ウミガメのスープ

約束の日

作者: TTR

木下さんと佐藤くんは、穴を掘っていました。

十分な広さ、深さになったところで、木下さんはバラバラにしました。

その10年後、木下さんは掘り返し、悲しみにくれました。

なぜ

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

お約束の、グロますか?

お、お約束なんですかね?w No

はい

タイムカプセルは関係しますか?

Yes タイムカプセル関係します!

いいえ

十年後佐藤くんは無事ですか?

No 交通事故で死にました。

はい

十年後佐藤くんは無事ですか?

Yes さあ、まとめてください。

いいえ

埋めた物がボロボロになっていましたか?

No 年月により、ある程度は風化しているでしょうが、ボロボロにはなっていません。

いいえ

中身は秘密で各自バラバラに埋めておいたが、死んだ佐藤の分まで掘り返したところ、未来の木下宛ての手紙が出てきましたか?

No 二人とも同じ場所に埋めました。そして、その時の木下宛ての手紙ですが……

いいえ

佐藤くんは木下さんに告白をして振られた。その時佐藤くんは交通事で、死亡。木下さんは佐藤くんの木下さんへの思いが書いてある手紙を呼んで、佐藤くんを思い出し悲しみにくれたましたか?

NoYes 佐藤くんは降られていません。佐藤くんが交通事故に遭ったのは10年後近くです。思いが書いてある手紙は読んで悲しみました。

手紙の内容はプロポーズですか?

YesNo さらに言いましょう。タイムカプセルを埋めたときは小学生です。(まあプロポーズとも取れるかもしれませんが

いいえ

木下は佐藤への想いを忘れようと思って思い出の品をバラバラにして埋めたが、死別した後に相手も同じものを埋めていて、両片思いであったことがわかりましたか?

No 埋めたのは二人同時に埋めました(互いに存命の時です)。読んで両想いであった事に気が付きました。

いいえ

佐藤くんをバラバラにしましたか?

No タイムカプセルを埋めた当時は生きています。

セットになるペンダントをバラバラにして埋めましたか?

今ならセットで2980円!って違います No

核心ジクソーパズルでメッセージを書いていましたか?

いぇ~す ざっつらい♪ 正解です~

核心パズルが関係しますか?

いぇ~す ざっつらい♪ もろもろ合わせて正解とします。

暗号化したラブレターを用意し解読コードをバラバラにし世界中に配置、10年かけてコードを回収したとき、既に最愛の人はこの世を去っていたのだ…ますか?

いえす 木下さんは世界中を旅しながら、佐藤くんのちりばめた暗号を拾いながら彼の思いを理解していきました。最期のコードを見つけた時、それが木下さんへの愛と、佐藤さん自信が病に蝕まれていたことに気が付き、佐藤さんのもとへ行ったが……って!NoNow(ネタ赤進呈

答え

【要約】

木下さんと佐藤くんはタイムカプセルを埋めるために、穴を掘っていました。
木下さんは真っ白なパズルに、佐藤くんへの思いを書いて、バラバラにして埋めました。
二人は、10年後の同じ日に掘り返す約束をしました。

その後佐藤くんは交通事故に遭い、死にました。

10年後の同じ日、木下さんは一人でタイムカプセルを掘り返し、果たせなかった告白に悲しみました。



~以下おまけです。お時間のある方お読みくださいませ~


木下さんと佐藤くんは、親同士が知り合いで小さいころからずっと一緒でした。

さて、小学校も卒業するかというところで、木下さんは佐藤くんに提案しました。

「ねえ、タイムカプセル埋めない?」

「はぁ? なんでタイムカプセルなんて埋めるんだよ。」

「いいじゃない、思い出思い出♪」

「ん~まあ、いいよ」

二人は、小学校の校庭端に埋めることにしました。

二人は木下さんの持ってきたクッキー缶が入る大きさに穴を掘りました。

佐藤くんは、ロボットのおもちゃをクッキー缶に入れました。

木下さんは、バラバラにしたパズルを入れました。

「ん?何だこれ、なんか文字が書いてあるな。なんて書いてあるんだ?」

「それは……10年後のお楽しみ♪10年後の同じ日にこれを掘り返そうね。」

「なぁ~んか、気になって気分悪いけど、わかったよ。10年後楽しみにしてるよ。」

二人はクッキー缶の蓋を閉めると、ガムテープでぐるぐる巻きにして埋めました。


それから10年近く時が流れました。

二人は、喧嘩をしながらも仲良くしていました。

約束の日まで1カ月と迫ったころ、二人で食事をしていました。

「なあ、俺達ずいぶん長い間一緒にいるじゃん」

「むぐむぐ……そうね」

「で、さぁ……」

「んぁ? ぬぁに? むぐむぐ」

「まず、食いながら話聞くのやめてくんない?」

「だって、このサラダおいしいんだもの。」

「ま、いいや。んでさ……俺と一緒にならね?」

「はい? どういうこと?」

「だからさ、結婚してくれない? 俺と」

「……え? あの、え?」

「お前の事、支えていけると思うんだ。だからさ……結婚しよう。」

「あ、あはは。そ、そう言えばそろそろタイムカプセル掘り出す日だね。」

「話そらすなよ。」

「ううん。その時、返事する。だからちょっと待ってて。」

「まあ、考える時間いるよな。わかった。その時聞かせてくれよ。」

その後、互いに気まずい感じになりました。。


さてさて、約束の日まで1週間となりました。

木下さんがいつも通り窓辺で外を眺めていると、急に佐藤さんの母親がやってきました。

内容を聞いていくと、佐藤さんが交通事故で即死したと言うことでした。

木下さんは茫然としていました。

悲しいと言う感情もすぐに湧いてこないほどでした。


それからの1週間はあっという間でした。

ただ、泣いたまま1週間が過ぎ去って行っていました。

ふとカレンダーを見ると、赤い丸と楽しそうな文字で、「約束の日」と書かれていました。

カレンダーを破り捨てたくなる感情に駆られながらも、約束だけは果たそうとこっそり出かけました。


たどり着いたのは、懐かしい小学校の端。

今年も綺麗に咲いている桜の根元でした。

そこを掘り返すと、だいぶ古ぼけてしまったクッキー缶がありました。

中には、あの時の佐藤くんのロボット。バラバラになったパズルがありました。

懐かしさにとらわれながらパズルを組み合わせていました。

パズルが出来上がったところで、ロボットを触りました。

涙をこらえながら懐かしんでいると、ロボットの胸が開くようになっていることに気が付きました。

そこを開けると小さな手紙が入っていました。

その手紙を開いて読むと、木下さんは涙をこらえられなくなり、泣きだしました。

木下さんは、全てをクッキー缶にしまい、大事そうに膝に乗せると、道を引き返して行きました。


~1年後~

木下さんの病室には、パズル、ロボット、手紙が大切そうに置かれていました。

最近木下さんは、車いすでも動けないほどに体が衰弱してしまっています。

約束の日、無理矢理病室を抜け出したため、病状が悪化してしまいました。

今日の木下さんはひたすら穏やかに眠っています。

今日は陽の光が穏やかです。

木下さんのもとに佐藤さんが白いタキシードで迎えに来ました。

これから二人は結婚式を行うようです。

ピーと言う、音が部屋に響き渡る中、二人は互いに言えなかった告白を言いました。

「私は、健人くんが大好きです。」

「俺は、恵ちゃんが大好きです。」


木下 恵さんは温かな陽の光の中、穏やかな顔で亡くなっていました。

— 約束、ちゃんと守れますか?

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