ウミガメのスープ

【ラテクエ9】従順な彼女

作者: unlimited

夏祭り当日、浴衣を着て行くと言った彼女は洋服を着てきた。

一体何故?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

登場するのは語り手と彼女だけですか?

YES!

はい

ワンパターンな質問ですが、登場人物は彼女と語り手以外にいますか?

YES!しかしミスリード注意!

はい

彼女は洋服を着たくて着ましたか?

YESでしょう。

いいえ

洋服を着ていったのは彼女がそうしたかったからですか?

NO! 浴衣に欠陥その他もろもろはありません。

はい

重要なのは二人ですか?

YES!

いいえ

動物は関係しますか?

NO!

いいえ

浴衣に一目見て分かる異変はありますか?

NO! 彼女は別に当日浴衣を着ていっても問題はなかったんです。

いいえ

浴衣に異常があったのですか?

NOです^^

いいえ

死人は出ていますか?

NO! 全く物騒な話ではございません。

ファンタジー・オカルト・その他非現実的要素ありますか?

おそらくはYES! しかしオカルトはNO!

いいえ

彼女に異変はありましたか?

NO!

メカは関係しますか?

ついに来たか…YES!

いいえ

彼女の守護霊は重要ですか?

NO!

いいえ

彼女は洋服を脱げませんでしたか?

NO!

彼女、語り手のどちらかはロボットですか?

これは…NO!

いいえ

彼女「見て見てー、これ一発で浴衣に変わる服なのー」ですか?

NO! 至って普通の洋服です。

いいえ

彼女の職業は重要ですか?

NOですね、おそらく。

いいえ

彼女は義足でしたか

NO/関係ありません。

いいえ

登場するのは彼女、語り手、ロボですか?

NO!

いいえ

彼女は何らかの理由でいけなくなって、代わりに彼女そっくりのロボットが夏祭りにいきましたか?

NO! ちょっとヒント出しますよ。

核心語り手はギャルゲーをしている男ですか?

これは…ギャルゲーじゃないけど正解ですね。諸事情であと少ししたら解説行きます。

いいえ

未来から来た狸・・・基猫型ロボットは関係ありますか?

NOです!

いいえ

そもそもロボットますか?

NOです!

いいえ

メカとはロボットのことですか?

NOです^^

メイドロボとデートにいくお話ですね。完全にわかりました(・ω・)

ギャルゲーの主人公だとメイドロボ確定なんですか??

フラグ立ったけど、気を抜いて彼女をほっといたら洋服で来られて振られたんですね?

それはいやだΣ NOw

相手は二次元ですか・・・(´・ω・`)サビシイヤツメ・・・

別に実話じゃないから関係ないもんねw

アイゼンさんがギャルゲーについて詳しい件(・ω・)

そんなの嘘ですw ところでギャルゲーとはどこからを言うのですか?

ロボだと思ってた人他に居ますか?

メカ=ロボになると思わずにYESにしてしまったんですよねー。

リアルの方が良いのに……フラれたら二次元へ逃げ(ry

リアルに希望をなくして二次元に希望を見出すのです^^

ノ メイドロボうは~(≧▽≦) 思いました >29

ロボだと思ってた人、けっこういるみたいですね。

ギャルゲーは複数いる攻略対象の女の子のうちの一人を落とすゲームだと思ってます

なるほど、恋愛シミュレーションとギャルゲーの境が難しいですね。

答え

「ねぇねぇ、明日の夏祭り、何着て来て欲しい?^^」

「やっぱり、夏祭りと言ったら浴衣だよね~」

壬夫堂TSiに向かって話しかける僕。もちろん変態ではない。いや、断言は出来ないけど。

僕が今やっているのは大人気恋愛シミュレーションゲーム、「こいたす!」である。

ゲーム内の時間は現実世界と連動している。え、ラブプ○ス?そんなものはこの世界には存在しないよ。

やっぱり夏祭りには浴衣なので、僕は「浴衣」を選択する。

「分かった、それじゃ浴衣着てくるね?楽しみにしててよ^^」

今から明日がとても楽しみである。もう一度言うが、私は変態ではない。

そして次の日、僕は心変わりしていた。だって、夏祭りに浴衣なんて安直過ぎるじゃないか。

だから僕は彼女に洋服を着てきてもらうことにした。

現実にこんな事を言い出そうものなら、

「はぁ?あんたが浴衣って言うから昨日浴衣買ってきちゃったつーのに、今更何言うんじゃボケ。どタマかち割ったろかい!」

となる所(※これは語り手の誇大妄想です)だが、

所詮これはゲームだからシステム変更で一発だ。便宜上電話をかけるということになっている。

「もしもし、今日の花火大会だけど、やっぱり洋服で着てもらえないかな?」

「良いよ、分かった^^ じゃあまた夜ね!」

ゲームって都合の良い世界だよね。だからやめられないんだけど。




※おまけ※
最高の思い出

夏祭り当日、浴衣を着て行くと言った彼女は洋服を着てきた。

一体何故?





彼女の変わり果てた姿を前に、僕は立ち尽くした。

僕の名前は神彅 悟。その日、僕は幼馴染みの唐沢 悠葵と買い物をしていた。

「この浴衣、似合うと良いなぁ。」
「似合うよ、きっと。…家まで送ろうか?」
「ありがとう、でも心配しないで。私なら大丈夫だから^^ それじゃ、明日の花火大会、この浴衣着ていくから、楽しみにしててよね♪」

それからまもなくの事だ、僕がけたたましい救急車のサイレンの音を聞いたのは。

家に帰った僕は、救急車のサイレンが家の近くで止まったのを聞き、現場へ向かった。
そこで見たのは、微笑みと苦痛を一緒に顔に浮かべた、悠葵の姿だった。乾ききらない頬を伝った涙が、輝いていた。

家に帰って僕は、ひたすらふさぎこんでいた。そして、思い出した。

僕の家系は代々霊力が強く、祖母は霊媒師をしていたらしい。
時々幽霊の声を聞いたり、家族写真がよく心霊写真になったりと、僕は気味が悪くて、そんな血筋が嫌だった。そんな僕の家には、ある言い伝えがあった。

『死んだ誰かの事を強く想って、会いたいと念じれば、1時間だけ、その人の姿を蘇らせる事ができる』、と。

そんな事は、今まではつゆも信じちゃいなかった。だって、そんな有り得ない事が起こる筈がない。
でも、今は違う。悠葵にもう一度会えたら…そんな気持ちが、僕の猜疑心を軽く打ち砕いた。

花火大会の夜、僕は『力』を使って悠葵を呼び出した。

花火大会が始まる。

「花火、きれいだよね。…ごめんね?こんな事になっちゃって。私、悔しいよ。自分のことが。」
愁いを帯びた表情で呟く姿に、僕は言葉が出なかった。

「あはは、こんなこと、言ってもしょうがないよね。本当に、ごめん。」
そんな言葉を聞くと、何故僕はあのまま家まで送っていかなかったのだろうと、後悔の念が湧く。

「あのね、私ずっと、悟くんの事が――」

ドーン。ひときわ大きな花火が大空に咲いた。きっとこれが、最後の一発だ。

「どうかした?」
「ううん、何でもないの。一番良い所なのに、見逃しちゃった、てへぺろ(・ω<)」
「へんなやつw」「ひどいなぁ、もうw」

そんなこともあったりして、帰り道。もうそろそろ、1時間経ってしまう。

「今日は本当、楽しかった^^ 心残りが、一つ解消されたよw」
「そうだね、僕もまだ、このまま別れたくないよ。」
「分かるよ。でも、またきっと会えるよね?私達、ずっと一緒、だよね…?」
「うん、きっと会える。ずっと…一緒だ。」

「ねぇねぇ、目、瞑ってよ?」

「え…?いいよ。」
僕は目を瞑った。

刹那、左の頬に触れる、柔らかな感触。びっくりして、僕は目を開けた。

でも、悠葵の姿は、もうどこにもなかった。

溢れる涙を拭うのも忘れて、僕は泣きあかした。

— いや、実話じゃないっすよ?素で。

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