ウミガメのスープ

採用理由

作者: ツォン


社試験の面接官が上司になった。

カメオはある日、その上司から採用理由を聞いた。

「…本当に本当ですか?」

「当然だ。」

カメオはその日の夜、自殺した。

一体なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

カメオが辞職しても成り立ちますか?

イエス

採用理由がショックで自殺しますか?

イエス!その内容を当ててください。

カメオが採用された理由を聞きましたか?

イエス!その内容を当ててください。

カメオの知人は関係ありますか?

ノーです。カメオと上司だけです。

重要キャラは、カメオと上司だけですか?

イエス

カメオは上司が面接官だったので死亡しましたか?

ノーです。

カメオを採用したのもその上司でしたか?

イエスです。

登場人物はカメオと面接官の2人ですか?

イエス!

カメオは兵隊に徴収されて二階級特進を命じられても成立しますか?

ノーです

上司から聞いた採用した理由が悲惨すぎたので自殺しましたか?

イエス!

採用理由が、「お前を食べるためだよー!」と急に上司が叫び、ビビったカメオは自殺しましたか?

怖いwwwノーw

上司はカメオをないがしろにしていましたか?

イエス!しかし、カメオは…。

仕事内容は死に関係しますか?

無いようそのものはノーです

その企業はブラック企業ですか?

イエス!

上司は同情的な理由でカメオを雇いましたか?

ノーです!むしろ真逆です!!!

面接官が上司になったことから元から知り合いでしたか?

ノーです

面接は個人面接でしたか?

ノー、集団面接です。重要ではありません。

カメオは被害担当艦でしたか?

被害担当艦?ノーではないかと。。。

上司はカメオの給料をピンはねしていましたか?

ノーです

カメオは働く気をなくしましたか?

イエス!それどころか生きる意味も失いそうでした。

上司「お前は会社の駒だ。」といったので亀雄は自殺しましたか?

ノーです。駒と言う表現を使うとしたら、上司にとっての駒でした。

「お前なら

ノーです。

誰を採用してもよかったと告げられたからですか?

ノー、カメオを選んで選んだのです

誰でも良かったっと上司が通り魔的な事を言ったからですか?

ノー、カメオを選んで選んだのです

何か問題があった時に辞めてもらう為ですか?

イエスノー、それだけが理由ではありません。

カメオが大人しく上司の駒でいる事を選んだ場合、カメオは会社で安穏と暮らせますか?

ノー、上司の一存で首を落とされる可能性は高いです。

カメオは有能でしたか?

ノーです。むしろ無能です

カメオは体育会系ですか?

ノー、むしろヒッキー的な感じでした。

問題をカメオに出題するためですか?

ノーです。

25より 全ての恨みをカメオに買ってもらう為ですか?

イエス!上司の私怨をこめた採用といえます。

27より、カメオは無能だったから採用されたのですか?

イエスです。

その企業がどのような業種かは重要ですか?

ノーです

蜥蜴の尻尾切りに使われますか?

ノーです

カメオの能力以外が上司を惹き付けましたか?

ノーです。無能だからこそ採用されました。

カメオが採用された時点で、会社は既にスケープゴードとして使える蜥蜴の尻尾を必要とする案件を抱えていましたか?

ノーです。

カメオの家族は重要ですか?

ノーです。

上司は会社に対して恨みを持っていますか?

イエス!まとめていただけますか?

カメオの大学は重要ですか?

ノーです

核心上司は会社をダメにするためにダメダメなカメオを採用したのでそれを知ったカメオは自殺しましたか?

その通り!

核心会社を腐らせるためにカメオを腐らせますか?

その通り!

上司が会社に復讐するときのスケープゴートとして採用されましたか?

スケープゴートだとニュアンスが違います。

核心無能なカメオなら、必ずや会社を傾けるような大問題を起こしてくれるに違いないと信じて上司はカメオを採用しましたが、それをカメオ本人に嬉々としてばらしてしまったので元も子もなくなりましたか?

その通り!

安心してください。上司も無能でしたか?

ノーですそこそこできる人です

答え


る日の酒の席での話。

酔っ払った勢いで上司がカメオの採用理由を語りだした。

「なあ、カメオよ。お前、この会社好きか?」

「あ、はい。難しい事もたくさんあるけど、やっぱり好きですね。」

「そうか。意外だ。」

「え?」

「俺はなぁ、大嫌いなんだよ。この会社が。」

唐突なカミングアウトに、僕は動転した。

「嫌いどころか憎しみに近いほどだ。
土日も仕事だ。
課長以下には有給休暇を取らせてくれん。
そのせいで、俺は娘の学校行事に一度も出席できたことが無い。
家じゃ嫌われ者だった。

その娘や妻も、俺に愛想付かせて出て行っちまった。」

不意に始まった壮絶な反省に、絶句するカメオ。

しかし、上司の言葉はまだ続く。

「面接の日にさ他にもっと出来そうな奴とか、性格がいい奴もいたの、気付いてたか?

そういう奴を雇うには忍びないと思ったんだ。だから、カメオ、お前を選んだんだ。」

「…そ、それってつまり」

「カスだと思ったんだよ。お前は。会社に迷惑を掛けてくれるような、な。期待通りには行かなかったが…。」

そう告げられたカメオは、入社からの5年間もの間、その仕事ぶりに憧れていた上司にそんな評価をされていたことを知ってしまった。

そして、カメオは死んだ。

遺書にはこう書かれていた。

ダメだった僕に、何かを見出してくれたと思っていたのに、駄目な僕が会社に迷惑をかけることを期待していただなんて、もう生きている理由が見出せない。さようなら。
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