不条理なこのセカイ 7 ~我はそう思う!~
は彼らの思いを伝えたかった。
だから、彼は死ぬまで彼らに馬鹿にされても動じず、馬鹿を演じることを苦としなかった。
一体何が起きたのだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
男は彼らの思いを伝える為、馬鹿を演じていましたか?
YES!!
1行目の『彼ら』は2行目の『彼ら』と同じ人物たちですか?
YES!!
男は死にましたか?
NO
誰に伝えたかったのかは重要ですか?
NO です。大切な人と言っておきます。
登場するのは人間だけですか?
YES!!
彼らは死にましたか?
YES ですが、全員ではありません。
思いを伝える方法は重要ですか?
YES!!
彼らは動物ですか?
NO
彼らは何か作っていましたか?
YES!! ミスリード注意。
伝える方法に道具は使いますか?
YES!!
彼らは文字を作っていましたか?
YES かな?作るというよりは書いた、という意味です。
時代背景は重要ですか?
YES!!!
彼らの職業は物書きでしたか?
NO
男は尻文字をしたのですか?
NOww
縄文や、弥生あたりですか?
NO
江戸時代ですか?
NO
時代は別として、日本国内でも成り立ちうることですか?
YES しかし、海外のほうがわかりやすいです。あくまで場所がですが。
ヒエログリフですか?
NO
甲骨文字ですか?
NO
想いを伝えた人は一人ですか?
NO!! ミスリード注意。
結局思いは伝わりましたか?
YES!
最終的に彼らの思いは伝わりましたか?
同じくYES!
彼らは世間から迫害されていましたか?
NO! むしろ世間体的には英雄でした。
平安時代ですか?
NO
マヤ文明ですか?
NO
中世ヨーロッパのような世界観ですか?
NO
彼らは神様?
NO
戦後ですか?
NO! 惜しい!
6000人の命のビザですか?
NO
戦時中ですか?
YES!!
文字を書いたというのは説明書みたいなものを書いたのですか?
NO
男は彼らから見ると外国人でしたか?
NO
男は手紙を書きましたか?
NO!! 男がではありません。
戦前ですか?
NO
馬鹿を演じるという行為は高いリスクを持つものでしたか?
NO!!
彼らとは兵隊さん?
YES!!!
彼らは手紙を書きましたか?
YES!!
男は郵便配達員ですか?
NO
彼らの書いた手紙は確実に郵送されるはずでしたか?
NO!!
男はカメラマン?
NO
ビンに手紙を入れて海に投げまくった?
NO
男が手紙を届けましたか?
NO!! 男は運ぶ仕事はしていませんでした。
男の仕事は重要ですか?
YES!!
男は手紙をチェックしていましたか?
YES!!!
手紙をタイムカプセルのように埋めましたか?
NO
男は兵隊たちの似顔絵を描きましたか?
NO
検閲官ですか?
YES!!!!
検閲するけど、思いを届ける為にわざとスルーしてましたか?
YES/NO!! 周りから見たら、問題無い検閲でした。
戦争中なので負けて死ぬかもしれないなどという文面は送るわけにいかなかったが、あえて見逃しましたか?
NO!! 文面にはそんなことは書かれていなかったのです。
明らかに引っかかるだろうと思われる手紙も通したので、馬鹿にされましたか?
NO!! あくまで馬鹿にしたのは彼らだけでした。
「見なかった事にしよう」ですか?
YES! 確かに、見なかったことにしようでした。
手紙を通るように書き換えましたか?
NO 不許可→廃棄でした。
「この戦争が終わったら結婚しよう」という文面でしたか?
NO!! 文面上ではありませんでした。
色んな受け取り方ができる文面のやつだけを通しましたか?
NO!!
いったん検閲で外したふりをして、ゴミをあさってこっそり戻していましたか?
NO
「電話したい」ですか?
NO
手紙に細工しましたか?
YES!! 彼らの中にはそんな人もいました。それに・・・。
男に何かを頼む文面でしたか?
NO
手紙と一緒に指輪を入れましたか?
NO
検閲を通してもらえるよう、わいろを渡しましたか?
NO
文面の内容を暗記して直接伝えに行っていましたか?
NO
手紙はちゃんと検閲を通りましたか?
YES! 念のためほかの人が検閲しましたが問題なかったようです。
男が手紙に細工をしましたか?
NO
検閲ではじかれないように暗号を書きましたか?
YES!! じゃあ、まとめてください!
他愛のない内容に見せかけた暗号の手紙を書き、それを通しましたか?
YES!!!! とりあえず、重要な部分は出たので、解説行きます!
答え
そこで彼は手紙の検閲の仕事を任されていた。
当時の情報統制は厳しく、不適切だとされた手紙は相手のもとに届くことはない。
相手に素直な気持ちを伝えたくとも、伝えられるのは虚構の気持ちだけ。
素直な思いも伝えることもできないなんて・・・。
男はこの仕事を快く思っていなかった。兵士たちからも、嫌われていた。
ある日、男は変な手紙を見つける。
書いてある内容は問題ない。しかし、文面が少し不自然だった。
いったい何だろう?
男はその手紙を念入りに調べていった。・・・文章には暗号が隠されていた。
これを書いた兵士は何とか努力して、大切な人に本当の気持ちを伝えたかったのだろう。
検閲にかかったら、すぐにでも破棄されてしまうような内容の・・・。
「私はこの戦争で死んでしまうだろう。しかし・・・」
男は暗号を一通り読み終えると、それを元に戻し、その手紙に許可を与えた。
気づかなかったことにしよう。普通に読んでいる分には絶対に気づくことはないだろうし、2度目の検閲で通るかどうかだ。
手紙とは、相手に自分の心を伝えるものだ。本当は私たちがそれを邪魔することなんて許されないことのはずなんだ・・・。
それからも、工夫を凝らして本当のメッセージを隠す手紙が次々と検閲にかけられてきた。
あぶり出し、筆圧・・・。男は一つ一つその仕掛けを見破っていったが、戦況に影響を与えると判断されたもの以外すべてを無視した。
おそらく、私は兵士たちの間では節穴とでも呼ばれているのだろう。だがそんなこと関係ない。この思いを伝えられるのなら馬鹿だってなんだって演じてやるさ・・・。
それから、戦争が終わっても男はこの件に関して一切口外しなかった。どこかで、誰かがあの手紙の話をしているのだろう。
だが問題ない。人々を少しでも幸せにできた。それだけで満足だ。
男は亡くなるまで誰にも真相をしゃべらなかった。
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
💬 参加者チャット
まだ発言はありません。
この問題、気に入りましたか?
📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)