ウミガメのスープ

見つめ合うと素直に【ラテクエ66リサ】

作者: ツォン


朝僕は掃除をしている女性と挨拶をする。詳しく言うと、女性は目を合わせないのだが、僕が一方的に会釈をしているだけである。
僕と女性が初めて目を合わせたとき、女性はボロボロに泣き出した。
何故?

【ラテクエ66選考会 相須 楽斗さんの作品】

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

女性は僕の事を知っていましたか?

イエス

女性は僕の事を知っていましたか?

出来れば質問に変えて欲しかったのです(´・ω・`)

僕と女性以外に重要な登場人物はいますか?

ノーです。

泣き出したのは嬉しさからですか?

イエス!

僕は女性に特別な感情を抱いていますか?

イエス!

津波は関係ありますか?

ノーです。

女性と僕は過去に何か関わりがありましたか?

イエス、というか長い間互いに知ってはいます。

僕と女性に大きな年齢差はありますか?

ノーです。同世代と思ってください。

女性は目を手術しましたか?

ノーです

女性は僕を暫く見ていませんでしたか?

ノー、見てはいます。が、会話はしていません。

僕に急激な容姿の変化はありましたか?

ノーです。容姿が変化するとしたら、2人とも緩やかにですね。

僕は年をとてちきましたか?

イエス(歳を取ってきましたか?ですよね?)

10 11 二人ともお年寄りですか?

問題文時点ではイエス!70歳前後と思ってください。

文通から始めましたか?

ノーです

勘違いしているキャラはいますか?

ノーです

誰か死にますか?

ノーです

認知症は関係ありますか?

ノーです。

お葬式での出来事ですか?

ノーです

死んだ旦那に生き写しでしたか?

重要ではありません

彼女は心からの笑顔ですか?

イエス!

その国では結婚できるのが男性は66歳以上、女性は68歳以上からですか?

ノーですが、結婚重要だったりします。

101回目でようやくプロポーズが成功しましたか?

ノーです。

21 離婚は関係ありますか?

ノーです

彼女は囚われの身ですか?

ノーです。

やっとベルリンの壁が崩壊しましたか?

ノーです。

職業は重要ですか?

イエス!

彼女はようやくプロポーズを受け入れましたか?

ようやく…という言葉を使うとしたら彼女に対してではないですね。プロポーズを受け入れた、はイエス!

男は彼女にいままで恋愛感情がありましたか?

イエスですが、それまで打ち明けなかった理由があります。

彼は吸血鬼なので魅了の瞳がありますか?

ノーです。非現実要素はありません。

彼女の職業は医療関係ですか?

ノーです。

記憶喪失は関係ありますか?

ノーです

やっと結婚がかなうからですか?

イエスですが、28の要素を補足いただきたいです。

彼女の夫が最近亡くなりましたか?

ノーです

男は犯罪を犯しましたか?

ノーです

挨拶をする場所は重要ですか?

イエス、職場のビル内です。

彼女はシンデレラですか?

ノーです。

舞台は刑務所ですか?

ノーです

27より、僕の方がようやくプロポーズをしましたか?

イエス、その理由を当てて欲しいのです

また魔法使いさんの仕業ですか?

ノーですw

彼女の夫が亡くなったので求婚GOますか?

ノーです

前までは「目を合わせたくてもできない状況」でしたか?

イエスノー、あわせようと思えばあわせられましたが、僕のほうが控えていました。

身分差があったのですがフランス革命が起きて四民平等になりましたか?

ノーです。そういう身分ではないのですが…

彼の事業が成功し、やっと彼女を妻に迎える準備ができましたか?

惜しい、「僕の状況が変わるので」、ようやく彼女を妻に迎えられました。離婚以外の理由で。

ヒントより、僕の立場は彼女の立場より上ですか?

イエス!

女子高生とつきあっていた教師の(´ω`)。彼女が卒業したのでプロポーズますか?

ノー、だから2人とも70歳ぐらいだってばw

私はリタイアしますか?

めちゃくちゃ惜しいノーです。

現代日本で成立しますか?

イエスですね。

核心彼は引退しましたか?

イエス!この問題はまとめ不要なのです!

男はクビになりましたか?

ノーです

男は企業の社長ですか?

イエス!

僕は婿養子で会社社長。会社を止めて好きな女性に求婚しましたか?

とっておもおしいw

答え


女はいつも、決まった時間に決まった順番でこの社屋を掃除している。

僕も決まった時間に社に入るようにしているため、必ず彼女と出会う。

彼女の仕事ぶりに心底惚れている僕は、邪魔にならないように声もかけず会釈するだけにしていた。

しかしある日、この会社を去ることに決めた。

僕は彼女に、仕事を妨げることを承知で声をかけた。

「少しいいかい、ウミエさん。」

「はい、どうしました?」

パリッとした作業服。
見る人の心さえも清潔にするといわんばかりの、美しい身なり、所作。

そのすべてに僕は心からの感謝を告げた。

「この社の創始者として礼を言わせてください。45年間、僕と、僕の会社をきれいにしてくれてありがとうございました。」

「…会長、コチラこそ、私のようなものをずっとお使いくださり、ありがとうございます。ご退任、お疲れ様でした。」

「お互い今は独り身で、それぞれ後釜も出来たことですし、どうですか?一緒に余生を過ごすというのは。」

「おばあちゃんを…泣かせないで下さいな。」

「僕だってジジイだ。だが、還暦を過ぎて10年、二週目の人生の初恋をしたっていいとおもうんですがね、僕じゃ嫌ですか?」

「いいえ、よろしくお願いいたします。」

朝5時47分。

朝焼けに光る彼女の涙は、彼女が磨き上げた社屋よりも、美しかった。
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