ウミガメのスープ

【ラテシンストーリー】予言者 テルー

作者: ツォン


憂であったらどれほど良かったか。

男は嬉しそうな女を見かけたところで、会社に犯行予告の連絡をした。

いったいなぜ?

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冷たく澄んだ声が、唐突にライナー一人作業をする書庫に響いた。

「誰だ?」

「私のことは知っているはず。そうでしょう?ライナーさん。」

「ああ、なんだ、テルーか。」

「フフフ。貴方に未来を届けに来ましたわ。」

「…君の左目は、未来が見えるんだったな。」

占い師にして謎の収集者、テルー。

「さあ、この問題に秘められた、貴方の未来を読み解いて頂戴。」

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*この問題は、テルーが答えを知っている物として、普通のウミガメとして回答いたします。

≪謎の館、ラテシンのある街、アルカーノ≫
http://sui-hei.net/main/arcano

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出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

上三行が問題ですか?

イエスです。(自作からちょっと補足いたしますね)

会社とは男の所属する会社ですか?

イエス

男の職業は重要ですか?

ノーです。

男と女の間には面識がありますか?

イエス

女は犯罪に関わりますか?

イエス!

占いは関係ありますか?

ノーです。

男は嬉しそうな女を見かけなければ犯行予告をしませんでしたか?

イエス!

「杞憂でなかったから」男は犯行予告をしましたか?

イエス!

犯行予告の内容は会社に対して損害を与えるというものでしたか?

間接的にイエス

嬉しそうな女は男と同じ会社の社員でしたか?

ノーです。

男は犯行予告通りに犯行をするつもりですか?

イエス!

男は警察にテロ行為を訴えましたか?

ノーです

男は、女の犯行を予告する電話をかけましたか?

ノーです

男は犯罪を止めたいのですか?

イエスであり、ノーです。

女が社外秘の情報を売りさばこうとしているのを知り男は会社に連絡しますか?

ノー

超能力などの非現実要素はありますか?

ノー、一切の非現実要素はありません。

女は不倫していますか?

ノーです

女の犯罪を目撃したので会社にこれから起こることを話しましたか?

イエスですが、ミスリード注意

女は男の家族ですか?

ノーです。が

男は女を助けたいですか?

ノーです。

男は、女には犯罪に関わって欲しくないと思いましたか?

イエスでしょう。ですが…

男は自殺しますか?

ノーです

会社を休みますか?

ノーです

女の罪を軽くするため、自分が主犯であるよう装いましたか?

ノーです。

誘拐された洗脳娘がテロ行為を繰り返しますか?

ノーです。

女は詐欺師ですか?

ノーです

女の罪を男が庇いましたか?

ノーです。

男は犯行予告に会社が対応している時間を利用するつもりですか?

ノーです。

犯行予告の内容は「すみません、俺、これから人を殴ります。」的な男自身が取る行動を予告するものでしたか?

イエス!GJ!

女は何か失敗をしましたか?

ノーです。

男と女はクラスメートでも成立しますか?

イエスノー、「元」なら成立しやすいです。

男は具体的に犯罪内容を報告しましたか?

イエス…?うん、イエスです。

男が会社へ犯罪を起こしますか?

ノー!

会社の業種の特定は必要ですか?

ノー

会社の規模は小さいですか?

重要ではありません

男は秘密結社の人間で女を足止めするために頑張って立ち向かうと本部に連絡しますか?

ノーです!

犯行予告の連絡方法は重要ですか?

ノーです

あまり気乗りがしなかった犯行計画だったが、女が乗り気ですでに第一の犯行に着手してしまったので、男は第二の犯行計画を進めざるを得なくなり、まずは計画通り犯行予告の連絡をしたのですか?

ノーです。女は共犯ではありません。

男は女がこれ以上罪を重ねるのを阻止しようと思いましたか?

ある意味イエス

女は指名手配犯でしたか?

イエスノー、指名手配ではなくて構いませんが、女は何らかの罪を犯している状態です。

男は女を止めるので会社に実名を出ないようクビにされますか?

イエス!男は女を「止める」ために、自ら辞職したのです。

女は勝手に男に協力しましたか?

ノー、全く協力はしません。むしろ…

女は本気で犯罪を起こすつもりなので男は止めに入り警察に捕まった場合を考えて会社にダメージを与えない方が良いのですか?

イエス!(すでに起こしているといえます。)

男にとって、女は犯行の邪魔ですか?

犯行の邪魔…この質問ではノーです。

女が嬉しそうにしていた原因は重要ですか?

超重要です。

犯行の内容の特定は必要ですか?

イエス!特に、男は女を殺害しようとしています!

男は女を殺害する、もしくは心中するつもりですか?

イエス!何故女を殺そうとしたのでしょう!?

男は女を止めるために自らも法に触れる行為をする必要がありますか?

いえす!どんな女はどんな罪をおかしていたのでしょう?

女は狂乱していましたか?

イエス!

男の犯行予告には、女を殺すことを含みますか?

イエス、というか主に…

女は自分の犯行が成功したので嬉しそうでしたか?

ある意味イエス!

男は、罪を犯した女がこれ以上犯罪を重ねることを阻止するために、女を殺しますか?

ある意味イエスですが

女は連続殺人を起こすつもりなので男は終止符を打ちますか?

ノーです。女が殺すとしても、一人だけでしょうね。

女は通り魔的に不特定多数を殺していましたか?

ノーです。女が殺すとしても、一人だけでしょうね。

女は精神に障がいをきたし、無差別に人を殺し続けているらしいと判明した。男は、女を殺してこれ以上の犠牲者を出さないようにすることを決心した。自分が殺人をすると、自分の所属する会社に迷惑がかかるので、事前に会社を辞めるため電話をかけた。ですか?

ノーです。被害者は一人だけです

核心男は女に殺されかけたので返り討ちにすべく会社を退職し退路を断ちますか?

(´ε`;)ウーン…、正解で良いか!

女は死にたがっていますか?

ノーです。

核心男は女に殺されそうになって追われ、立てこもり中だが、この状況を打破するには女を殺すしかないと観念し、会社を辞めるために連絡し状況を説明しましたか?

おおむね正解!(本当は引き出して欲しいキーワードがたりませんが、物当て回避)

男は女に殺されかけていますか?

現時点ではノーですが…

答え


い物をしているとき、突然聞きなれた声が聞こえた。

「カメオさん、やっと見つけましたぁ」

「…う、ウミエ!?」

「うふふ。急にお引越ししちゃったし、携帯も勤務先も変わっちゃったから探すの一苦労でしたよぉ」

ウミエ。

それはカメオのストーカーである。

やっとの事で彼女から逃れて今の街にたどり着いたのだ。

しかし、1年も経たないうちに、ウミエはカメオを見つけたのだ。

「これからは、ずっと一緒ですよぉ…?」

「…わかった。あ、でもトイレ行って来るからちょっとまってて。」

電話を聞かれないように、トイレに入る。

「すみません、部長。例の女が私を見つけてしまいました。止めないでください。短い間でしたが、お世話になりました…。」

電話の向こうでは、部長が早まるなと叫んでいたが電話を切り、すぐに電源を落とした。

「お待たせ。」

「いいんですよぉ。…これからはずっと一緒なんですからぁ。」

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カメオは自宅にウミエを招きいれた。

「くつろいでてよ。今、夕飯の用意するから。」

「お構いなく♪」

ビールと冷凍してあったローストビーフを出した。

「それ食ってて。」

本格的に料理を作り、何品か一緒に食べながら、質問をした。

「最近さ、近所の行きつけにしてるお肉屋さんでさ、彼女さんみたいな人を見たって、聞いたんだ。」

「そうなんですかぁ。」

「…お前だろ。」

「うん。そうです。彼女に見られて、嬉しいなぁ…。あれ、何か、ねむ、い…。」

急に彼女がテーブルに突っ伏した。

「…やっと寝たか。」

カメオは、ウミエが恐ろしかった。

元彼女であるカメコを発狂させ、自殺に追いやったこの女が。

「…さようなら。お前は俺の中で、一生生きていく事になるだろうさ。記憶の中でな。」

後ろに回り、そっと首に手をかけた。

「…知ってたよ。憎まれてるの。」

目を閉じたまま、ウミエは言った。

「ゴメンね。どうしてもあなたが欲しくて。さようなら。」

徐々に力を入れていく。

奇妙な音がした。

ウミエの目尻から、涙が一筋流れた。

カメオも、涙を溢していた。

「ああ、あの彼女っぽい女がウミエじゃなきゃ良かったのに。杞憂ですんでりゃ良かったのに…。」


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本をそっと閉じて言うテルー。

「お話はこれでおしまい。」

「そうか。やはりこの問題の答えは、かつて振り払ったはずのストーカーに追い詰められた男は、そのストーカーを反対に殺すことを決意した。ということか。

杞憂で終わってくれればよかったのに、か。なんとも後味が悪い話だ。」

かぶりを振って呆れるライナーに、テルーが返す。

「何を言ってるのよ。貴方にもいるんじゃなくて?」

「私にか?そんな奇特な子はいないと思うが。」

「あたしの左目には<見えて>いてよ。」

「やめてくれ。君の左目に見えるものは、絶対当たる予言じゃないか。」

「だから言ったでしょ?未来を届けにきた、と。」

「…一人、心当たるのがいる。まあ、問題のようなことは起きないだろうさ。」

「だといいわね。」

ひとしきり話が終わると、それまで座っていた椅子を立つテルー。

「それでは、御機嫌よう。」

「そのうちみんなで飯でも行かないか?」

「奢ってくださるならね。」

「…またの機会に。」

一瞥し、そっと出て行く。

「…あいつが来るのかもしれないな。」

背もたれを使って伸びをし、ぎしりと椅子をきしませた。

「また騒がしくなりそうだ。」

to be continue…
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