ウミガメのスープ

過ちを犯した少年

作者: 恵礫

僕の顔から血の気が引いた。
たった一つ、たった一つの差なのだ。
それでも、過ちを犯さなかった友人と、犯した僕の間には、結果的にどれほどの差ができるのだろう。
考えたくない……。
過ちを消して塗りつぶすことができさえすれば……。


一体なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

核心マークシートのマークミスしましたか?

yes!

答え

今日は学校のマーク模試。
いつもきちんと勉強しているので、それほど悩まず解くことができた。
問題数が多く、あまり見直しの時間を取ることができなかったが。
……できなかったのだ……。
回収の為後方から回答用紙が回されてくる。
後ろの席の友人の答案に、自分のものを重ねた時、僕の顔から血の気が引いた。
……友人の答案は、問題番号57番までマークしてある。
僕のものは56番……。
前の席の子に用紙を渡す手が震える。
記憶を辿る。
問題は確か……57番まであった。そして僕はそれを最後まで解いて、マークした。
……つまり……どこか途中の回答が抜けていて、そこから先が……ズレ……。
「……どうした?なんか顔色悪いぞ」
「……訳を……話すから……僕を懇切丁寧に慰める準備をしながら聞いて……」
「ハ?」

— 一瞬でスナイプされる図

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