ウミガメのスープ

欠陥ラブレター

作者: tosh

少女はクラスの男子に恋文を出すことにした。

さて恋文の作成に際してなのだが、この男子は普段から、美しい字を書く女性が素敵だと公言していた。

そこで、少女はクラスの誰よりも字が美しい友人に代筆を頼み恋文を完成させたのだが

最後の仕上げの恋文の差出人名を記入せずに男子の下駄箱に投函したのだという。

恋を実らせるために、友人を使ってまで入念に作り上げたというのに一体なぜ名前を書かなかったのだろうか。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

忘れてましたか?

no あえて記入しませんでした。

はい

その友人の性別は重要ですか?

yes

核心文字がキレイな子とその男子をくっつけるためですか?

ひぇ…

いいえ

男39人、少女1人のクラスなので書かずともわかりましたか?

no

はい

登場するのは少女、男子、友人の3人ですか?

yes

いいえ

少女はその男の子と付き合い体ですか?

no

答え

男子は普段からクラス1美しい字を書く友人が素敵だと公言していた。

そして言われる友人もそんな男子を憎からず思っていたのだが、なにぶんこの二人はどちらも奥手であり、なかなか関係が進展しなかった。

それに業を煮やした女は友人に恋文の代筆を頼むことであたかも友人が作ったかのような恋文を作成し

男子に届けることで、男子と友人の関係を深めようとした。

普段から友人の字を褒めている男子であれば差出人名が無くとも筆跡で友人が書いたものだろうと看破するだろうし

自分の恋文という体で代筆を頼んでいるため友人の名前を書いてもらうわけにもいかず、少女が書こうにも筆跡が急に変わることは不自然だったため

宛先人未記入で下駄箱に入れたのである。

しかし、この少女の行動はかなりおせっかいであるので場合によってはかなり怒られそうである。
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