学に行き、ボランティアに従事。
自分とは別物の新しい人格を創り上げ、それを自らの記憶に刷り込もうとしたのだ。
そんなふうにボロが出ないように設定を事細かに書いていたルーズリーフを見た父親は、「やはり息子は私に似たのだ」と嘆いた。
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