ウミガメのスープ

特効薬

作者: えぜりん

ある男が病気にかかってまもなく死亡した。
そのため、病気の特効薬の値段はさらに高くなったが、患者たちは喜んだ。

一体どういうことだったのだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

患者たちは特効薬を使う予定でしたか?

Yes 特効薬で治療します。

いいえ

特効薬は漢方薬で人間の臓器から作られますか?

No 通常の化学合成で作られると考えた方がよいでしょう。

いいえ

死亡した男は特効薬を使いましたか?

No! 使えませんでした。

いいえ

男は薬の被検体でしたか?

No 一般の患者です。

はい

ある男がかかった病気と、特効薬が高くなった病気は同じものですか?

Yes 全く同じです。

はい

ある男の病気と特効薬の効く病気と患者たちはみんな同じ症状ですか?

Yes 同じ症状と考えていいです。

いいえ

患者は特効薬の値段が高くならなくても喜びますか?

No! 高くなったことが、患者に利益をもたらしました。

いいえ

男が死亡しなくても、特効薬の値段は上がりましたか?

No! 男の死がキッカケで値段が上がりました。

男の死因は、感染した病気によるものですか?

YesNo 感染症でもそうでなくても構いません。

いいえ

患者たちは特効性のあるすぐ効果が切れる薬よりも持続性があり薬の効果に頼らずリハビリすることで薬物依存から脱しますか?

No!リハビリや薬物依存は無関係なんですが、重要なワードがあります。

いいえ

患者は男が死んだことで特効薬が効くと感じましたか?

No 男は特効薬を使いませんでした。No.3参照

いいえ

男の死により、特効薬は手に入りやすくなりましたか?

No 基本的には金さえ払えば簡単に手に入ります。

いいえ

仕事中毒の医療スタッフは重要ですか?

No! 医療スタッフは関係ないです。

はい

患者たちは治療する気がありますか?

Yes アリアリです。

いいえ

3より男の分の薬が余りましたか?

No もともと不足はしていませんし、男の分がどこかに回ったというわけでもありません。

いいえ

特効薬はまだ認可されていませんでしたか?

No ちゃんと認可された治療薬でした。

いいえ

男の死により、病気の進行が高いことが分かったため急いで薬を作り、認可したので薬の値段は高くなってしまった。だが特効薬が使えるようになり生存率が上がったので人々は喜びましたか?

No 特に進行が速いわけでもないし、生存率にも影響はありませんでした。

いいえ

値段が上がったせいで、お金持ちの患者達に薬がいきわたるようになり、お金持ちの患者は喜びましたか?

No お金持ちの患者はもともと苦労はなかったのです。

いいえ

核心特効薬は、継続的に服用・注射しなければならないものであり、男は災害などで薬を服用・注射できずに死亡した。それにより研究が進み、服用・注射の頻度が少なくても済むようになりましたか?

No! 災害関係ありませんが…

はい

核心今までの特効薬より長い時間効く薬が生まれましたか?

Yes!その通りです!

いいえ

特効薬の摂取の仕方は重要ですか?

No 重要ではありません。

いいえ

どんな病気かの特定は重要ですか?

No 特定は不要です。

いいえ

値段が上がったことが患者の喜んだ直接的な原因ですか?

No 値段が下がればなお良かったのですが、まあいいか、ということです。

答え

男は特効薬の費用を払えず、死亡した。
特効薬を製造販売している製薬会社はそれを重く見て、より患者への経済的負担が低い薬の開発を進めた。
その結果、特効薬の改良が成功した。
薬価そのものは高くなったが、投与回数が減ったため、治療にかかる総費用は安くなったので患者は喜んだのであった。



以下、どうでもいい詳細



男は経済的困窮のため、特効薬による治療を受けることができず、対症療法にも効果がないまま亡くなった。


かねがね「特効薬が高すぎる」という評価を耳にしていた製薬会社側は、治療にかかる費用を抑える方法を考えることにした。

研究開発費や原材料費を考えると、現時点で薬の値段を下げることは難しい。
だが、効き目が良くなり、投与回数を減らすことができれば、治療の総額は安く抑えられる。

誰でも治療が受けられるようになれば、むしろ薬の売り上げは上がり、会社の利益にもなるはずだ。
また、企業イメージの上昇にもつながるかもしれない。

新しいプロジェクトが提唱され、特効薬の再研究が始まった。
研究費は増額され、人員が補強された。

研究員は発奮し、まもなく新しい剤形の特効薬が完成した。

1日分の薬価は確かに増え、倍になった。
だが、今まで毎日続けなければならなかった投与が、1週間に1回投与で済むようになり、さらに完治までにかかる平均日数も半減した。
すなわち、治癒までにかかる薬価が7分の1程度になったというわけだ。

治療期間短縮に伴い、病気の症状が患者に与える精神的影響も少なくなり、病院通いの日数も減るので、患者の負担軽減は金銭面のみにとどまらない。


その業績は高評価を受け、株価も上昇したのであった。
めでたし。



※この解説はフィクションです。専門的考察はカンベンです。
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