んぴらごぼうを作る香りが鼻をくすぐる。
気付けば炒める音も聞こえてきた。
「…もう夕飯の時間か。」
そう呟いた男は、しまいこんだCDを引っ張り出して、その香りから逃げるように、雨上がりの街に向け外出した。
いったいなぜ?
*お題「雨 CD キンピラゴボウ」より
【ウミガメ】【闇スープ】

男以外に重要キャラはいますか?

イエス?もう1人居ます。

男は外出先でCDをかけるつもりですか?

ノーです [良い質問]

きんぴらごぼうは本当に作ってますか?

イエス! [良い質問]

きんぴらごぼうを作っているのは男の家族ですか?

ノーです。 [良い質問]

おとこはきんぴらごぼうが食べたいですか?

イエス! [良い質問]

夕飯の時間だから外出をしましたか?

イエスノー、夕飯の時間であっても

CDを売りに行きますか?

イエス、何故でしょう?GJ!! [良い質問]

男は雨が止むまで待っていましたか?

ノーです

CDの延滞料金を払うのは嫌ですか?

ノーです

男の年齢は重要ですか?

ノーです。

いらないCDを売りに行って、そのお金でお惣菜コーナーのきんぴらごぼうを買って帰りますか?

おみごとー [正解]

男は問題文中で作られているきんぴらごぼうを食べることができますか?

恐らく・・・
仕方なく、CDを中古屋に売って食費にしようと外出した。
-----
給料日前で金欠の男。
休みの日、お腹がすかないように眠りこけていたのだが、換気のため開けていた窓から醤油と砂糖と出汁、そして牛蒡とニンジンが合わさった、あの独特な香ばしい香りがしてきた。
炒める音も聞こえてきた。
「…もう夕飯の時間か。」
この香りが目覚ましになるともう、どうにも食べたくて仕方が無い。
しかし金はない。
「…仕方ない、秘蔵のCDを出すか。」
男は、データをデジタルプレイヤーに落としてしまい、使わなくなったCDを引っ張り出した。
「…7,8,9,10枚、と。これだけありゃいくらかにはなるだろ。」
適当なビニール袋にCDを突っ込んで足早に出かけた。
「リサイクルショップまでいけば、CD売って飯代になるはずだ…。それさえあれば、きんぴらごぼうが食える…。」