少年が泣く訳
今回もちょっと手伝ってほしい。
後輩が初めて一人で仕事してたんだ。
依頼は何度かある仕事。所謂「子守」とか「ベビーシッター」ってやつだな。
で、今回の相手、ショウタくんが泣き出しちゃって……・。
原因がわからないってヘルプ入ってさ。一緒に解決してくれないかな?
(皆さんの声はオト以外には聞こえてない設定ですがあまり重要ではありません)
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
まずショウタくんのプロフィールをお願いします
シ「等手ショウタ。5さい」
オトさんの後輩が子守をしているのですね?
そうだぜ。新入社員なんだけどな
オトさん、今どこにいるんですか?
ショウタくんちに後輩と三人で。
お困りならばすぐに静かにさせるのですよ( °Д°)
!?いや、まて、皆は俺のチカラ(過去作参照)で聞こえてるだけだから!いや、じゃなくても手荒な真似はちょっと!
魔子さん!?
し、知り合いなのか?
ショウタくんは怪我とかしてないですか?
してないよ。
ショウタ君にどうして泣いているのか聞いてみてください
シ「だってその人……」
ちょっとショウタくんに聞いてみてください「なんで泣いてるの~?」って
シ「だってぇ…」 どうやら後輩を見ているぞ 何かしたのか?
玉ねぎを切る時はゴーグルをつけるのですよ
いや、料理とかはしていなかったはずだ
変なおじさんとかいなかったですか?
シ「ううん」
ショウタ君は動物の赤ちゃんじゃないのかな?
いや、どうみても人間だ。
じゃあ後輩さんに聞いてみてください「何かやったのか?」って
「何にもしてませんよ!強いて言うなら自己紹介しただけですよ!それだけで泣かれるとか…私、むいてないんじゃないですか」
後輩君の名前やプロフィールの紹介をお願いします。
に「はーい!どうもこんにちは!便利屋BGのニューフェイス!にんじんくんって呼んでくださいね!…って、オトさんにやっても意味なくないですか…」
周りに何かありませんか?おもちゃとかなんでもいいから
んー。まあ、彼のおもちゃとかあるけど。それで気をしずめても、原因がわからんことにはな
ショウタくんは何か好きなものとかありますか~?
シ「おかーさんのつくるごはん」
悪役っぽい名前なので改名しちゃうのです
に「ひ、ひどい……!普通はバカウケなのに!食料にも役立つにんじんくんって!」
とりあえず後輩君は、ショウタくんから見えないところに行っててください。小さい子泣かしちゃカワイソウです。
に「みんなちょっと冷たくないです…?」(スゴスゴ
ショウタくんは野菜のニンジンが嫌いなんでしょうか?
シ「……ううん。べつに、キライじゃねーけど……」
ショウタくんってニンジン嫌い?
シ「そんなんじゃ…ないんだけどさ… でも、そういかも」
(゚д゚) ニン・・・・人々さん?
に「なんかそこはかとない恐怖を感じました」
じゃあショウタくん、嫌いなものってな~に?
シ「ピーマンとセロリはぜったいいや」
ショウタ君、ニンジンと聞いて何を連想しますか?
シ「おやさいのニンジン……」
ウサギを飼っていた事はあるかな?
シ「ないよ」
そうなのかもって、どういうことかな?
シ「前は…いっぱいたべたけど。さいきんたべてないから…」
にんじんが赤いのは人間の血液を吸っているのではないのですよ(ノシ゚д゚) あれはマンドレイクと言う魔菜なのですよ
さすがに5歳児を脅すような発言はちょっと…
ニンジンを食べて具合が悪くなったことはあるのかな?
シ「ないよ」
ショウタくん。昨日の夜ご飯、思い出せる?
シ「ほっとけないと!ののり弁当」
ショウタくんのお母さんはどんな人ですか?
手先が器用でほんわかしてとてもいい人だ
アレルギー・・・とか?
いや、仕事任されるときに、そういうのはちゃんと伝えてもらうがなかったぞ
ショウタ君は本当は今すぐのでも食べたいくらい『ニンジン』が好きなのかな?
シ「そこまでじゃないけど、でも…今のニンジンはやだ…」
ショウタ君はカニバリについてどう思うのです? (゚д゚)
5歳児にきかないでください! に「なんかオトさんが奇妙な踊りをしだした」 地団太だ
ショウタくん、お母さんの作るご飯の他に好きなものってあるかな?
シ「おかし」
オトさん。後輩さんの今の服装ってどんなですか?
エプロンに、名前にはじないオレンジと緑の服だ。 に「つかみはバッチリ!のはずだったんですけど」
お父さんとお母さんはどうしているのかな?ご飯を作ってもらってないのかな?
ショウタくんママさんは入院中だ。 パパさんは… シ「おとーさんおりょーりめちゃくちゃヘタ」
今のニンジン・・・?オトさん。そっちのお天気はどんな感じですか?
雨がふりそうだな
もしかしてちゃんとした料理を食べれてないので生でニンジンを食べていないかな?
シ「だっておいしくないもん!おほしさまじゃないもん!」
うーん・・・ショウタくんはお父さんのお料理嫌い?
シ「キライとかじゃないんだよ。おとーさんがジカク?してるレベルでヘタなんだよ。焦がすし」
おほしさまじゃない?
シ「ニンジンはおほしさまじゃないとおいしくないの!」
お父さんは今まで料理を作った経験が無いのでショウタ君が好きなにんじんが作れないのですね。
シ「……うん」 いままではママさんがつくってただろうからな
にんじんを星型に斬るのですよ。大きいのが合ったら当たりとか子供に楽しんで料理を食べさせる工夫なのですよ
シ「それ!……でも、おかーさんちょっと前からつくってくれなくて」
ショウタくんはお母さんの作る星のニンジンじゃなく、お父さんの作るゴロゴロのニンジンだから食べないのかな?
シ「ん。のこしちゃった」 に「見た目の違いで残しちゃだめだよ~?」 シ「ヒェッ」 …おびえられている。
オトさん、なんでお母さんは入院中なのかしってますか?
出産だよ、出産。ショウタくんの妹…だったかな。が生まれるんだ。なんでも帝王切開するとかで。最近調子悪かったのもあって、早めに入院してんだ。だからBGに依頼がきた
台所に星型の抜型がありませんかね?形が違えば食べられるって言うなら望みをかなえてあげたらいいのです。何ならショウタくん自身に星型ニンジンを作らせてあげたらいいのです。
お、あるぞ。お昼はそれにしようか。…けど、結局なんで泣いたんだろうか。ニンジンおいしくないだけじゃ号泣しないだろ
ショウタくんは、お母さんが妊娠してたってしってますか?
シ「……ん」 まあ、おなかが大きくなってくるからわかるわな
エプロンはにんじんくんさんのエプロンなんですか?
BGがこもり業請け負った時のユニフォームみたいなもんだ。BGって書いてあるだけのシンプルなエプロンな
ショウタくん。お母さんが入院する前の様子って覚えてる?
シ「おなかばっか撫でて、つらそうにしてた」
核心お父さんが、ニンジン残すとニンジンのお化けが来るとか言って、ショウタくんを脅かしたんじゃないですか?
に「はっはっはっまさかそんな」 シ「だっておとーさんとか、てれびとかでやってたよ!すてちゃったおやさいっていたずらするんでしょ!ころされちゃうんだー!ウワアアアアンちゃんとたべるからころさないでぇぇぇぇぇ!!!」 火が付いたように泣いている。
お母さんに遺言でニンジンを喰えるような子になるように約束されましたか?
死んでない!ママさん死んでない!
ショウタ君はニンシンしたお母さんをニンジンを食べスゴたと思っておるのかな?
シ「ううん。ちゃんと赤ちゃんがいるの知ってるよぅ…。知ってるけど…」
どうせならしょうた君にニンジンを星型に切れるようにしようか?
子供用ナイフがないと不安だけどいい考えだ
もしかしてショウタくんって妹が生まれることでお母さんにかまってあげられなくなることを怖がっていないかな?
シ「うわーん!だって、ぼくとおとーさんおかーさんにほっとかれるんだ!おなかにいるこのほうがだいじなんだもん!」
jxt
((≡□♀□≡))
核心まさか・・・ニンジンが化けてでたと思って泣いちゃったとか?
シ「うわーーーん!ころさないでぇぇぇぇぇ!」 に「どんだけの悪魔だとおもわれてるんです?(呆然)」
核心じゃあ、にんじんくんは、今からニンジンの妖精ということにしてください。ショウタくんはニンジンの妖精さんと一緒に、美味しい星型ニンジンのグラッセを作ってお母さんのお見舞いにいきましょ☆
シ「…ほんとに妖精さん?」 に「はい。ショウタくんをころすなんておそろしいことしません。一緒にお料理しましょうね~」
にんじんが食べたくな~る、ニンジンが美味しくな~る、(゚д゚)っ
残念ながらきみたちの姿も声も彼にはきこえていないのだ…(グラグラ)ニンジンダイスキ に「オトさんが催眠術にかかってる…?」
ショウタくん。なんでほっとかれるって思ってるの?
シ「だってぇ!おなかばっかり気にして、ぼくとおとーさんのごはんもないし、おとーさんのおりょーりは呪われてるし…」
ではとりあえず星型とかハート形に切ってみてそれで料理を出してみましょうよ。
に「一緒につくろうねー」シ「…ん」
いっそのことニンジンが見えないようにニンジンを隠し味にしたスープを作ってみたらどうですか?
それもありだな
核心ショウタ君、君はもうすぐお兄さんになるのですよ。妹を守ってあげられる優しいお兄ちゃんになるためにもにんじんを倒せるようになるのですよ。立派な姿を見せればきっとお母さんもお父さんも喜んでくれるのですよ
シ「…わかった!ぼく、がんばる…!」 に「偉いですね~。倒すときには私も手伝いますからねっ!」
ニンジンと言えばハンバーグが定番なので気づかれないくらい細かくすりつぶしニンジンのハンバーグを作るのです
シ「ハンバーグ!」 ま、もとからそれなりに形あるニンジン食えてたんだから、これならいけるだろ
核心ショウタくん、お兄ちゃんになるんだよ。お母さんは君をほっとくことなんてしない。むしろ期待してるから、ニンジンさんも、嫌いなお野菜さんも食べてほしいな
シ「…ほんとはおにーちゃんとか、なりたくないけど。でも、ぼくがんばる…」
答え
・にんじんくんのことを、残したニンジンが化けたものだと思っていたことを明かす。
・ちゃんと食べるように諭す。(+α)
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「ちゃんと食べなきゃ、にんじんさんがお前を食べにくるぞ~」
ってか。
やれやれ、これにて一件落着。
教育番組も時折すっごい怖いのあるからな。考え物だな。
「オトさん。お手数おかけしました」
「いやいや、これでショウタくんの好き嫌いも多少もとに戻ったし結果オーライだろ」
「はい。ちゃんと食べたらピーマンやセロリがおそってきても返り討ちにする!って言っておきましたから、ニンジンはばくばくたべてくれるハズですよ!」
「いや、それはそれでピーマンとセロリが嫌いなのでは…」
ま、いっか。
じゃあ、早速カタヌキでも使って、人参を使った昼飯でもつくるか。
俺たちはにこやかに笑って、仕事を続けることにした。
原因もわかってすっきり。ニンジンが自分の味方になるとわかったショウタくんもニコニコ。思いがけずお昼代が浮きそうな俺ホクホク。
そんな気分の中チャイムが鳴り響いた。
ピンポーン。
「あれ?誰でしょう。私ちょっと出てきますねー」
にんじんくんを見送りながら、せっかくだし星形に俺たちも挑戦してみるかと思った時である。
玄関から張り上げた声が聞こえてきた。
「さっき殺さないで!とこの家から聞こえてきたと通報があったのですが。この家の方ですか?」
「い、色々と誤解ですー!」
「誤解?この家の人じゃない?あなた誰ですか?」
この後、お巡りさんと近所のおばちゃんの誤解をとくのに小一時間かかった。
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
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