ウミガメのスープ

たんたかたんか!

作者: とかげ

短歌一つで、彼は自分の汚名を返上するだけでなく、彼女の評判を落とすことにも成功した。
どういうことだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

現代日本で成立しますか?

YES 平安時代とかではありません!

はい

男は『5,7,5,7,7』の文字数で、何かを言ったのですか?

YES 解説では書いていますが

はい

彼の汚名、彼女の評判は短歌に関係しますか?

YES 解説では短歌だけではありませんが、短歌に限って考えても大丈夫です

いいえ

彼女のペンネームを使いましたか?

NO ですがその発想は近そう!

はい

男は彼女の評判を落とす目的で、それを言ったのですか?

YES 評判を落とすつもりもありました

はい

彼女が紫式部でも成立しますか?

YES? 紫式部に会ったことがないのでわかりませんが、多分。

はい

彼より前に短歌を詠んだ人はいますか?

YES その場では他にもいましたが、あまり重要ではありません

いいえ

著作権は重要ですか?

NO 著作権違反とかではないです!

いいえ

非現実 要素はこれに 含まれる?(無理やりな575)

NO 含まれないよ 至極現実

いいえ

ゴーストがカミングアウトしましたか?

NO ゴーストライターません!

いいえ

エロやグロ オカSFは 含まれる?(便乗したかっただけ)

NO 残酷描写は ないから安心

いいえ

彼女の5・7・5に男が7・7を付け加えましたか?

NO 短歌を使ったのは男だけです

いいえ

短歌で彼女をディスリましたか?

NO 短歌の内容は関係ありません!

いいえ

キラキラネームがカッコイイペンネームだと思われましたか?

NO ペンネームは関係ありません!

いいえ

彼と彼女は恋人同士ですか?

NO あまり関係ありませんが、恋人同士で評判を落とすのってひどいw

いいえ

青赤奥田家ますか?

NO 言葉遊びません!

(2より、書いた物とのことなので)彼の短歌を目にした人は大勢いますか?

YESNO 周りにたくさん人はいましたが、そもそもその短歌は……

いいえ

はるなあい。おおにしけんじ。おなじひと。どうめいだけど。ぼくいつわらぬ。っと同姓同名の子供から大西賢示は隠す必要はないんだぞ。メッセージが届きましたか?

NOw もう隠てないですよねw

いいえ

サラリーマン川柳で、鬼嫁を風刺しましたか?

NO 短歌の内容は関係ありません!

いいえ

彼女は彼のペンネームを勝手に使いましたか?

NO ペンネームは関係ありません!

彼の短歌を聞いていた人たちの状況は重要ですか?

YESNO 状況はあてると想像がつきやすいかもしれませんが、あてなくても大丈夫です

はい

彼に汚名が与えられたのは彼女に原因がありますか?

YES! 彼女のせいで彼は汚名を着せられていました

いいえ

17より その短歌は彼女の作った短歌ですか?

NO! 彼女がつくったものでもないのです!

彼女の短歌とすり替えましたか?

彼女の短歌NO ですがすり替えYES!

その短歌は、ポスターなどの標語に使われていますか?

解説ではNOですが、それでも成り立ちそう!※ミスリード注意

はい

彼と彼女は、知人ですか?

YES 元から知り合いです

はい

核心昔の偉人の短歌を自分のものとして彼女に見せて酷評させteましたか?

YES その通りです!

いいえ

僕の酷い短歌を彼女の麗しい短歌と何気なく交換して フッ!と鼻で笑いましたか?

NO 交換したのは彼と彼女の短歌ではなく……

いいえ

彼女は短歌を詠みましたか?

NO 彼女は詠んでいません

いいえ

彼女と身体が入れ替わりましたか?

NOw そのすり替えではないw

いいえ

彼女は昔の人の短歌を自分のものとして公表してましたか?

NO! それをしたのは彼の方でした!

はい

彼女は、彼を正当に評価していませんか?

YES! 正当でなかったので、彼は汚名をかぶることになったのです!

答え

国語の宿題で、短歌をつくらなくてはいけなくなった彼は、げんなりしていた。
その国語の担当教師はなぜか彼を毛嫌いしており、彼の発言や回答は必ず批判しないと気が済まないようなのだ。言い返しても、所詮学生の自分と、専門的な知識を持つ先生では、勝ち目がない。何倍にも返されてしまうだけだった。周りのクラスメイト達も、先生が彼だけを批判するので、彼は恐ろしく国語が苦手なのだろうと思い込んでいた。
短歌なんてつくったら、センスがないだの意味がわからないだの、言いたい放題言われるに決まっている。クラスメイト達はからかいこそしないものの、またか、と彼に哀れみの目を向けるはずだ。
とはいえ、宿題をやっていかなければこれまた先生に怒られるきっかけを与えてしまうだけだ。
悩んでいた彼だったが、ふと良いアイディアが思い浮かんだ。そこまでしていいものか、迷いもあったけれど、日頃の恨みも込めて、一芝居うつことを決断したのだった。

宿題を提出する日、集めた短歌に一つずつコメントをしていた先生は、案の定、彼の短歌を読むと顔をしかめて見せた。
「なんですか、これは。リズムが悪いし、言葉選びも幼稚ですね。何が言いたいのか、意味がわからないわ」
思った通り、彼の作品だけを貶し始めた。
彼はそんな先生の講評をきちんと最後まで聞いてから、すかさずこう言った。
「あれ? すみません。僕の作品はこっちでした。それは勉強のために歌集から書き写したものです」
図書館で借りた、先生なら知っているであろう有名な歌人の歌集を見せながら。
目を見開き、一瞬固まった先生だったが、真っ赤になって狼狽えながらも、間違えるなんて本当に不注意ね、それを寄越しなさい、と早口でまくし立てた。彼の短歌が書かれた紙を奪うように受けとると、それ以降短歌のことには一切触れず、不自然な脈絡で教科書の評論文の解説を始めた。

彼はこれまでの恨みを晴らせたし、クラスメイト達にも、国語が苦手だったわけではないとわかってもらえた。
一方、有名な歌人の短歌を、それと気づかずに貶した先生は、彼を批判している場合ではなくなってしまうほど、一気に評判を落としてしまったのだった。
きっと彼は先生から相当恨まれているだろうし、前にも増して嫌われることになるだろうけれど……周りは皆、彼の味方なのだから、怖いものはない。
短歌様々、と昔の歌人に感謝する彼であった。

END

いつも彼の発言を批判する彼女に、有名な歌人のあまり知られていない短歌を、自分の作品であるかのように提示した。彼女はその短歌を彼の作品だと思って貶したので、周りにも彼女が理不尽に批判していることがわかり、彼は汚名返上し、彼女は評判を落としたのだ。

— スープつくっても一匹

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