君の心の中の音
あの凄まじい旋律を、私は再び聴くことができるだろうか……
できる方に賭けたため、私はオフィスで皆の注目を集めることになった。
どういうことだろうか?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
ギャンブルますか?
NO! (でもある意味YES)
別に運命以外の曲でも成立しますか?
YES!
問題文の運命は、お昼の時間の合図とか、決まった時間にどこかから流れてくる音楽ですか?
YES!
ラジオで聞いていますか?
NO!
耳が聞こえませんか?(ベートーヴェンですし)
NO!
私の聴覚に問題はありますか?
NO!
私は何かを修理しましたか?
NO!
私はそこらへんにあったもので運命を奏でますか?
NO! 奏でてはいません。
壊れた音源を修理できましたか?
NO!
私は鼻歌が大きいのですか?
NO!
私の奇行が注目されていますか?
YESNO……(奇行とまでは言えなそうです)
私以外の人が運命を演奏してそれを聴くことができると賭けましたか?
NO!
着メロですか?
YESNO (着メロと言えなくもないです)
3より。なんのタイミングで流れてくる音楽なのか特定必要ですか?
YES! 重要です。
3より 「できる方に賭ける」=その時間まで追い出されない方に賭ける ですか?
NO!
私が何かを鳴らしていますか?
NO!
玄関のチャイムですか?
NO!
メールの返事をあからさまにそわそわしながら待っていますか?
NO!
彼女と喧嘩した翌日、彼女からの着信があると「運命」が流れる。再び彼女からの電話は来るのか・・・はらはらどきどき。ますか?
NO! そんなロマンチックじゃないですw
オフィスのスピーカーから流れますか?
NO!
言葉遊びはありますか?
NO!
13より。何かが来たことを知らせる合図音ですか?
NO!
終業時間に運命が流れるハッピーな会社ですか?
NO!
けーたいのメール音ですか?
NO!
ゲームしてますか?
NO!
4楽章のラッパは重要ですか?
NO!
男が居たのは会社ですか?
NO! 「……できる方に賭けた」までは会社での出来事ではありません。
会社にいますか?
YESNO 「オフィスで皆の注目を集めることになった」のは会社での出来事です。
職業は重要ですか?
NO サラリーマンと思ってください。
オフィスに私はいますか?
YESNO 28参照
再び聞くことができると、私はおろか会社の運命が変わってきますか?
NO! そこまで重大ではないですw
男が居たのは病院ですか?
NO!
再び、という事は流れない間は別の曲で代用出来ていたということですか?
NO! 流れていない間は何も流れていません。
コンピューターがクリックするたびに運命を奏でますか?
NO!
運命が流れる時に男が運命が聞こえる場所にいないとオフィスの人々に思われていますか?
NO!
男が賭けたのは、運命を「聴くことができる」こと(流れることではなく)ですか?
NO! 「流れること」に賭けました。
で、実際再び聞けたんですか?
NO! 聴けなかったのです!
男は結局、できるという賭けを外しましたか?
YES!
リクエストしましたか?
NO!
サプライズを仕掛けのに、外しましたか?
NO!
運命を聞くことができる(可能性があった)のは、オフィスでですか?
NO! オフィスではありません。
再び聴くために夜な夜な凄まじい努力をしたため、会社では夢遊病状態でしたか?
NO! でもすこーし掠ってる!!
その賭けをしたことで、男は会社に遅刻しましたか?
YEEEES! さあまとめて!!
つまりオリオンさんは遅刻したのですか?
YEEES! あれだけの宵っ張りじゃ遅刻もするでしょう。
っていうかオリオンさんは何度も遅刻しているのですか?
YES! 常習犯です。
家で朝のニュースの音楽とかを聞いていて、もう一回聴いてから出社しても間に合うかなぁ?って油断していたら遅刻しましたか?
NO! そうじゃなくて!
動画が上がるのを、夜遅くまで待っていましたか?
NO!
パンをかじって走っていたら、曲がり角にてぶつかりましたか?暴れ牛に
NO! 死ぬわwww
一楽章をエンドレスリピートにしているはずが2楽章に入ってしまってスヤスヤと寝入ってしまいましたか?
NO! 時間帯が違います!
核心わかった!目指し時計のスヌーズ機能ですか!?
YEEEEES!!!!! 正解です! さっすが常習犯は違うね☆
核心スヌーズで目覚まし音をまた聞けるだろうと思ったら深い深い眠りで聞きそびれましたか?
YEEEEES!!!! ナイススナイプ!!!
答え
「……うるさいなぁ」
私はベッドから手を伸ばし、ケータイの目覚ましを止める。
どうせ10分後にはまた鳴るよう設定してあるのだ。
もう少し寝たっていいだろう。
……
ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!!!!
「……あーもう」
また止める。
と、ここで少し不安になる。
──これ、止めるの何回目だっけ?
目覚ましの設定は5回分しかしていないから、もしこれが5回目であれば、もう次は鳴らない。
このまま眠り込んでしまえば、遅刻は確定である。
今朝何度止めたか思い出そうとするが、まどろみの中の行動を逐一覚えているはずもない。
──4回だ、きっと。きっともう一度鳴るはず!
目を覚ますと14時だった。
慌てて会社に飛び込んだ私を、社員たちは作業を止め、まじまじと見つめるのであった。
課長が近づいてきて肩を叩く。
「君、今日の午前中が全社会議だって知ってた?」
その時、私の心の中で、いつにない大音量であの曲が流れた──
──ベートーヴェン『交響曲第5番 ハ短調 作品67』、通称『運命』。
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