ウミガメのスープ

夢を見ていた

作者: 水瓶のスープ

男は懸命に働いた。

夢を叶えるため。

生きるため。

3年後、遂にその仕事は成功した。
男は喜んだ。
ようやく夢が叶った、そう思われた矢先――

男は突然、自ら死を選んだ。


何故?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

仕事内容の特定が必要ですか?

はい

はい

やろうと思えば,男は生き続けることも可能でしたか?

はい

はい

成功しなければ、死を選びませんでしたか?

はい 成功しなければ、死を選びませんでした。(ミスリード注意)

はい

男は死を選ぶことで何かを守りましたか?

はい そうとも言えると思います。

はい

男は科学者ですか?

はい 早いですね…

いいえ

人が死んでしまう様な薬を作ってしまいましたか?

いいえ

いいえ

登場人物は科学者の男だけですか?

いいえ!

いいえ

男は夢を叶えたことに後悔しましたか?

いいえ!

はい

男は3年の間に何かを作りましたか?

はい

はい

男が生きるために働きましたか?

はい

いいえ

男が作った何かにより,死者は出ましたか?

いいえ

いいえ

男が作った何かを完成させるために男は死にましたか?

いいえ

いいえ

男の家族が出てきますか?

いいえ

いいえ

男は人類最後の一人ですか?

いいえ(笑)

ロボットを作りましたか?

イイエ v|◎_◎︎|v

いいえ

男が仕事を成功させたことによって、不幸になった人がいましたか?

いいえ

はい

3年間という時間の経過は重要ですか?

はい

はい

死を選んだのは男自身の意思ですか?

はい 選んだのは男の意志です

はい

17より、この物語は3年間より早くても遅くても成立しますか?

はい あまりに長すぎると成立しなくなりますが

いいえ

3年の間に作られた何かは時代遅れになっていた?

いいえ

いいえ

7.9より確認です。登場人物は科学者の男と男が作った何かの2人(もしくは1人と1つ)ですか?

いいえ、男が作った何かは人数に入りません(笑) v|◎_◎︎|v

いいえ

この問題のタイトル名「夢を見ていた」は実は重要だったりしますか?(要するに夢オチですか?)

いいえ 問題を解くにあたって重要ではありません。出題者としてはそれなりに思いを込めてつけましたが(笑)

いいえ

オリンピックは関係ありますか?

いいえ

いいえ

男は人体実験をしていましたか?

いいえ

はい

20より、では時代を先取りしてしまったものになりますか?

はい 最新のものでした。

いいえ

何かの罪滅ぼしで男は死にましたか?

いいえ

男は作った何かを世間に公表しましたか?

はい/いいえ 男自身が公表したかどうかは分かりませんが、世間の人々は知っていました。

いいえ

論文は関係ありますか?

いいえ

いいえ

男以外の登場人物は科学に携わっていましたか?

いいえ

男の作った者は現実ではまだ無いものですか?

はい/いいえ 分かりません。種類としてはありますが、この物語に出てくるそれそのものがあるかどうかを判断するには材料が足りません。

いいえ

男はその発明によって死にましたか?

いいえ

いいえ

25より、科学者の男は3年間というとても長い時間をかけて時代を先取りしたものを作ったけれど、それよりもさらに時代を先取りしたものを別の科学者の男が作っていて絶望して死にましたか?

いいえ、彼は絶望してはいないのです。

いいえ

自分の発明が正しいと証明するために死にましたか?

いいえ

いいえ

男は仕事が成功したら死のうと思っていましたか?

いいえ、生きようと思っていました。

はい

17 三年が十年では成立しませんか?

はい 結果的に、夢は叶いました。

はい

科学者の男が死んだ理由を特定するのに、何を作ったのかを特定する必要がありますか?

はい 重要です

はい

最新のものを作ろうとしましたか?

はい 無いものを作ろうとしたんです

いいえ

4より 男は死を選ぶことで自分の成功を外部に漏らさないようにしましたか?

いいえ

はい

男が作ったものは形がありますか?

はい 目に見え、手で触れられる「物」として存在します

いいえ

現代日本で成り立ちますか?

いいえ おそらく成立しないかと思われます。 現代社会は色々と複雑すぎるので。

はい

科学者の男が作ったものは、私たちごく普通の人間が(両)手に持って持ち上げられるものですか?

はい 片手でも足ります

いいえ

男の仕事は誰かから依頼されたものですか?

いいえ

いいえ

男は危険物を作り、その危険物によって死にましたか?

いいえ

はい

男の死に方は重要ですか?

はい

いいえ

男が作った者は機械ですか?

いいえ

はい

男が作ったのは薬ですか?

はい

いいえ

男が作ったのは生物ですか?

いいえ

いいえ

46より.不老不死(?)的な薬を飲んだら無駄に長生きしてしまい,もうこれ以上生きていたくなくなって自殺しましたか?

いいえ

はい

44

はい(?)

いいえ

男は、作ったものを自分に向かって使いましたか?

いいえ 使わなかったんです

はい

男が作った薬は、医療に関係ありますか?

はい

はい

50.男は、使わなかったから、死にましたか?

はい!

はい

男の他に重要な人物はいますか?

はい

はい

男が作ったのは人々を助けるための薬ですか?

はい 助けることができる薬です

いいえ

男が作ったのは、インフルエンザワクチンですか?

いいえ

はい

男は53の人に向かって薬を使いましたか?

はい 53のうちのひとりが使いました

作ったのはガンの治療薬ですか?

はい/いいえ 病名の特定は必要ありませんが、そんな感じです。

いいえ

男の仕事は誰かから依頼されたものですか?

いいえ

いいえ

53の人達は男と一緒に薬を作った人たちですか?

いいえ 薬を使う人と、その家族です。

はい

男が作ったものは、特定の病気を治すことができる物ですか?

はい

はい

44 病死ですか?

はい

男と53は死ぬ一歩手前のような状態で、男は53に向かって薬を使った直後、死にますか?

はい/いいえ 流れは正解です。正確には、使うのは男ではなく本人です

はい

男が作り出した薬は一つしか作る事ができなかったのですか?

はい まとめてください

はい

男と薬を使った人は同じ病気にかかっていましたか?

はい まとめてください

いいえ

現代日本で成立しますか?

いいえ 現代日本では臨床試験だの何だのあるので成立しにくいかと思われます。

はい

核心63より.同じ病気の人がいて,薬の数は限られていたため,男は自分の分の薬を諦めて他の患者に薬を使わせましたか?

はい 正解です!

はい

核心男は自分の病気を治す薬を開発したが、同じ病気にかかった他の人に薬を優先的に使用したため、男は手遅れになり病死してしまいましたか?

はい その通りです!

62.より、男は当時まだある病について現代の科学では治せないといわれていたのを3年もかけて頑張って作った。しかし、男もまた、その病にかかってしまっているため自分で服用しようと思っていたが、自分と同じ病を持つ患者がいたため自分が使うためではなく患者が使うために作ったんだと自分で納得し、患者に服用してもらい、治ったことを知った男は患者を救えたと・・・夢が叶ったと、安らかに永遠の眠りにつきましたか?

順番は多少違いますが、男が死んだ理由はそれです。

答え

研究者の男は、幼い頃から抱いたその夢を叶えるため、懸命に働いた。
だが、大した成果も得られないまま時は経ち、男は重い病に侵されてしまう。
その病を治す薬は、当時まだ開発されていなかった。

男は生きたかった。
そのために死に物狂いで研究した。
叶えたかった夢など、とうに忘れてしまっていた。

3年後。
病が進行し、許された時間がいよいよ終わりを告げようとする頃。
男は遂に薬を完成させた。
成功だ。自分は生きられるのだ。
男は喜んだ。

男が薬を飲もうとした、その時。

外から研究室の扉を叩く者があった。
開けると、そこに一人の老人が立っている。

「先生…!先生、お願いです。助けてください」

男の顔を見るなり老人はそう言った。男がどうしたのかと尋ねると、

「どうか薬を分けてください。私の娘が、あなたと同じ病気なのです」

「…いつからです?」

「3年ほど前…。不治の病と諦めておりましたが、先生が薬の開発に成功なさったと聞いて」

3年前。
それではこの老人の娘もまた、男と同じ程度に病が進行しているはずだ。

男はちらと作業台の上を見やった。

完成した薬はたった1人分。
今から新たに作るのでは間に合わない。
男は決心した。

老人へ優しく微笑みかけ、言った。

「大丈夫。薬ならここにあります。さあ早く、持って帰って娘さんに飲ませてあげてください」

老人はわっと泣き出さんばかりに喜んだ。

「ありがとうございます…!あの、それで…お代は…」

「いいえ、お代は必要ありません」

男の言葉の真意など知る由もない老人は、ただただ男の親切に感謝し、薬を持ち帰った。





老人を見送った男は、ひとり研究室のソファに腰掛け、そっと目をとじた。

『…ずっと夢見ていた』

『いつか私の研究が、誰かの命を救うことを』

『自らが病に侵され、もうそんな夢は潰えたとさえ思ったが…』

『最後の最後で、叶ったんだなぁ』


男は満ち足りた思いで、永い眠りが訪れるのを待った。





【要約】
研究者の男が自分の病を治すために薬を開発したが、同じ病に罹った人がいたので、一人分しかない薬をその人に譲り、自らは死ぬことを選んだ。

— 宜しくお願いします。

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