ウミガメのスープ

作者: ゴトーレーベル

美術骨董のコレクターとして有名な富豪。

彼が所有しているなかでも名品のひとつ、歴史に名を残す名工の作になる壺。
作られた直後に名工が領主の不興を買い、斬首に処せられたという伝説がまとわれた壺。

この壺。富豪に対して友人知人はたびたび「見たい」と言う。
しかし富豪は、そう言われても決して壺を見せることはない。

どういうわけだろうか。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

その壺に中身はありますか?

No 壺単体のみです

その壺に中身はありますか?

同上

いいえ

知人友人は自らの利益の為に見たいと言っているのですか?

No 純粋な美術的興味からです

いいえ

いわくつきの(呪い伝承のある)壺ですか?

No 呪い関係ありません

いいえ

首が入ってますか?

No 中身ありません みんな好きだなあw

その壺は世間的に公にされていますか?

YesNo 有名な壺ではあります

はい

問題文の「壺」はすべて同じものを指しますか?

Yes

はい

壺は実在しますか?

Yes

いいえ

名工の作になる壺ということはまだ名工の作にはなっていませんか?

No 正真正銘、名工の作です

「見る事」が重要ですか?

んんん?どういうことでしょう?友人知人は見たがってます。3参照。

壺の写真はありますか?

YesNo 富豪が撮っていればあります

いいえ

富豪のところにある壺は偽物ですか?

No 本物です!

いいえ

最終的に富豪は壺を手放す心算ですか?

No

いいえ

担保物件として銀行に押さえられていますか?

No

いいえ

富豪は自分のコレクションを見せるのが嫌いですか?

No この壺以外なら快く見せるのです

領主の不興を買った理由は重要ですか?

これはNoです

はい

6、有名な壺ではあるが一般人は色も形も知りませんか?

Yes!! まとめられますか?

はい

10より改正 友人知人にとって「実物の壺を見る事」が本人たちにとって重要ですか?

Yes これも3参照ですね

いいえ

名工は領主に壺を見せたから斬首になりましたか?

No

いいえ

評判に比べて壺の外観が美しくないので、見せる価値がないと思っていますか?

No それは美しい壺です

いいえ

17 壺に興味を持って訪れる客を減らさない為ですか?

No

いいえ

17謎だからこそ価値があるので公開したくないのですか?

No

いいえ

11より、富豪は写真であっても見せたくないと考えていますか?

No 「見せたくない」のではないのです

はい

17より、壺を見ても誰もそれと気づいていませんか?

Yes!! もう一声!!

はい

富豪はその壷以外の壷もたくさん所有していますか?

Yes

いいえ

本物かどうかを誰も確認できないので、別の壺を本物と称してあちこちに売りさばくつもりですか?

No

いいえ

17、一般の人に見せても本物だと分からないので見せても意味が無いと考えていますか?

No! そうではなく……!

もう見えているので、あらためて見せることはできませんか?

んーんんんんん……近いといえばいえるんですが……! No

いいえ

本物かどうかを誰も確認できないので、難癖をつけられたとき反論するのが面倒なので見せないのですか?

No

いいえ

見せた時、富豪側に金銭的な損害が発生するからですか?

No

花瓶代わりにインテリアとして普段から出してありますか?

YesNo それでもいいのですが…… 肝はそこではないのです

いいえ

壺を見せない事で利益を得ようとしていますか?

No

実は玄関に飾ってあるのに見たいと言ってくるから、呆れて見せませんか?

31と同じ

いいえ

どんな壷だか特定されたら、盗まれる危険があるからですか?

No

いいえ

その道の鑑定家は知ってますか?

No!!! まとめてください!

いいえ

壺の贋作が作られる事を恐れていますか?

No

いいえ

目利きのテストのために、よく見ればわかるような形で出してありますか?

No

はい

核心自分も本物かどうかわからないので、鑑定結果が出るまでまだ見せられませんか?

Yes! 正解とします!!!

いいえ

その壺は複数存在しますか?

No

いいえ

一見して壷には見えない大きさですか?

No

答え

その壺は作られてすぐに歴史の表舞台から消え、
文献におおまかな特徴が伝えられるだけで、
実在にすら疑念が持たれている幻の壺だったのだ。

壺は紆余曲折を経て富豪の手に渡ったのだが、富豪も売り手の骨董商も、
出来がいい名品と思うだけで、それが幻の壺とは知らなかったのである。

だから、富豪は友人と今日もこんな話をする。
友人「その壺が本当にあるなら、一度でいいから見たいもんだね」
富豪「まったくだ。美術愛好家の夢だな」
と。

— お昼下がりの13問目。

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