ウミガメのスープ

時を進める写真

作者: ツォン


の子が写真を飾ったので、止まっていた時間が動き出した。

そして女は、その女の子に謝った。

一体どういうこと?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

「止まっていた時間が動き出した」は比喩表現ですか?

イエス!

写真は、遺影ですか?

イエス!GJ!

女の子は女の子どもですか?

イエス!女児です。

犯罪は関係しますか?

ノーです

パソコンは関係しますか?

ノーです。

女の子の飾った写真に人は写っていますか

イエス!2参照、遺影です

止まっていた時間が動き出した←動きを止めていた物品が動き出しますか?

ノーです

写真を飾った事で、何か誤解がとけたのですか

ノーです

3 えーっと……。「女の子」は、「女」の娘ですか?

イエス、ミスリード注意

核心ある人が死んでから、女はそれを受け入れられずにいましたが、写真により現実と向き合うことができましたか?

イエス!大筋正解

葬儀での話ですか?

ノーです。もうしばらくたってからのお話です。

非現実要素はありますか?

ノーですね

女は女の子の母ですか?

イエス、ミスリード注意

登場人物は、女の子と、謝罪した女、遺影に写っている人物で、3人ですか?

重要なのはその三人です!三人の関係性は?

女の子の父親が亡くなって、悲嘆に暮れていた母親が、女の子が遺影を飾ったのを見てこんなんじゃダメだと動き出し、女の子にこんな母親でごめんねと謝りますか?

後半イエスですが、登場人物が異なります。父親は生きてます。ついでに、父親は解説に登場しています。

遺影を飾ったのは家ですか?

イエス!

家族ですか?

イエスノー、とだけ

浮気、不倫は関係ありますか?

ノーです。

兄弟姉妹ですか?

ノー、女の子に姉妹は存在しません。

謝罪した女も、遺影に映っている人物も、女の子の母親といえるような存在ですか?

ノーです。

祖父母ですか?

ノーです。

亡くなったのは、女の子の夫で女の息子ですか?

ノーです。

遺影に映っているのは女性ですか?

イエス!女の「娘」なのです。

離婚、再婚は関係ありますか?

ノーです

核心女の子(仮にペス子とする)は養子で、女(仮にジュバ子とする)と夫(仮にモハメドとする)が義理の両親。ペス子はジュバ子のこともモハメドのことも親だと認められずにいた。そんなある日、モハメドが不慮の事故で死んだ。悲しみに暮れるジュバ子。しかしペス子は涙さえ流さない。ああ私たちは本当の家族になることはできなかった、と、ジュバ子はそこで人生の時間を止めてしまった。三回忌の朝、ペス子がモハメドの遺影を飾った。どんな心境の変化があったのだろう。わからないが、ジュバ子はそれを見て、ようやくあの子と本当の家族になれるかもしれない、と、遺影の中のモハメドに笑いかけますか?

こんな形でモハメドが現れるとはwちょっと違いますが、写真を飾ったのが養女、遺影が実子正解!

ペットですか?

ノーです

答え


ョート解説
死んだ娘を養女を混同してしまう養母に、死んだ娘の遺影を見せ付ける。養女からその事実を改めて叩きつけられ、止まっていた時間(亡くした娘への執着)が動き出した。
義理の娘をないがしろにしてしまったことへ詫び、前を向くことに決めた。




リスは悲しかった。

養護施設で育ったアリスは、養子に行くことになった。

新たな両親になったジャックとエイミィは、大変に優しかった。

しかし、一つだけ、出会った瞬間から不思議でしょうがないことがあった。

アリスを呼ぶ際、エイミィは必ず「ミラ」と言い掛けるのだ。

いや、ほぼ確実にいい間違える。

養父であるジャックにたずねた。

「なぜママは、私をミラって呼ぶの?」

「…ミラというのは、僕たちの最初の子供の名前なんだ。」

「えっ」

ジャック曰く、アリスを迎え入れた日のちょうど2年前、事故でミラが亡くなったそうだ。

エイミィは体が弱く、これ以上の妊娠は危険とドクターストップが掛かっており、だからこそミラを大切に育てていた。

しかし、学校からの帰りに大きな階段から足を滑らせて死亡。

それ以来、娘が亡くなった事実を受け入れることが出来ずにきた。

その寂しさを紛らわすため、養子をとることにした二人は、ミラに似た風貌のアリスを見つけ、引き取ることにしたんだそうだ。

半年ほどたって、亡くなったミラの誕生日が来た。

アリスには関係ないことだった。

はずが、誕生日ケーキや豪華な料理。

ジャックもアリスも気付かないうちに、様々用意してしまっていた。

ミラのためのものを。

「ママ!私はアリスよ!ミラは、もういないの!」

アリスの中の何かが切れた。

寝室の方へ走るアリス。

少し、バタバタと音がして戻ってきたアリス。

様子のおかしいエイミィのために、ジャックがあえてしまいこんでいたミラの遺影を手にしていた。

それを、アリスが来た日、置かれていたチェストの上に飾りなおした。

アリスはエイミィに向き直り、何もかもをぶつけた。

「ミラはもう、死んだの!私はアリス!ママは私を見てはくれないの!?」

「!!」

「あ、アリス、やめなさい!」

「やだ!ママはまだミラを見てる!私じゃない!私はママがいいの!ママはミラの代わりになるなら、誰でもいいの!?」

「アリス!」

「ジャック、いいの、私が悪いの。ごめんなさい、アリス。私は貴方を愛しているわ。でも、本当の意味では貴方を見ていなかったんだと思う。」

エイミィは、ミラの遺影に向かい、十字を切った。

「アリス、誕生日会をしましょう。私と、あなたと言う親子が生まれた日を、祝わせて。」

「ママ…!」

アリスとエイミィは抱き合って泣いた。

ジャックもそっと、二人の肩を抱いて涙ぐんでいた。

*ドラマ「明日、ママがいない」より
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