漆黒
それを作った若い女は、「美味しいかい?」と訊いた。
「美味しいよ」と答えた彼女は、その後死んでしまった。
彼女たちに何があったのだろうか。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
死因は重要ですか?
いいえ。
死因は他殺ですか?
はい!
訊いたから死んだのですか?
いいえ。死んだのは答えた方です
晩ご飯は本当に美味しかったですか?
はい!
犯人は、食べた彼女が美味しいよと言ったことに対して不満を持ちましたか?
いいえ。
殺したのは料理を作った若い女でしたか?
はい!!
料理の特定は重要ですか?
はい! 大まかな種類の特定は必要です
死因は、その美味しかった=食べた料理ですか?
いいえ。
麺類ですか?
いいえ。
料理を作った若い女には、食べた女に対して、明確なる殺意はありましたか?
はい!!
「美味しいかい?」と訊いたことは、殺害するかどうかの判断材料となりましたか?
いいえ。 どんな返答でも殺すつもりでした
若い女と食べた女の関係は重要ですか?
はい!!
晩御飯から、殺害に至るまでの間に、一時間以上、間は空いていましたか?
いいえ。
妻と夫の不倫相手ですか?
いいえ。
兄弟ですか?
いいえ。
殺害に使用した凶器は、本来なら料理に使う物でしたか?
はい。凶器は何でもいいですが、包丁にしました
凶器は重要ですか?
いいえ。
晩御飯である。その時間帯が重要だったりしますか?
いいえ。朝でも昼でも夜食でもいいです
食べたものに何か問題はありましたか?
yes,no! 多分問題あります
食べた女と若い女は家族でしたか?
いいえ。
肉料理ですか?
はい!!
美味しいよと答えた女はの年齢は関係ありますか?
いいえ。
食べたお肉は人肉だったりしますか?
はい!!
肉は人肉でしたか?
はい!!
食べた女は、苦手を克服するのが得意?
いいえ。
彼女は結局料理されましたか?
いいえ。死体は放置プ(ryです
お肉を一口でも口にすれば殺そうと思っていましたか?
いいえ。食べなかったら無理やり食わせればいいだけです
若い女は、過去に、自分がしたことと、同じことを食べた女にされたことがある?
はい!!
食べさせるのは殺すための儀式ですか?
いいえ。単なる……げふん
単なる復習ですか?
はい!
食べた肉は、二人の知り合いのものですか?
はい!! 片方はよく知ってる人物です
食べた女も、業を背負っていたのですね。
いいえ!
誰かの肉を食べさせられたことのある女が、同じことを今回死んだ女にしたという流れであってますか?
いいえ! 若い女は肉を食べれませんでした!
どちらかの親の肉ですか?
いいえ。
今回の料理人は、自分の愛していた人間ではないもの、つまりペットの肉を喰わされたことがある?
いいえ。料理人は肉を食べれません。しかしそれ以外はおしいです!
戦争関係ありますか?
いいえ。
ペットを調理されたから、仕返しにその女が愛する人を殺して料理した?
非常に近いです!
今回の料理人は、目の前に、誰かのペットの肉が料理に出されたことがあり、その肉を調理した料理人はそれをペットだと思っていなかった……!?
いいえ。
学校で飼っていた鶏ですか?
いいえ。
ペットにするつもりだった動物を先に捕まえられて、それを調理されたから、仕返しにその女が愛する人を殺して料理し、食べさせたあとにその人も殺した?
先に捕まえられて~から先はyes!
ペットはビクテぃ二ですか?
いいえ。師範じゃありません
若い女が食べさせられそうになったのは動物の肉ですか?
いいえ。彼女は肉を食べないのではなく、食べられないんです
もしかして、過去に料理に出された動物って、カラスのことですか?
いいえ。確かに黒いですが……
食べられないと知って捨てたから仕返しにその女が愛する人を殺して料理し、食べさせたあとにその人も殺した?
いいえ。
料理を食べた女に……歯はありますか?
はい。食べさせた女にも歯はあります
料理を食べた女に……胃はありますか?
はい。どっちの女も欠けている部分はありません。
若い女が食べさせられそうになったのは、一般的に食べられるものですか?
いいえ。ちなみに食べさせられそうになってません
若い女は、小学生・中学生・高校生のうちのどれかですか?
いいえ。
若い女の職業は重要ですか?
いいえ。無職です
ペットを食べられちゃったから仕返しに以下略ですか?
おしいです! ペットではありません
若い女が育てていた植物ですか?
いいえ。
核心家族を食べられたのですか?
はい!!
もしかして、今回の殺人事件……八つ当たりですか?
いいえ。復讐です
女は人間ですか?
いいえ!! この質問ktkr
ファンタジーの要素ありますか?
はい!!
女は熊さんですか?
いいえ。
料理を食べたほうの女は……データの世界の住人ですね?
いいえw ファンタジーってよりSFだw
女は鬼ですか?
いいえ。
女は鬼婆ですか?
いいえ。 これは結婚なのか?
女はネコババですか?
いいえ。
もしかして、『呪い』が関係ありますか?
いいえ。
女はネコに関係した存在ですか?
いいえ。ですが可愛らしいです^^
狼女ですか?
いいえ。可愛いんですかね?
人魚ですか?
いいえ。確かに可愛い…… 人から離れて下さい!
女は人の形をしていますか?
いいえ! 問題文の女は人間に変身してますが
鳥類ですか?
いいえ! しかし……
女には羽がある?
いいえ!
女は飛べますか?
いいえ!
魚類ですか?
いいえ。
女は私ですか?(´・ω・`)
いいえ。あこさん、まさか人間じゃ……
核心うさぎさん?(´;ω;`)
はい!!! 解説いきます^^
答え
私の坊やは何処へ行った
夜の闇に悲しげな歌が響く。
歌う主は闇を歩きながら、先ほどまでのことを思い出していた。
彼女はつい数分前まで、とある家で晩御飯を作っていた。
肉を柔らかく煮込んだシチュー。冷える今夜にぴったりの晩御飯だった。
それを美味しそうに食べる女に、彼女はこう訊いた。
「美味しいかい?」
女は答えた。
「美味しいよ。とっても美味しいよ」
女の笑顔を見て、彼女も笑った。
しかし、彼女の笑みは女のような純粋なものではなく、顔を歪めたような笑みだった。
「美味しかったかい?」
彼女はもう一度訊いた。
女は首を傾げて、「美味しかったよ?」と答える。
「美味しかったかい、そんなに美味しかったかい。私の坊やは」
「え?」
「そんなに美味しかったんだね……あんたの坊やは!」
彼女は台所に行き、何かを持ってきた。
それを見て女は悲鳴をあげた。彼女の手には、女の息子の首があった。
彼女が台所から持ってきたのはそれだけではなかった。
女に向かって振り下ろされる包丁。それは確実に女の心臓を捕らえた。
霞む視界の中で女は、宙に舞う黒い羽根と、黒い羽を見た。
夜の闇の中に女の姿はなかった。
代わりに、闇の中を跳ねる影。
いないと知りつつ、坊やを捜す、哀しき一羽の黒兎。
歌う者は誰もいないのに、哀しげな歌声はずっと闇に響いていた。
うたわないうさぎはだれのため
うたううさぎは――
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