その賢者のもとに一人の商人が訪れる。
風の噂で賢者が壁掛け時計を欲しがっていることを聞きつけたのだという。
商人曰く
「こちらに二つの立派な壁掛け時計があります。
どちらも非常に価値のある品で、本来ならば数百万は下らない代物でございます。
ただ、年代物であるため、飾りとしては秀逸ですが時計としての価値は保証しかねます。
さて、
一つは『一日に二度だけ正確な時間を示す時計』
一つは『十年間一度も正確な時刻を示したことのない時計』
このどちらかを特別に格安でお譲りしましょう。いかがですか?」
賢者は即決で『十年間一度も正確な時刻を示したことのない時計』を購入した。
商人の帰宅後、時計を部屋に飾った賢者は「騙された!」と憤ったという。
どうしてだろうか?
【ウミガメ】【闇スープ】

一か月ぶりの出題(ハラハラ もう少し捻りを入れるべきだったのか・・・

騙されたと感じたのは、飾りとしては秀逸、という部分に関してですか?

no

騙されたと感じたのは、『十年間一度も(以下略)』という触れ込みに関してですか?

ある意味yesかな? [良い質問]

賢者は時計を見てから購入しましたか?

no! 鋭い! [良い質問]

時計の針はありましたか?

n,no... Σ(゚д゚;) それで正解なのですorz [正解]
一つは『一日に二度だけ正確な時間を示す時計』
一つは『十年間一度も正確な時刻を示したことのない時計』
賢き者はどちらを購入するだろうか?
というものだ。
正解は後者。
なぜなら前者の時計は完全に針が止まってしまっているだけ。
後者は針がずれているだけで、十年間正確に時を刻み続けた精密な時計であるからだ。
その問い掛けを知っていた賢者は同じ問い掛けだと錯覚して後者を購入。
ところが、賢者の購入した時計にはなんと
針がついていなかったのだ!
時計は綺麗に梱包されていたため中身を確認できなかったことが大きな痛手。
大きな買い物はちゃんと実物を見てから購入することを決めた方が良い、と新たな教訓を胸に刻んだ賢者であった。
※批評歓迎