久しぶりです。
BAR LATEthinkへようこそ。
早速ですが、長年barをやっていると変わったお客にご来店頂きます。
それはまるで村上春樹氏の小説を読み語るかのように、お酒についてのうんちくをお話されるお客様がたまにいらっしゃいます。
もちろん顔を立てて何も申しませんが、適当な知識を語るお客様には、私から一杯、ご馳走する事にしております。
【ミラー・ムーン】
焼酎 60ml
炭酸水 適量
レモンスライス 一枚
タンブラーに氷を満たし、焼酎と炭酸水を注いで軽く混ぜ、レモンスライスを浮かべます。
レシピだけでいえば酎レモンなのですが、グラスに浮かべるところがミソでして、このレモンを月に見立てている、というのが私の見解でございます。
さて、何故このカクテルをお出しするのでしょう?
【ウミガメ】【闇スープ】

※天童魔子さんから問題のキッカケを頂きました

適当な知識を語るお客様をたしなめる意味合いで出しますか?

イエス! [良い質問]

鏡見て出なおせってことですか?

お見事です! [正解]

適当な知識を語るお客様は、そのお客様のお連れ様に対してお酒の知識を語っているのですか?

イエスノー、誰にでも結構です

鏡月は重要ですか?

レシピ上「鏡月焼酎」にあやかって作られたカクテルだそうですが、重要ではありません

ミラームーンを出されたお客様は、ミラームーンに関する知識を語ろうとしますか?

ノーです。

お酒以外のうんちくを語る客にも出しますか?

イエス! [良い質問]
訳すると鏡の月です。
つまり、「月みたいにおぼろげな知識を振りかざす貴方の顔を、貴方は見た事がありますか?」と、どぎつい言葉をこの一杯に詰めて差し上げます。
…そういえば、以前これをお出ししたときに、「凄く美味しいけど笑顔が怖い」といわれてしまいましたねぇ。
お客様あってのお仕事なので、顔には出さないようにしているのですが、まだまだ修行が足らないですな…。