ウミガメのスープ

【完成】エスパーの素

作者: ツォン


様、お久しゅうございます。
BAR LATEthinkへようこそ。

ついに完成いたしました。

ドライ・ジン 30ml
ドライ・ベルモット  15ml
グレープフルーツ・ジュース 15ml
リコリス・リキュール 3dash
リコリス・パウダー 少量

カクテルグラスの淵をリコリスパウダーでスノースタイルにし、他の材料をシェイクして注ぎます。

元々がこのカクテル、アイデアルという名前のカクテルです。
そのカクテル言葉は「ひらめき」。
マラスキーノ・リキュールをリコリス・リキュールに変更しました。

そして、いわゆるさしゃ粉(笑)の代わりにリコリス・パウダーを使いました。

細かく言えば、ドライ・マティーニのアレンジなのですが、グレープフルーツで軽さと柔らかさを、リコリスで独特な甘みのアクセントを加えたカクテルです。

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さて、早速このカクテルを頼まれたさしゃさん。
しかし、さしゃさんはそのひらめき力を披露することはありませんでした。

一体何故でしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

さしゃさんはカクテルを飲んで酔い潰れましたか?

ノーです。

実はリコリス・パウダーがさしゃ粉であり、さしゃさんを粉末状にしたものでもう、そのひらめき力を披露することができませんでしたか?

ノーですね。

『ひらめき力を披露することはありませんでした』ということは、このカクテルを飲んだ後にさしゃさんは、何か、ひらめき力を発揮できそうなシチュエーションに遭遇したのですか?

イエス!というか、実際には表に出さなかった、と言えるでしょうね。

登場キャラは、さしゃさんと、さしゃさんにカクテルを提供した人(マスター?)のみですか?

ノーです。昨日許可を頂いた、シチテンさんが登場します。

さしゃさんはひらめき力をシチテンさんに披露しましたが、ことごとく外れることになってしまいましたか?

ノーです。

さしゃさんのひらめき力は、披露すればすごかったですか?

イエス!

3より。さしゃさんは、何かを思いついていたけれど、それを敢えて口や態度には示さなかったのですか?

イエス!

恋愛ますか?

GJ!あなたやっぱり怖い!w

え?実話ですか?

やはりそうきたか。ノーですw(想定の質問)

8より。シチテンさんとさしゃさんは、恋愛関係ですか?

イエス!GJ!

さしゃさんは思った。シチテンさんとツォンさんはできている・・・これが当たってましたね?

ノーですね。TTRさんを悪魔さんとくっつけましょうか?

シチテンさんがちらちらさしゃさんを見ているため、さしゃさんは(ふふっ私に気があるのね)と思いましたか?

ノーです

さしゃさんがひらめき力を披露しなかったのは、シチテンさんのためを思ってのことですか?

イエスノー、とだけ。

さしゃこさんは自分がひらめいたことを、シチテンさん自身で思いついて欲しかったですか?

それはノーです。

さしゃさんはひらめき力を披露するわけにはいきませんでしたか?

イエス、発揮しても良いけど、シチテンさんから主動的に…

シチテンさんはこの後プロポーズしますか?

イエス!まとまりますか?

シチテンさん、さしゃさんは人間ですか?

イエス、サングラスとエスパーですが、人間です。(なんのこっちゃw)

16より シチテンさんはマスターにプロポーズしますか?

ノーです。やっぱり悪魔と…

核心ひらめき力によって彼がプロポーズしようとしてる事がわかった・・・けどやっぱり本人の口から聞きたい!ですか?

正解です!

答え


る日、さしゃさんはシチテンさんからBAR LATEthinkに誘われました。

私は、さしゃさんがいつもより、おめかしをしていることに気付いておりました。

ご来店から数分後、シチテンさんが続けてご来店されました。

「いや~おまたせ。誘っといてごめんね」
「いいのいいの。でも、どうしたの急に。」
「今日はマスターが、あの<エスパーの素>をついに完成させてくれたんだって~」
「え、本当に!?」
「はい、出来ましてございます。早速お出ししますね。」

お二人の前に一杯ずつお出ししました。

ショートカクテルは、出されたら2~3口で飲み干す程度の飲み方が良いとされます。
お2人ともほぼ同時に飲み干されました。

「美味しい!」
「これいいね~。」
「ありがとうございます。」
「もう一杯もらえますか?」
「かしこまりました。」

我ながら、滑らかなフォームでカクテルを造り始めました。

シチテンさんは、少しそわそわしているようでした。
対してさしゃさんは、ニコニコした表情でいらっしゃいました。

「あ、あの、えーと、さ…」
「なぁに?」
「こ、これ…」

そっと小さな箱を差し出すシチテンさん。

「うん、で?」
「いや、わかるでしょ?」
「えー?」
「エスパーさしゃこでしょ?」
「言ってくれなきゃわかんない~♪」
「うー…、言わなきゃダメ?」
「言ってよ。」

明らかに動揺しているシチテンさん。
私はここぞとばかりに<エスパーの素>をお出ししました。
ぐっと一気に一口で飲み干すシチテンさん。
「結婚してください」

「はい」


後から聞いた話ですが、さしゃさんはその日を大切な日にすることを決めていたそうです。
その為にも、あえてエスパーぶりを発揮せずに知らん振りをして彼の口から言わせるようにしたかったそうです。

おめでたい限りです。

*この話は事実とは異なります。
名前の使用許可は頂いております。
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