ウミガメのスープ

【ラテクエ62リサイクル】指揮者の指示は絶対

作者: 黒井由紀

マーチングバンドを指揮しているカメオはある日、カメコに演奏する楽器を変えるように言った。カメコは演奏経験が豊富でバンドの人数にも問題はないはずなのだがなぜそうしたのか?

※ラテクエ62のまりむうさんの問題です。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

カメコの歌唱力が絶望的ですか?

NO. カメコは歌は歌いませんし、楽器の腕もうまいです。

いいえ

カメオの嫌がらせですか?

NO. 嫌がらせではありません。

いいえ

変更前後の楽器はなんでもよいですか?

NO! こういう楽器がいい、というのはあります!

?

替えるように言った楽器の方がカメコは弾くのがうまいですか?

どちらの方が上手く演奏できるかは未知数です。

はい

楽器の種類を変えますか?

YES! フルートからサックスへ鞍替え、というように楽器の種類を変えます。※ミスリード注意!

いいえ

カメコはカメオと同じバンドの一員ですか?

NO! 同じバンドの一員ではありません!

△

カメコのためを思って、楽器を変えさせようとしていますか?

YESNO! カメオ自身のためですし、ある意味カメコのためにもなると思います!

?

替える楽器は大きめのものの方がいいですか?

サイズは重要ではありません。

はい

カメオとしては、その後ずっと、変更後の楽器を演奏して欲しいですか?

YES. ずっと変更後の楽器を演奏してほしいです!

はい

一応基礎質 マーチングバンドとは、行進しながら楽器を演奏するアレですか?

YES. だからこそ、色々と制約がありますよね。

いいえ

カメオとカメコ以外のバンドのメンバーは重要ですか?

NO. カメオとカメコだけが重要です。

いいえ

カメコ以外の人にメリットがありますか?

NO? カメコ以外の人については、あまり考えなくてOKです。カメオにはメリットがあります。

?

カメコの演奏していた楽器は初心者でも扱えますか?

おそらくYES. 変更前の楽器は、初心者でも楽々音が出せます。

はい

重要キャラはカメコとカメオだけですか?

YES. カメオとカメコだけが重要です。

いいえ

楽器が変わると、バンド内での位置も変わるのは重要ですか?

NO. なぜなら、そもそも……

はい

カメコはスター性がありますか?

YES! だからこそ、カメオは……

△

カメオはカメコにソロをやって欲しいですか?

YESNO. それでも成立します。これまでの良質を踏まえて、まとめてください!

?

カメコには音楽の才能が有ったのでそれを生かすためですか?

理由としては、それでOKです。これまでの良質を踏まえて、まとめてください!

いいえ

カメオはカメコを目立出せるためにポジションを入れ替えましたか?

NO. そもそも、同じバンドの一員ではなかったので……

?

カメコの変更後の楽器は、トランペットで成立しますか?

それでも成立しますが、変更前の楽器が想像し辛くなってしまうかと思います。解説では、アコーディオンにしました。

はい

核心楽器を変えれば、カメオのバンドに入れますか?

YES! そういうことです!詳しくは解説へ!

★
?

カメオは、スター性のあるカメコに目立つパフォーマンスをやって欲しいと思ったので、より華やかな音の楽器への変更を勧めましたか?

それでも良いのですが、重要な文言が入っていません!

はい

核心ピアニストのカメコにバンドの一員になって、中心的な役割をして欲しいと思ったので、アコーディオンへの転身を勧めましたか?

YES! そういうことです!

★

答え

カメオは、衝撃を受けた。
後輩に誘われて、なんとなくやって来た、アマチュアバンドのコンサート。全身真黒な衣装に身を包み、一心不乱にキーボードを叩く少女は、上手かった。後輩に聞いたところ、彼女はロックバンドを初めて10年で、その前もピアノを習っていたというから、経験は十分だった。そして、カメオは思った。
――彼女を、自分のマーチングバンドに入れたい。
ライブ終了後、迷わず楽屋に押しかけ、キーボードに合わせてもらった。
「君、マーチングバンドやってみないか?」
カメコと名乗るキーボードの少女は、ものすごく怪訝そうな顔で「はあ?」と悪態をついたが、カメオは一切意に介さない。
「マーチングバンドにキーボードは無いから、楽器は変えてもらわなきゃならないんだけど……君に僕のバンドでアコーディオンを弾いてほしいんだ!」
「はあああああ? マーチングバンドとか有り得ないし! あんた何考えてんの? アタシには、大事なバンドがあんのよ!」
これが、数年後日本を騒がせることになる、あるマーチングバンドの首席アコーディオン奏者・カメコ誕生前夜の物語である。
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