ウミガメのスープ

悲しい話

作者: 芳香

「幸せな話しか書きたくない」と言っていた彼女が、初めて悲しい話を書いたので、私は喜んだ。
なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

話は何かの「物語」を指しますか?

いいえ!

いいえ

悲しい話を書いたのは、彼女にとっては悪いことですか?

いいえ!

はい

登場キャラは、私と彼女のみですか?

はい! 二人だけです。

いいえ

登場キャラの中に、職業が重要なキャラはいますか?

いいえ、いません!

はい

私と彼女は親しい関係ですか?

はい!

問題文をスワヒリ語訳しても成立しますか?

は……ううううん……成立するはずです。解くのがスワヒリの人々であれば。

はい

問題に出てくる1つ目の『話』と2つ目の『話』は同じ意味ですか?

はい! 同じ意味ですよ!

いいえ

話を書くとは創作活動を差しますか?

いいえ、指しません!

はい

彼女の書く話、とは(問題文中の世界において)実際にあった出来事ですか?

はい! 

いいえ

問題文に比喩表現はありますか?

いいえ、ありません!

彼女が悲しい話を書いたのは、彼女が悲しい体験をしからですか?

はいいいえ、です。

いいえ

彼女がなぜ「幸せな話しか書きたくない」と言っていたのかは重要ですか?

いいえ、重要ではありません!

いいえ

「幸せな話しか書きたくない」と言っていた時、彼女は幸せではなかった?

いいえ!

いいえ

彼女の書く話は、彼女と私以外の人が目にすることはありますか?

いいえ、ありません!

はい

彼女は自らの過去を振り返っていますか?

はい!

はい

私は、彼女が幸せになることをのぞんでいますか?

はい! 

いいえ

戦争関係ありますか?

いいえ、ありません!

本当は悲しい過去があるのに、心を開いて語ることをせず、楽しい思い出ばかり書き連ねる彼女。ついに吹っ切り、正直に悲しかったことを語り始めたので、私は安堵しましたか?

はいいえ、そういうことなのですが、「悲しい過去」があることを「私」は元から知っていたわけではありませんでした!

いいえ

彼女は私になにか相談をしていますか?

いいえ!(それでも成立はします、ミスリード注意)

はい

彼女が書いた「悲しい話」は「幸せな話しか書きたくない」と彼女が言っていたのより前に起きた出来事ですか?

はい、前ですが、そうでなくとも成立はします!

はい

彼女は私に手紙を出していますか?

はい! 出しています!

核心18より。私は、悲しい話を打ち明けてくれるくらい彼女が私に対して心を開いてくれたのだ、と分かったことを喜びましたか?

正解です!

はい

私と彼女は文通をしている、ペンフレンド同士ですか?

はい! そうです!

彼女は、悲しい過去を直視できませんでしたか?

はいいえ、さほど重要ではありません!

いいえ

彼女と私の具体的な関係性は重要ですか?

いいえ、ペンフレンドであること以上は重要ではありません!

はい

21より。彼女と私は文通をしていたが、彼女は

はい、文通です!

答え

雑誌のペンフレンド募集ページで知り合った私と彼女は、もう長いこと文通をしている。
彼女は手紙でいつも楽しく、幸せで、面白い話をしてくれる。私はたまに愚痴ったり、悲しい話も書いてしまうから、彼女の姿勢に憧れながらもどこかさみしさを感じていた。

「あなたって、悲しい話しないね」

あるとき、そう訊ねてみた。彼女の返事はこうだった。

「あたしはあなたへの手紙で、幸せな話しか書きたくないの。あなたがしてくれるのはいいんだけど」

性格かなあ、と思いつつ、それから私はあまり気にしないことにした。理不尽な寂寥を封じ込めて。

そんな彼女が、今回初めて、昔あったつらく悲しいことを書いてくれた。
いつもの軽快な語り口ではなく、とても慎重に紡がれたその手紙を読んで私は当然悲しくなったが、それよりもっと嬉しかった。やっと、私にも悲しさを分けてくれたんだ、と思ったから。


要約 文通相手である彼女に、悲しいことも打ち明けてくれるほど心をゆるされたのだと感じたから。
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