ウミガメのスープ

カニバリじゃない!

作者: ゴルム

僕の名前は亀井伸吾、実は相手の心が読める超能力者だったりするんだ。
この能力のおかげで今までの人生は成功続きだった。
でもそのせいで退屈だった、だからスリルが欲しくて最近新しい趣味にはまったんだ。

それはカニバリズム、そう人間を食べることさ。
捕まえた相手の恐怖と苦痛で錯綜する思考は多種多様で今まで感じたことのない新鮮なものだし。
いつ捕まってもおかしくないスリルと達成感は毎日を充実させてくれるちょっとしたエッセンスだ。

そんなことを繰り返してるうちに不思議なことに類は友を呼び同じカニバリの趣味を持つ仲間ができた。
彼らとの情報交換は僕にとって有意義なものだった。
殺し方や食べ方のこだわり、狩りやすい獲物、場所、警戒しなければいけないことなど
様々な話題は僕を飽きさせなかった。

何よりみんなカニバリの事を真に愛しているのが良い
僕はやっと分かり合える仲間を持つことができたんだ。
そんなある日、一人この場に相応しくない者が入り込んでいるのに気が付いた。
彼の事はみな自然に受け入れているようだが、僕は違う。

彼の事を調べた僕はもう仲間の集まりに近づくことをやめたという。
なぜだかわかるかい?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

相応しくない人の職業は重要ですか?

no、亀井「まったく重要じゃないよ、警察官の潜入調査の可能性などを想定した質問とみた」

はい

亀井伸吾は人間ですか?

yes、亀井「僕は人間さ」

はい

全員が本当に人食いしてますか?

yes、亀井「もちろんさ、僕が心から信用できる最高の仲間さ」

はい

僕だけ彼を受け入れなかったのは彼の心を読んだからですか?

yes、亀井「ああ・・・・」

いいえ

回答が亀井のセリフであることは重要ですか?

no、亀井「ノリでしゃべってるだけさ、人生その場のノリで適当にするのが一番楽しいって深く考えちゃダメダメ」

いいえ

彼はスープの男ですか?

no、亀井「なにそれ?ああ言わなくていいよ・・・・・・・へぇラテシンね、そんなサイトがあるのか」

いいえ

最初に彼のことを相応しくないと思ったのは彼の言動からですか?

no、亀井「口で言ってる事って僕はあんまり重要視しないだよね、だってホラ、わかるじゃない」

いいえ

調べた結果、やはり彼は相応しくない人間でしたか?

no、亀井「彼は僕とも仲間達ともちがうしね」

いいえ

彼がいなくなったとしても,亀井はもう仲間の集まりに近付きませんか?

no、亀井「完全にいなくなって一切かかわりあってこないなら戻りたいね」

いいえ

カニバリではなく蟹バリますか?

no、亀井「蟹の思考は読めないから楽しくないなぁ」

いいえ

彼の事を他の仲間が知ったら,やはり彼を受け入れることは出来ないと感じますか?

no、亀井「僕らってほら異常者が多いから、受け入れるやつもいるんじゃないかな、彼がどう反応するかわからないけどね」

いいえ

彼はカニバリを楽しみ愛していましたか?

no、亀井「知らないね」

はい

彼も何らかの超能力を持っていますか?

yes、亀井「わからないね」

いいえ

核心彼は人間ですか?

no、亀井「あんな奴がいるなんて思ってもみなかったよ・・・」

はい

彼の心だけ読めなかったのですか?

yes、亀井「ああ、こんなことは初めてだった、だが奴が何を考えているのか、これから何が起こるのかはうっすら理解できたよ」

はい

非現実要素はありますか?

yes、亀井「君たちにとっての超能力のように、僕もあいつの非現実さがおそろしいよ」

はい

核心彼は人間に化けた怪物だったので恐ろしくなって避けましたか?

yes、亀井「ああ・・・あいつは人間じゃない」

はい

核心15より,これから起こるのは彼が他のメンバーを食べることですか?

yes、亀井「おそらく・・な」

はい

核心カニバリズムではなくマンティコアでしたか?

yes、亀井「初めて聞く言葉だな・・・人を喰う化物か、まさにそれだな」

いいえ

「彼」にとって人食いは娯楽でしたか?

no、栄養を取るのに必要な行為でした

はい

核心「カニバリズム」とは人が人を食べる事であり彼は人間じゃないからタイトルの「カニバリじゃない!」ですか?

yes、まさしくそのとおりです

いいえ

カニバリではなく、イマバリまたはユウバリでしたか?

no、タオルもメロンも大好きですwwwwwってちがう!

答え

1初めはちょっとした驚きがあっただけだ、自分が心を読めない”人間”
そんなものは今まで居なかった、と

だがそれは恐怖に変わるのに時間はかからなかった。
自分にわからないものが新鮮で彼のことをつけ回し
彼が人を食べる瞬間、いや大口を開けて一口で捕食する瞬間全てを悟った。
自分が心を読めない”人間”など居なかった、あれは”バケモノ”だ。

その後、人を喰う彼を観察しわかったこと、食われているのは皆カニバリ仲間だ。
自分はもうあの集まりに顔をだすことをやめることにした。






男「なぁ、あの亀井って人は今日も来てないの?」
女「最近こないわよね、まぁそのうち来るでしょ、捕まってたりしなきゃ」

男「そうか今日は絶対会いたかったのにな、こんなに人が集まるから絶対来てると思ってたのに」


男は思う、結局あの亀井という男には逃げられることになったか
ほぼ全員がそろう今日の集会でこのカニバリスト共を一網打尽に出来ると思ったのだが

コイツラは目障りだ、自分の餌である人間共を食らう。
猟奇殺人の増加とやらで警戒する餌共が多くなり、食事も多少不便になった。

特にあの亀井という男は派手な手口で大量に餌を殺す、一番邪魔な男だった。
普通そういう奴はすぐ捕まるか死ぬかするのだが、奴は勘がいいのか捕まらない。
今回もその勘の良さで自分から逃げ切ることになったのだろう。

まぁいい、コイツラを食えば亀井のことは解決するかもしれない。
自分は食った相手の記憶と容姿を奪うことが出来る。
亀井がコイツラの誰かに心を許して自分の家や仕事場などの事を話していれば。
そこから手繰って亀井を見つけ出すこともできるだろう・・・・

今はただ、余計なことを考えず食事を楽しもう。
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