ウミガメのスープ

日刊フワーリーランド「琥珀色の○○」

作者: ふわっふぁするよ

日刊フワーリーランド「琥珀色の○○」

彼女は強い力を手に入れた。
そして世界は滅亡した。

いったい何が起こったというのか。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

登場人物は彼女のみですか?

no!

はい

彼女とは人間ですか?

yes!

△

ポケモン関係ないよね?ひみつのコハクでプテラ復活させるときはいつもワクワクですw

関係ないよっと( ̄▽ ̄)

いいえ

世界滅亡とは比喩表現ですか?

no!ホントに滅亡しまーす

はい

滅亡したのは現実世界ですか?

yes!

?

彼女が手に入れた力は、金銭、核のスイッチなど物質的なものですか?

答えにくいけど物質ではあるし、そうとも言えない。

△

オカルト・ファンタジー・Dr.マシリト要素はありますか?

ファンタジー寄りです(*'-'*)あの髪型の人は関係ないっす

はい

手にした力は魔法のようなものですか?

yesで!

はい

彼女もしにますか?

yes!!

いいえ

戦争は関係ありますか?

no!!

いいえ

彼女はその力を意図せず使ったのですか?

no!!力は意図して使いました!

はい

力を使った結果死にましたか?副作用というか自爆というか。

yesと言っときます

いいえ

彼女には、世界の滅亡に伴う目的がありましたか?

no!!いい質問です!

いいえ

彼女は力の効果をきちんと理解してましたか?

no!です

△

ドラゴンボール関係ありますか?あれって琥珀色ですよねw

関係ありません( ̄▽ ̄)

?

彼女が手にした力は願いをかなえるものですか?

私の取り方が間違っていないならyes!

はい

力を使ったらその効果が想像よりも強大であったということですか?

yesと言っときます

?

彼女の力は、なに

勘違いとはいいがたいかも。

いいえ

願いをかなえるためには、世界の滅亡が必要になってしまったのですか?

no!!

いいえ

「平和な世界」を願いましたか?

no!!

はい

彼女の願いはポジティブなものでしたか?

yes,えーと魔法のランプのような、なんでも願いが叶う様なやつではないです

いいえ

願いを叶える者に意識があるとして、ドジっ子属性付きの者ですか?

no なんでも叶えてくれる物という訳では無い

?

願いをかなえるための制約や規則はありましたか?

制約はありませんが、忠告はありました

△

では、力を与えたものがきちんと説明してなかった?

yesandno,物事において1から10まで教える必要はないよね

いいえ

彼女は特別な地位の人間でしたか?

no!

はい

神様は関係ありますか?

yes,関係はします

いいえ

力を手に入れた過程を解明する必要はありますか?

noかな

いいえ

願い事を叶えるものは、願い事を曲解して実行しましたか?

no,願い自体は叶いました

いいえ

彼女はこんな世界なくなればいいのに、と常々思っていて、これを使えば願いがかなう、と力を与えましたか?

no

いいえ

神様にお祈りして願い事をしましたか?

no

はい

世界の滅亡とは、人類以外の生命や環境も含みますか?

yes!

?

願い事を額面通りに受け取り過ぎましたか?

どうだろう。yes?まあそういう方向じゅあないっすよ

はい

彼女は願い事をかなえるような力があった→しかし力を与えられた時の説明不足により、とあることを願ってしまった→その結果、願いがかない世界が滅亡した と言う流れであっていますか?

yesですが、説明不足って言っていいのかなと悩みます。一応忠告はされましたからね。

いいえ

流れ星は関係ありますか?

no

はい

地球そのものがなくなった?

yes!!重要かもしれません

いいえ

彼女の願いは世界滅亡であってますか?

no

?

願いごとの方向性が限定されているのですか?

というか一つのことしかできません

はい

銀河系すらなくなりましたか?

yes!!

はい

彼女以外の人物がその1つの願いをかなえてもらったとしたら、地球は滅びましたか?

yes!!まあでもあることをしなければ、そうはならなかったでしょう。

いいえ

世界のリセットボタンですか?(・ω・)

no

いいえ

願いを実行するための方法は重要ですか?

noかな?

いいえ

この世界は神の夢だと仮定して、神の目を覚ませましたか?

no、でもそういうの好きです(*'-'*)

はい

うまく願い事をすれば、滅びずに済みましたか?

yesで

?

時間を遡り過ぎたのですか?

重要ワードがきました!! no

いいえ

ジャイアンにマイクを渡しましたか?

no( ̄▽ ̄)銀河系が滅ぶってどんだけだよ

はい

力は時間に関係あるものですか?

yes!!大有りです!

いいえ

タイムパラドックスは関係ありますか?

no

いいえ

全てが滅亡した先の未来へ行きましたか?

no

いいえ

じゃあ、時間を進め過ぎた?

no!!じゃあ残るは?

いいえ

未来へ行きたいというものですか?

no!!

いいえ

宇宙の果てまで飛んでいきたい~♪ みたいな意味で「宇宙の終わりを見たい」と言った?

no( ̄▽ ̄)意味全然ちげえ

はい

時間をとめた?

yes!!

はい

時間を止めた?

yes!!

?

時間をとめた?

アハハハ( ̄▽ ̄)yes!!!

いいえ

そして時は動き出さない…

no!!確かに動きました!

いいえ

世界の時が止まったのではなく、滅亡が起きるのですか?

no!!確かに止まりましたあ、

いいえ

彼女の時間も止まったから、とめた時間を解除できる人がいない?

no!Dr.スランプの様な展開ではないです( ̄▽ ̄)

はい

彼女だけの時間は動きましたか?

yes!重要です!

はい

何かが速度∞で衝突しましたか?

yes!!これもまた重要です!

はい

世界滅亡は彼女の力の代償?

yesとも言えます!

いいえ

時間が止まったのは、限定された空間のみ?

no!世界中が止まりましたよ!

いいえ

酸素が吸えなくなった?

no!この物語では酸素が据えると仮定しています。

はい

「琥珀色の時計」は、時間を止める装置なのですね?

yes!!その通り!

はい

彼女が光速を越えた速度で移動→その衝撃で地球ヤバい ですか?

yes!!なぜそうなった?

?

時間が無くなる事によって全てがビッグバンの前の状態になりましたか?

むしろビックバンが起きました。時間は止まっていますね。無くなってはないです。

いいえ

彼女がおならをしてそれによって全てが滅亡したんですね?

no( ̄▽ ̄)

はい

時間と一緒に重力の概念も止まったorなくなった?

yes!!しかしこの時計は使用者が触れた物に関してのみ、その部分だけ活動するという設定です

?

時間をとめて移動し、それで時間を進めた結果、彼女にとっては普通の移動が、世界にとっては瞬間に彼女が移動し、衝撃波もろもろ…ですか?

おお、これはFAでいいかな?衝撃波の部分をもう少し詳しくどうぞ!

いいえ

地球の公転周期に置き去りにされた?

no

?

きのこさんが問題をスナイプして世界が滅亡したんですね?

させそうだね(´・_・`)

?

光速を越える物質の衝突が起きることで、挿絵のようなブラックホールが発生したのですか?

ああ、これをブラックホールと見たか(;゜0゜)素晴らしい!yes!!解説いきますね!

?

高速以上のスピードで移動するとアインシュタインの言った法則が云々ですよね?

一応yes!今回は参考にしてないっすけど。

?

しかし、じゃあどうやれば世界を滅ぼさずにこの時計を活用できるんだろう…

動かなければいいんですよ( ̄▽ ̄)不可能かもだけど

答え

私はダメ人間だ。
いつも動作が鈍いと言われる。
私はゆっくり生きたいのだ。

時間が、止まればいいのにな。

ある日いつも通り遅刻し、それでものんびりと歩いていた私に話しかける、一人のお婆さんがいた。

「お嬢さん、ちょっと、ちょっと」

どうやら道で行商をしている方のようだ。
占い師のような、怪しい印象である。
だが不思議と嫌な感じではない。

私は決して暇ではなかったのだけれど、少し商品を見て行くことにした。
どれも綺麗なものばかりだ。
こういうのをアンティークというのだろうか。
金銀宝石が散りばめられた、装飾品や衣服が並べられている。

中でも目を引いたのは、琥珀色の懐中時計。
懐中時計でありながら、ストップウォッチのようなボタンがついている。
そして不思議なことに時計回りと反対方向に針が進んでいる。
ホントに珍しい時計だ。

「お婆さん、これは?」
「ほぉ、お嬢さんはなかなかの選別眼をお持ちですね。これは天使の懐中時計と申します。」
「……天使!?」

天使は昔から大好きなのだ。
私はよくお絵描きで天使のを描き続けている。
なので時計に夢中になりはじめていた。

「時間を司る神が天使に持たせた時計だと言われております。現実の時間とは逆行することでバランスを保ち、そのボタンを押すことにより時間を止められるものなのです」

……胡散くせえ。
しかしこういう設定は大好きだ。
ちゃんとしたテーマがある。

「それでこれはおいくら?」
「いえ、お代はすぐには頂きません。お嬢さんがこれをお使いいただいて満足なさった時に、その分をいただくことになっております」
「それは怖いわ。ちゃんと払うから値段を言ってよ」
「でしたら……そうですね。2000円でいかがでしょう。手付金として頂きますが、後でちゃんとお返しいたしますよ」

私はお婆さんの言動を怪しみながらも、2000円という格安料金に惹かれて買ってしまった。
我ながらいい買い物をしたもんだ。

「……一つだけご忠告を。"時間を止める"という行為は人間の手に余る行為であります。くれぐれもお使いにならないよう」

なんちゅうことを言うんだ、このお婆さん。
まあでもそういうテーマも好きだ。
なかなか楽しかった。
またここにくるとしよう。

ニコニコ顏で会社に到着した私を待っていたのは、ニコニコ顏で怒りに燃えていた上司の説教だった。
嫌になるな、もう。

それからというもの、私は出かける時いつも懐中時計を持ち歩くようになった。
逆行している時間を見ると、時間は無限であるような、そんな感覚に浸れてしまう。
本当にいい買い物をしたな。

その時ふと料金のことについて思い出す。
こんなに満足してるんだから、10万くらい払ってもいいよね。
他にもいい物があるかもしれないんだから、ちょっとお婆さんのところに寄って行こう。

私は銀行からお金を下ろし、その足であの場所へと向かっていた。

交差点で信号待ちをしている。
横には杖をついた、ふらふらのおじいさん。
特に気に留めなかった。

信号が青になる。
私は横断歩道をゆっくりと歩く。
渡り終えた。

おじいさんが気になった。
後ろを振り向いた。
ちょうど歩道の真ん中にいた。
遅い。

……一台のトラックが猛スピードで走っているのが見えた。
歩道前でも全くスピードを緩めない。
これはやばいんじゃ。
あ、これはもうダメだ。突っ込む。

私はその時、時計の力を思い出した。
もし時間を止められるんなら、これを何とかできるはずだ。
お願い!時間よ止まって!!


カチッ


音が消える。
周りの景色がおかしい。
色が乱反射している。
空気の粒子が一粒、一粒見える。
空気だけじゃない。
人間が未だ知らない物体も壊れ、粒子となっていく。

私が動作をすればするほど、動いた場所が粒子となって拡がり、目では判別出来ない空間ができていく。

なるほど、時間が止まるというのは"物質の運動"が完全に停止するコトを意味するのか。

おっと見とれている暇はない。
時間を止める制限は無いようだが、どちらにせよお爺さんを助けなければ。

自らが動いても、自らは壊れないようになっているようだ。
そして自分が触れた場所は活動するらしい。
ということはお爺さんに直接触れれば、その触った場所だけ押し出されて拡散するのか、グロい。

それならばと、トラックのタイヤを壊しに行く。
片方の車輪を無くせば、逸れてお爺さんは助かるはずだ。
……よし、うまく削れた!

その後私は色んなところを見てまわった。
今の時期綺麗な花畑を見に行ったり、昔の恋人の様子を覗いて見たり、憧れのミュージシャンに会いに行ったり。
なるべく物や人に触れない様なルートを辿っていった。

なんというか、神秘的だなーと思った。
みんな止まってるんだもの。
その中を一人散策できるなんて、私神様にでもなったみたい!

そういう風に調子に乗っていたら、お腹が空いてきた。
時間が止まったままだと何も食べれないよね。
ずっとこのままこうしていたいけど、やはり私は人間なんだ。
うん。戻ろう。

私は再びボタンを押した。


カチッ


その瞬間私は吹き飛ばされた。
いや違う。戻っている、逆行している。
今辿ってきたルートを忠実に戻っているのだ。
まるで巻き戻しのように。

ああ、そうか。
私が触れた空間は、時間が止まっている間は"無"なんだ。
だから再び時間を進めれば、それを取り戻すために一気に吸い込むのか。


超高速で吹き飛ばされる私の体は、凧のように重さがない。
音速、光速の世界の中で最中で笑っている人を見つけた。
あの時のお婆さんだ。

2000円札をさっと私に渡して、手を振って消えていった。
そうか。あの人は……だったのか。
高いお代を払わされたもんだ。

お、トラックが見えた。
その時もうすでに私の末路は分かっていた。

ズドン、ガリガリガリガリ。

超高速の細かい粒子に押しつぶされた私の体は、粒子ごと潰され、存在そのものが無くなった。
その時私は何故か一瞬だけ意識があって、もう一つの結末も理解した。

ああ、これ世界崩壊するわ。

私が歩んできた道は、一瞬で吸い込むブラックホールだった。
何も無い状態でいきなりそんな莫大なエネルギーが出来たのだから、全てを取り戻した空間は反動でまた莫大なエネルギーを放出した。

私は一人の老人を救おうとして、世界をぶっ壊したんだ。

薄れゆく意識の中、私はビックバンを見た。



プルルル、ピッ
「ああ、今回もダメだったよ。あいつは話を聞かないからな。今度はこれを見ているやつにも付き合ってもらうよ」
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