ウミガメのスープ

僕にとっての自由

作者: -エノク-

僕は俗に言う貧乏人。

みんな買っているものが僕には買えない。

だから昔買ってもらったものをずっと使ってる。

でも今は、そのおかげで快適かな。


さて、状況を説明せよ。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

僕は人間ですか?

yes

はい

現実の人間の生活上の物語ですか?

yes

はい

昔と今で環境が大きく変わりましたか?

YES!

いいえ

買ってもらったものは小さいですか?

NO

いいえ

ファンタジー、オカルトのような、現実に存在し得ない現象を考慮する必要はありますか?

NO 存在しえないことはないと思います。

いいえ

お金が価値のないものになったんですね?

NO

いいえ

昔からずっと使っているからこそ、快適になったのですか?

NO!

いいえ

機械とかが当たり前にある生活環境だったのが、そうじゃなくなって皆は不便だけど自分は特に変わらないから快適って事?

NO! 「僕」は自分なりの快適さを手に入れました。

はい

昔と今で世の中の状況は大きく変わりましたか?

YES.

いいえ

僕は死にますか?

NO.

はい

問題文の1,2行目にも重要なポイントはありますか?

YES! 2行目は重要です。

いいえ

自給自足の生活ですか?

NO.

いいえ

戦争は関係ありますか?

NO.

はい

皆が何か他のものを買っているからこそ、僕は快適さを得ることができるのですか?

YES! 非常にYES!

いいえ

みんなが買ってもらっていたものに何らかの問題がありましたか?

NO!

いいえ

ものとは通信機器ですか?

NO! 大きなものでした。

いいえ

みんなは電化製品使ってるけど、自分はローテクな道具ばかり。でもいざ電気使えなくなって…ですか?

NO. でも雰囲気は近い!

いいえ

僕は無人島にいますか?

NO.

いいえ

今 何か停電のような特別な事態は起こっていますか?

NO.

皆携帯持ってるけど使えなくなって、僕の糸電話だけ使える!

糸電話の糸長い!w NO!

いいえ

僕の職業は重要ですか?

NO.  社会人です。

皆の買ったもの を間接的に僕は使いますか?

解説時点では使ってませんが、近いうちに使うことになりそうです。

いいえ

皆が買った物を僕は拾ったり集めたりしていますか?

NO.

もし僕が皆が買っているものを手に入れてしまったら、自由が無くなりますか?

うーん…それはそれで自由です。

はい

大きさは一人の人間より大きいですか? 人間の大きさを160cmとして

YES!!

はい

そのものは、中に人が入ったり、乗ったりしますか?

YES! 大いにします!

はい

乗り物ですか?

YES!!

はい

石油関係ありますか?

YES!

車ですか?

主語をお願いしますmm

石油で走る車、しかしその石油の残りが後わずかになってしまい、みんなの車は使えなくなってしまう。そこで自転車通勤の僕勝ち組、ですね?

そっちの方がいいかもなぁ…NO.

いいえ

みんなが買っているものは車ですか?

NO!!

はい

快適さは、それを使うことで直接得られるのですか?

YES.

はい

僕が買ってもらったものは車ですか?

YES!

核心皆が飛行機を使う時代になったおかげで、車の僕は渋滞も無くて快適! ということですか?

YEEES! まさにその通り!

答え

僕は俗に言う貧乏人。

昔からそうだった。
新しい物はいつも買えなくて。
まあ、ひとつの物を使い倒す癖はついたかなぁ。

中学、高校と馬鹿にもされたけど、
疲れて帰ってくる両親には、そんなことは言えなかった。


そんな僕も、大学に合格し、家を出ることになった。
ないと困るだろと、父はなけなしのお金で、僕に車を買ってくれた。
嬉しくて、親の前で泣いてしまったっけなぁ。


…何年か経って僕はもう社会人。
残念ながら僕の貧乏さは相変わらずだけど、日本はいろいろ変わった。


速さを自由を求めて、人々は飛行技術を求めた。
また、海藻からジェット燃料が作られることもわかった。

結果、小型ジェット機が大量生産されることになった。
速さと、空の利便性で車に大きなアドバンテージを持つジェット機は、家庭用として本当によく売れた。

やがて、車にジェットが取って代わるようになった。
正直、もうほとんどみんなジェットだ。


でも僕はまだ車。
ジェット機は安くなったとはいえ、僕には買えない値段だから。


でも以前とは比べ物にならないほど便利になった。

道路はもう僕しか使わない。
だから渋滞もないし、何キロだしても大丈夫。

ジェットには負けるかもしれないけれど、
この車で自由に快適に走れることが僕には幸せだった。

この車が壊れるまでは、使い倒そう。

上空に風を切る音を感じながら、僕はアクセルを踏み込んだ。



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