【ラテクエ46セルフリサイクル】木霊する遠吠え
夜な夜な人狼が村をうろつき、夜中外を出歩く村人を食い殺すらしい、と。
ところが、この噂が村中に広がった後の方が、噂の出る前よりも、夜中に外に出る人の数が増えたという。
一体なぜ?
※この問題は、ラテクエ46に私が提出した問題文案のリサイクルです。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
実際に、村人を食い殺す人狼は存在しますか?
YesでもNoでも成立します!
噂の後に夜中に外を出る人達に、子供である、女性であるなど、見た目で分かる共通点はありますか?
No 見た目で分かる共通点はありません。
村人は必要に強いられて夜中に外に出ますか?
No 自発的に出ています!
噂の後に夜中に外出する人達の、外出の目的は、皆同じですか?
Yes かと思われます。例外がいたとしても、今回は気にしなくて大丈夫です。
村人たちは警備のために外に出ますか?
No! 警備のためではありません。
夜中に外に出る人たちは自衛のために出ていますか?
No! 自衛のためではありません。
ウミガメ村ではなく、舞台が現代日本の新宿でも成立しますか?
No! 成立しないことはありませんが、新宿では成立し辛いです!
問題文の「村」とは、すべてウミガメ村を指していますか?
Yes 全部ウミガメ村です
ウミガメ村では噂が広まる前から実際に死人が出ていましたか?
解説では、死人が出たことにより噂が広まりましたが、ただ噂が広まるだけでも一応成立します。
人狼じゃなくて刃物を持った不審者でも同じ状況になりますか?
YesNo! 一応は同じ状況になりますが、人狼の方が、より都合が良かったでしょう
いっそのこと、人狼に食い殺された方が幸せだと思えるほど、不幸な村ですか?
Now 俺らそんな村いやだ
3 怖いもの見たさで外に出ますか?
No 怖いもの見たさではありません。
1人で出歩くと物騒なので、夜は集団で移動するようになったので、結果として夜間外に出ている人数が増えていますか?
No そもそも、元々は人が外を出歩かないような村でした!
村人たちは利益を求めて外に出ますか?
ある意味Yes! 利益、というとちょっと違う気もしますが
1より、人狼の噂を確かめようと全国から怖い話が好きな人たちが村を訪れますか?
No 怖いもの見たさではありません。
7より。新宿ではない、山奥の田舎であれば、現代日本でも舞台として成立しますか?
Yes あまり夜人が出歩かず、小さめで……そんな村なら成立するでしょう
犯罪要素はありますか?
Yes! まとめて下さい!
噂の後に夜に外出している人達は、ウミガメ村の住人達ですか?
Yes!だからこそそうする必要がありました
ジェットコースターなどの娯楽がないので、スリルのため、村人たちはゾクゾクとしながら続々と外を出歩きますか?
No 求めているのはスリルではないのです
夜中に外に出ているのは、村人ですか?
Yes 村人であるからこそ、そうする必要がありました。※ミスリード注意!
噂が広まる前と後で変わったことは、村人達が夜で歩くようになったことだけですか?
No! 他にもあります!
人狼とはある村人のことでこのままでは、被害者が増える一方。犯人探しのため外に出ることにしましたか?
前半は、ほとんどYes! 後半は違います!
村人は人狼を退治しようと思っていますか?
No 全っ然、人狼退治なんて考えていません!
村単位で犯罪を起こしたので、夜は脱走者が出ないよう村人同士で見張り合いますか?
No 村ぐるみの犯罪ではありません。
人狼とは、村ぐるみの犯罪の犠牲者のなれの果てですか?
No 犠牲者ではありません。
噂の後外出するようになったのは、村人全員ですか?
No 一部の、見た目では分からないある共通点を持つ人だけです
小さな村なので、それぞれの家にいたら各個撃破の格好の的となってしまうため、防衛のために村人全員が一箇所に集まるようになりましたか?
No 防衛や自衛は関係ありません。
人狼を匿うために探していますか?
No ですが、外に出る村人の思考は、どちらかというと人狼寄りです
夜で歩いているのは前科のある人たちですか?
どちらでも成立します。
外出するようになった人達は、犯罪を企んでいますか?
Yes! さあ、何の犯罪を企んでいるのでしょう?
22 村人は人狼が誰かわかっていますか?
No! そもそも、人狼が本当に存在するかさえ、よく分かっていません!
17 軽犯罪ですか?
No 軽犯罪ではなく……
人狼は一人(一匹?)だけですか?
No! そもそも、人狼なんか存在しないとしても、この問題は成立するのです。
世界平和を守るためですか?
No 真逆です。
核心今なら人狼のせいにできるので、気に入らない相手を殺してやろうと思う村人がたくさんいますか?
Yes! 正解です!
30より。火事場泥棒よろしく、人狼騒ぎに紛れて泥棒しようと企んでいる人達が外出するようになりましたか?
ある意味Yesですが、彼らが企んでいたのは、もっと重犯罪だったのです。
答え
夜になると暗闇に包まれ、明かりが無ければまともに歩くことさえできやしない。そんなだから、夕方になると店だのなんだのも皆閉まってしまう。外に出ても行く場所がないため、夜は皆家に引きこもるのが普通だった。
ところが、ある日、村の広場である村人の死体が発見された。どうやら狼に襲われたらしく、体中に鋭い噛み跡が見られた。
だが、その死体は奇妙だった。狼が襲ったのなら、殺した後仲間の群れに持ち帰るはずだが、広場に放置されていたし、肉を噛みちぎられたりもしていなかった。きちんと検死すれば、死体からスズランの毒が検出され、噛み跡も、狼が噛んだにしては不自然な箇所があることも分かったはずなのだが……、この村のまじない師に毛が生えたような医者には、「人間のような理性を持った狼が、殺すためだけに噛んだのだ」という判断しかできなかった。
そして、噂は村中を巡りはじめた。
「スミスさんは、夜村を歩いていたら殺されたんだって」
「スミスさんを殺したのは、人の振りをした人狼らしいよ」
「夜な夜な人狼が村をうろつき、夜中外を出歩く村人を食い殺す、って話、もう聞いた?」
村中に噂が巡るうちに、何人かがこう思い始める。
「今なら、誰かが死んでも、人狼のせいに見えるのでは?」
村中が顔見知りと言えるような小さな村のため、誰かが誰かを殺せば、すぐさま動機がバレ、全員のアリバイが検証され、凶器の出元が割れてしまう。
だが、今は違う。誰かが死んだとしても、そこに狼のものらしき噛み跡が残ってさえいれば、村人たちは噂の人狼の仕業だと考えて勝手に怯えてくれる。
小さな村の中で醸成されてしまったいくつかの殺意は、こうして発散されることとなったのだった。
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