『Ms.リード中尉の敗走』
辺りに立ち込める硝煙の匂いと敵兵の足音。
銃弾飛び交う中で、血を流すMs.リード中尉が敵兵におわれながら辛くも生をつないだのは
敵兵の足が予想以上に早かったからだという。
なぜ?
銃弾飛び交う中で、血を流すMs.リード中尉が敵兵におわれながら辛くも生をつないだのは
敵兵の足が予想以上に早かったからだという。
なぜ?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
いいえ
敵兵は腐りますか?
NOw ミスです
いいえ
敵ゾンビが腐っていて臭うのでその位置が分かりやすく、逃げ道を簡単に確保できましたか?
NO ごめんなさいヒント参照 腐りません(詫び良質)
はい
★
核心敵兵に負われて匿われますか?
YES!! 正解です!!
はい
★
核心おわれながら→追われながら つまり敵兵に背負ってもらって逃げたんですね?
YES!! 正解です!!
はい
足が速いは移動速度が速いという意味ですか?
YES
はい
★
核心敵兵に背負われたリードさんは、敵兵の足が速かったので、治療が間に合って命は取り止めましたか?
YES!! 完璧です!!
答え
軍国主義を謳う各国の行き過ぎた主張はついに交わることなく、その時を迎えた。
第二次水平戦争(ラテラルウォー)。
Ms.リード中尉の所属する小国、ウミガメ国もまた戦火の渦中へと巻き込まれていた。
「中尉、お願いだ。この手紙をオレの家族に」
「何を弱気なことを言ってるの。あなたが死んだら私は……一人になってしまう」
戦況は最悪。アルカーノ局地戦の主力部隊である第三大隊はすでに壊滅。
Ms.リード中尉属する小隊の生存者も――彼女、ただ一人を残すのみとなった。
「カメオ、ウミオ、カメタ、ツルミ……みんな、みんないなくなった」
Ms.リード中尉のもとに残されたのはわずかな銃弾ばかり。
食料は尽き果て、あとは死を待つのみ。
「どうせ死ぬのなら……」
彼女は銃を背に掛けると、胸にいつも提げている『お守り』を握りしめた。
~~~~~~~~~~~
「……」
私は体中を走る痛みで目が覚める。
まるで意識に靄がかかっているよう。
視界もはっきりしない。景色が揺れる……?
そう、揺れているのだ。最初は地震かと思ったがどうやら違う。
傷ついた体が発する熱とは別に確かな――人間の温かさが伝わってきていた。
「? 気づいたのか」
「!?」
ようやくはっきりする意識。目の前にあるのは――敵国兵の被るヘルメット。
とっさに体を緊張させる、が。体はぼろ雑巾のようにびくともしなかった。
「なっ、ああ!!」
頭の中を駆け巡る疑問符。そして迫りくる死の恐怖。
さっき玉砕を誓ったばかりなのに。この期に及んでなお私は生にしがみつくのか?
「あんまり動かないで。走りづらいから……大丈夫。君を死なせはしない」
「ああ……えっ?」
私を負う『彼』の言に私の意識はより一層混乱する。
この言、真実なわけがない。けれど、だとしたらどうして嘘をつく?
そんな混乱を余所に、彼は歩を進める。
気づけば辺りからは銃声の音は消え、不気味なまでの静けさが広がっている。
「これを」
彼は後ろ手に『何か』を私に握らせる。
「!」
それは『お守り』。私が持つそれと色違いの、世界にたった二つだけの。
全てがつながる。全てにつながる。
お守りが示すものは――家族の縁。
「お兄さん!?」
兄は静かにすべてを語る。
自分が戦争により生き別れた兄であること。
敵国として戦争に参加した事。
爆撃で崩れた廃屋から、お守りを手にした私を見つけたこと。
私を助けた兄は近くに転がっていた敵兵の遺体から服を剥ぎ、私に着せたこと。
そして、これからは受傷のショックで記憶を失った敵国――アルカーノの一兵士として暮らしていくこと。
私は兄とアルカーノの衛生兵の手により命をつなぎ留め、所属不明の兵士として兄の元で生活することになったのだった。
要約解説
傷を負い、敵兵に負われて救助されたMs.リード中尉は、
敵兵の足が速かったお蔭で治療が間に合い助かったのだ。
TO BE CONTINUE
第二次水平戦争(ラテラルウォー)。
Ms.リード中尉の所属する小国、ウミガメ国もまた戦火の渦中へと巻き込まれていた。
「中尉、お願いだ。この手紙をオレの家族に」
「何を弱気なことを言ってるの。あなたが死んだら私は……一人になってしまう」
戦況は最悪。アルカーノ局地戦の主力部隊である第三大隊はすでに壊滅。
Ms.リード中尉属する小隊の生存者も――彼女、ただ一人を残すのみとなった。
「カメオ、ウミオ、カメタ、ツルミ……みんな、みんないなくなった」
Ms.リード中尉のもとに残されたのはわずかな銃弾ばかり。
食料は尽き果て、あとは死を待つのみ。
「どうせ死ぬのなら……」
彼女は銃を背に掛けると、胸にいつも提げている『お守り』を握りしめた。
~~~~~~~~~~~
「……」
私は体中を走る痛みで目が覚める。
まるで意識に靄がかかっているよう。
視界もはっきりしない。景色が揺れる……?
そう、揺れているのだ。最初は地震かと思ったがどうやら違う。
傷ついた体が発する熱とは別に確かな――人間の温かさが伝わってきていた。
「? 気づいたのか」
「!?」
ようやくはっきりする意識。目の前にあるのは――敵国兵の被るヘルメット。
とっさに体を緊張させる、が。体はぼろ雑巾のようにびくともしなかった。
「なっ、ああ!!」
頭の中を駆け巡る疑問符。そして迫りくる死の恐怖。
さっき玉砕を誓ったばかりなのに。この期に及んでなお私は生にしがみつくのか?
「あんまり動かないで。走りづらいから……大丈夫。君を死なせはしない」
「ああ……えっ?」
私を負う『彼』の言に私の意識はより一層混乱する。
この言、真実なわけがない。けれど、だとしたらどうして嘘をつく?
そんな混乱を余所に、彼は歩を進める。
気づけば辺りからは銃声の音は消え、不気味なまでの静けさが広がっている。
「これを」
彼は後ろ手に『何か』を私に握らせる。
「!」
それは『お守り』。私が持つそれと色違いの、世界にたった二つだけの。
全てがつながる。全てにつながる。
お守りが示すものは――家族の縁。
「お兄さん!?」
兄は静かにすべてを語る。
自分が戦争により生き別れた兄であること。
敵国として戦争に参加した事。
爆撃で崩れた廃屋から、お守りを手にした私を見つけたこと。
私を助けた兄は近くに転がっていた敵兵の遺体から服を剥ぎ、私に着せたこと。
そして、これからは受傷のショックで記憶を失った敵国――アルカーノの一兵士として暮らしていくこと。
私は兄とアルカーノの衛生兵の手により命をつなぎ留め、所属不明の兵士として兄の元で生活することになったのだった。
要約解説
傷を負い、敵兵に負われて救助されたMs.リード中尉は、
敵兵の足が速かったお蔭で治療が間に合い助かったのだ。
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