夢電車
心
地よい電車の振動に、つい居眠りをしていた私。
ふと気付くと、数年前付き合っていた元彼が、少し離れた席に座っている事に気付いた。
声をかけようとしたが、見知らぬ少女にすそを掴まれた。
「行っちゃヤダよぅ」
ふと気付くと、元彼はいなくなっていた。
スマホに着信があった。
私は、元彼に声をかけなくてよかったと思った。
一体何故?
*天童魔子さんから頂いたネタから再構築しました。
地よい電車の振動に、つい居眠りをしていた私。
ふと気付くと、数年前付き合っていた元彼が、少し離れた席に座っている事に気付いた。
声をかけようとしたが、見知らぬ少女にすそを掴まれた。
「行っちゃヤダよぅ」
ふと気付くと、元彼はいなくなっていた。
スマホに着信があった。
私は、元彼に声をかけなくてよかったと思った。
一体何故?
*天童魔子さんから頂いたネタから再構築しました。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
?
元彼に声をかけていたら、私は死んでいたかもしれないですか?
ノーです。
?
スマホへの着信は元彼の訃報を伝えるものでしたか?
ノーです
?
スマホの着信の相手は、元彼ですか?
ノーです
?
着信があったのは「私」のスマホですか?
イエス
?
非現実的要素はありますか?
イエスです。
?
夢オチですか?
イエスですが重要ではありません。
?
非現実ますか?
イエスです。
?
他に重要な登場人物はいますか?
イエス、現在の恋人が重要といえますね。
?
見知らぬ少女は、本当は私の知っている人でしたか?
ノー、知らない少女です。しかし、その正体は重要です。
?
最初にふと気付いた時点で、私はまだ夢の中にいますか?
イエス!
?
二度目にふと気付いた時点で、私はまだ夢の中にいますか?
イエス!
?
問題文で、『ふと気付くと、数年前〜〜元彼はいなくなっていた』までが夢の中の出来事で、私はスマホに着信があったタイミングで目を覚ましましたか?
イエスです。
?
★
核心見知らぬ少女とは私と今彼との将来生まれる娘であり、このときもしも元彼に声をかけていたら少女は生まれない運命でしたか?
お見事!
答え
確
かに私は電車に乗ってウトウトしていた。
しかし、私が夢の中で乗った電車は、過去を巡る走馬灯のようなものだった。
停車すると、昔に出会った沢山の人々が当時の姿で乗ってきて、離れ離れになったときの姿に成長して降りて行く。
それに気づいた私は、思わず昔付き合っていた彼氏を探していた。
いわゆるマンネリと言うのだろうか、今の彼とはうまく行っておらず、別れようと思っていた矢先のことだった。
-もしかしたら、彼とやり直せるかもしれない。-
ようやく元彼を見つけた私が、声をかけようとしたその時、何かが引っ掛かっているような強い抵抗を感じた。
否、小さな少女が引っ張ったのだ。
「え?誰?」
過去の人物のはずなのに、全く覚えが無い。
「行っちゃヤダよぅ。行ったら、私いなくなるよ?」
「え、あっ…。」
元彼は一瞬少女に目を離した隙に、下りていってしまった。
「…ねえ、君は誰?」
「****」
名乗ったのだろうが、何故か私の耳には雑音しか聞こえない。
「え?」
「****だよ。…たぶん、きっとすぐわかるよ。」
そこで意識が途切れた。
否、目が覚めたのだ。
強い振動がカバン越しに感じられた。
スマホの着信だ。
今の彼からのもので、彼の写真が表示されている。
気付く。
あの彼女は今の恋人に良く似た眼をしていた。
そうか、私は、彼女の名前を知らなくて当然だ。
その少女はきっと私たちの娘で、これから二人でつけるのだから。
そして、あの時私は元彼に声をかけなくて良かったんだと思う。
声をかけていれば、あの少女に出会える日が永遠に来なくなるだろうから。
数ヵ月後、妊娠検査薬での簡易試験が陽性になったのは別のお話。
*過去の存在の中で、唯一未来から来たであろう「娘」に止められた。
その娘に会えなくならなくてよかった、と思った。
かに私は電車に乗ってウトウトしていた。
しかし、私が夢の中で乗った電車は、過去を巡る走馬灯のようなものだった。
停車すると、昔に出会った沢山の人々が当時の姿で乗ってきて、離れ離れになったときの姿に成長して降りて行く。
それに気づいた私は、思わず昔付き合っていた彼氏を探していた。
いわゆるマンネリと言うのだろうか、今の彼とはうまく行っておらず、別れようと思っていた矢先のことだった。
-もしかしたら、彼とやり直せるかもしれない。-
ようやく元彼を見つけた私が、声をかけようとしたその時、何かが引っ掛かっているような強い抵抗を感じた。
否、小さな少女が引っ張ったのだ。
「え?誰?」
過去の人物のはずなのに、全く覚えが無い。
「行っちゃヤダよぅ。行ったら、私いなくなるよ?」
「え、あっ…。」
元彼は一瞬少女に目を離した隙に、下りていってしまった。
「…ねえ、君は誰?」
「****」
名乗ったのだろうが、何故か私の耳には雑音しか聞こえない。
「え?」
「****だよ。…たぶん、きっとすぐわかるよ。」
そこで意識が途切れた。
否、目が覚めたのだ。
強い振動がカバン越しに感じられた。
スマホの着信だ。
今の彼からのもので、彼の写真が表示されている。
気付く。
あの彼女は今の恋人に良く似た眼をしていた。
そうか、私は、彼女の名前を知らなくて当然だ。
その少女はきっと私たちの娘で、これから二人でつけるのだから。
そして、あの時私は元彼に声をかけなくて良かったんだと思う。
声をかけていれば、あの少女に出会える日が永遠に来なくなるだろうから。
数ヵ月後、妊娠検査薬での簡易試験が陽性になったのは別のお話。
*過去の存在の中で、唯一未来から来たであろう「娘」に止められた。
その娘に会えなくならなくてよかった、と思った。
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