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【第3回】みんなで設問!!【正解のあるウミガメ】

作者: なさ

みんなで設問!

【内容】
簡単に言うとラテクエの逆バージョンです。
ラテクエは、一つの問題に複数の解説があるのに対し
こちらは一つの解説に複数の問題文があります。
同じ解説から、参加者それぞれの味付けで問題文を作成するという企画です。



【目的】
さまざまな設問の仕方を目にし刺激しあうこと、そしてその刺激の結果
より良い設問スタイルを築きあげることを目的とします。
同じ解説から問題を作ることで、自分の設問の仕方と他の人の設問の仕方の違いが浮き彫りになり
議論が容易になるとともに、自分の問題も客観視しやすくなるというメリットがあります。
「こういうアプローチの仕方もできるんだ。」「こんな先入観も植えつけられるんだ。」なんて思えたらそれは大きな収穫です。
それを念頭に置いて設問できれば、また一つ出題者としての技量も上がることでしょう。



以下、今回の解説となる文章です。
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【解説】
ある国に巨大UFOが飛来し、数十メートル規模の怪物を数体放っていった。
怪物は次々と街を破壊し始め、その国の軍は全軍事力をもって怪物を撃退しようとするも敵わない。
やがてその国は諸外国に応援を求め、諸外国もそれに応じた。
その怪物がやがて自分の国にやってきたとき、自国の軍事力のみでその怪物を撃退するすべがないからだ。
国際紛争は一時中断され、全国家協力のもと、世界中の軍事力、科学力が怪物退治のために集約された。
その結果、人類は多大な被害を被りながらもすべての怪物を殲滅することができた。
そしてその後、全世界の目は諸外国でなく、今後おとずれるかも知れない宇宙生物の侵略に向けられた。
世界中の戦争はなくなり、代わりに宇宙生物に対する防衛が人類の共通意識となった。

ところかわって、ここは地球から遠く離れた惑星メガミウ。
地球を観測しながら、メガミウ星人が口々にこう言う。
「あの星で戦争は観測されなくなった。我々の贈り物が功を成したようだ。」
「そうだろうそうだろう。こんなに愛らしい生き物を見たら誰もが心が和んで、戦争などする気にはなれないだろうからな。」
そう言って、彼らは足元にじゃれつく愛玩生物を撫でた。


(星新一のショートショートより)

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【流れ】
11/14(金)20:00~23:00の間に、各自作った問題を投稿してください。
もっと早く投稿したい!という人もいるかもしれませんが、各々が他人の発想にとらわれず
オリジナリティあふれる問題を作るために期日は守るようにして下さい。
もし時間の都合が合わない方は、他の人に依頼するか、私にミニメを送っていただければまとメモにて掲載します。
それまでは雑談欄で方針について話し合うもよし、雑談するもよしです。
それ以降は今回初の試みですが、ミニメにて気に入った設問を投票してもらおうと思います。
投票期日は11/14(金)23:00~11/16(日)22:00まで、一人2作品まで選んで投票してください。




【留意点】
・参加希望者は必ず雑談欄で参加表明をすること。
・投稿後の議論では、あからさまに批判をするような発言はしないこと。(なぜそう思ったのか、理由を添えるようにするとgood)
・問題文は複数個作って投下しても構いません。(前々回yanさんは3パターン作ってました。すごい)

・設問するに当たって(文体を変えたい、ストーリー性を盛りたい、等の理由で)必要に応じて解説を書き換えるのはアリです/。(ただし現解説からあまりにも大きくかけ離れた内容にするのはNG。)
その場合は複数レスに渡ってもいいので書き換えた解説も投下してください。

・問題文投下時に、自分のこだわりポイントなどがついていると良いと思います。
・投稿された問題は、私なさが講評させていただきます。(講評がいらない人はその旨を書いてください。)

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

時は戦国時代。 ありとあらゆる各国が天下統一を目指し群雄割拠をしていました。 ところがある日珍しい生物が発見されると人々は戦をやめて環境を守 ることにしました。 その結果これからずっと快晴が続くのに人々はお空を心配そうに見つ めました。 一体なぜ?

状況描写が詳しいので、不思議な状況が謎として演出されています。 時代背景を戦国時代としているのも上手いですね。 「宇宙人」というワードは参加者にとって、いい意味で予想外のものになるでしょうね。

ぼくのうちにタロがやってきた。 タロがはしゃぐのでぼくの家がどろだらけになってしまった。 お母さんはだめだって言うんだけどもぼくはタロをほうっておけませ んでした。 あした仲良くなったみんなをあつめて協力してもらうつもりです。 結果、僕らの手でタロを殺害し星を見上げました。 じょうきょうをほそくしてください

子供口調にすることで、解説とのギャップを狙ったようです。 しかし表現が曖昧(お母さんは何をダメと言ったのか、何を協力するのか)なので 問題を読んだ瞬間、よくない意味でふわっとした印象を受けました。 さらに、「結果」という言葉は結末をまとめるのには便利な言葉ですが、そこまでの過程を飛躍させてしまうので 読み手に曖昧な印象を抱かせやすいです。自分は極力使わないようにしています。

水上さん、詳しい補足ありがとうございます。 地球防衛軍視点と出題者視点がちゃんと切り分けて書かれているので、非常にフェアで読みやすい問題だと思います。 地球を滅ぼす目的でないとわかった後は、問題文の前半部分がクルーになったベール系の問題になりますね。別解の有無は気にならないレベルだと思います。 確か原作だと、核の使用を観測して、その脅威に対してとった手段が問題文の手段だった 戦争が亡くなったと分かったのは核が観測されなくなったため、という感じだったと思います。 解説を書く上でこうした方が分かりやすいかなと

戦争をやめて欲しい。 その願いを込めて戦争をしている国に贈り物を届けた男。 男の思惑通り戦争は止まったが、その国は更に軍事に力を注いだ。 一体どういうことだろうか。 誘導初心者向け(時間があったら問題分解説を補足します)

分かりやすい設問です。戦争がとまったのに軍事に力を注ぐという矛盾がいい謎になっていますね。 ただ、『「非現実要素アリ」ということが判明すれば』とありますが 贈り物に関するクルーがほとんどないので、非現実の有無の質問までかなり苦戦するかもしれませんね。

第三次世界大戦。 『第三次世界大戦でどのような兵器が使われるのか、私は知らない。だが第四次世界大戦は石と棍棒によって戦われるだろう』と言ったのは誰だったか。 その通り、血で血を争う泥沼の闘いが続けられており、その収束の目処はつかず、人類は存続の危機に陥っていた。 だが、そんな人類の危機を救ったのは神でもなく、悪魔でもなく、一匹のペットであった。 一体どういうことだろう? 誘導中級者向け

ポイントにも書かれていますが、ドキュメンタリーの導入のような出だしが読み手の好奇心をくすぐっています。 自分はこういう文が書けないないんだよなあ…。それほどの戦争が、一匹のペットによって止むという謎も魅力的です。 ただ、危機を救うというのは少し違う気もします。(怪物自体が人類の危機でもあるので) せっかく導入で第三次世界大戦を使っているので、単に「第三次世界大戦を止めたのは」とした方が整合性も上がるのではないかと思います。

好意からの贈り物を大勢で結託して破壊する人々。 だがそれを見た送り主はとても満足そうだった。 一体なぜ? 誘導上級者向け

仰る通り、ベールが非常に厚いので誘導が難しそうですね。ただうまく誘導すれば光る問題だと思います。 非現実系は参加者のイメージが統一されない問題があり ベールを厚くしてしまうとその飛躍に納得のいかない人も出てくるかもしれないので注意が必要ですね。 個人的にも気をつけたいところです。

ある時空からUFOが降りてきて怪獣が地上に放たれた! 怪獣は町を破壊し出す。 これは人類の危機! 人類は多大な犠牲を出したが、なんとか怪獣を殲滅した。 だが、この怪獣を送った宇宙人は、その気になればもっと強い怪獣をいう。 一体なぜ弱い方の怪獣を送ったのだろうか?

宇宙人や怪獣と言ったクルーを前面に出すために、地球で何が起こっていたのかに関しては全てベールに包んだようです。 宇宙人が怪獣を送った目的に着目できれば、ベールは自然と剥がれていくでしょうね。 最後の一文で、宇宙人との価値観の違いを出題者目線で上手く謎に昇華しているなぁと思います。

ある日、とても愛らしい癒し系(●▼●)ちゃん がやってきた。 そのおかげで、絶対に一つになんてなれない!と 思われていたみんなの心は一つになったけど、 (●▼●) ちゃんは死んでしまった。 (●▼●)ちゃんは、いつも通りに遊んでいただけなのに。 何があった? こだわりポイント 超苦手な「非現実ますか?」をよける!逃げる!避ける!問題文を目指しました。orz 崩壊学級とか家庭不和とか、そんなミスリードになるといいなぁw でも、激しく被りそうな予感w

さしゃさんらしい、かわいらしい問題ですw 確かに、問題文を一目読んだときは崩壊学級をイメージしました。思惑通りだと思います。 ただ問題文の書き方と、(●▼●)ちゃんのインパクトも相まって、(●▼●)ちゃんがやっていた「いつも通り」が みんなにとっては脅威的なものだったというのはすぐにわかってしまいそうですね。

【問題】 悲惨な戦争が現在も世界のどこかで繰り広げられていることを学んだカメオ。 このことに心を痛めたカメオは、ペットを海に連れて行くことで世界中から戦争を撲滅することに成功した。 一体、なぜ?

ディダムズさんらしい現実テイストの問題ですね。プロフィールにも書かれている、 『「ディダムズは非現実はやらない」と思わせておけば、ここぞで非現実トリックがやりやすいですしw』をまさに体現するような問題ですw ただ、ややベールは厚めかな?と思いました。「世界」と言う単語には「宇宙」の意味も含まれていますが 一般的には地球上を表しますし、非現実確認の質問までかなり時間がかかるのではないかと。もう少し宇宙を匂わせるテイストを入れてもよかった よかったんじゃないかな~と思いました。

とても可愛がられていたはずの私達兄弟は、 ある日、知らないところへ連れて行かれた。 初めてみる景色と、足元の感触の心地よさに、はしゃいでいた私達は 地を固め、天を安堵させたらしい。 どういうこと? こだわりポイント 怪物目線になってみました。 霜柱や薄氷を踏む感覚で、ビルやコンクリートを壊してみました。

.『天、地』という仰々しいクルーを用いることで、私達兄弟が巨大な存在であるということを示唆していますね。 可愛がられていたものを知らないところへ連れて行くという書き方も、宇宙人の狙いを垣間見せています。 クルーの表現が非常に上手いと思い問題だと思いました。

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今回のこの発想はなかった第1弾!いろいろな視点からアプローチできるとは思っていましたが、 まさか謎かけの解説で来るとは思いもよりませんでした。反則ではないです、むしろ型にとらわれない自由な発想だと思います。 ただ、すべての表現が抽象的なのでベールはめちゃくちゃ厚いと思いますw 無制限にするより、質問数50くらいでじっくりと相談させて解いてもらう方がいいかもしれません。

有史以来一度も争いごとを止めなかった人類が突然戦争をしなくなった。 一体何故? ※宇宙人サイドはおまけ程度として考えた問題文です。 人類だけでは出来ないと言う事と「有史以来」に込めたつもりです。 が、別解は多いですね。

問題文の出来事を、大きな歴史上の時間軸でとらえた問題ですね。 「人類共通の敵となるような存在の襲来」がFA条件となるので、宇宙人の意図は解説から削るようですね。 パッと思いついた別解が「人類は滅亡した」ぐらいなので、別解潰しを入れるか、この程度なら入れなくても大丈夫なんじゃないかなとは思います。

地球各地で紛争が絶えない時代だった。 しかし、戦争が全世界へと広まり、その戦争が終わると、もう戦争や紛争がなされることはなかった。 にも関わらず、人類は戦争の準備を整えている。 状況を補完せよ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 戦争に関する事実の羅列で問題文を作ってみました。 一応、チャームは上げているつもりです。 解説文に沿うように作っていますが、宇宙怪物についてのクルーがないのが難点かな、と思います

さりげなく「地球」というクルーを入れることで、宇宙規模まで示唆することができていると思います。 ひとつのキーワードを軸に設問されているので、謎が綺麗にまとまっていますね。 宇宙怪物についてのクルーがないのが難点かな、とのことですが、どこかを前面に出せばどこかが後ろに隠れるのは自然なことなので むしろこの設問で宇宙怪物を出してしまうと難易度ガタ落ちなのでこれでちょうど良いと思いますよ。

地球人に対し友好的な宇宙人を地球人は憎むようになった。 一体何故? ※余計なお世話である事に重点を置いてみました

キーワードは「価値観の相違」でしょうか。どこまでをFA条件とするかが難しい設問ですね。 何をどこまで暴けばよいのか、それを自分の中で明確にしないと迷走してしまう恐れがあります。 「価値観が違うので、宇宙人の友好的な態度も地球人にとっては迷惑だった」でも問題の説明には十分なので、それ以上当てさせるのは蛇足になっちゃいますね。 そのキーワードだけが狙いの問題なのかもしれませんが、もし細部まで当てさせるつもりならやはりもう少しクルーを加える必要があるように思います。

私は、揉めてばかりいる彼らを見ているのが心苦しかった。 だから、仲良く出来るように、ペットをプレゼントした。可愛い生き物は心を和ませるから。 その狙いは当たったようで、ペットを受け取った彼らは、一日中ペットの相手をして、ペットの話ばかりしていた。でも、彼らは結局、誰が引き取るか揉めそうだからと、ペットを殺してしまった。 ペットが居なくなったことで、状況は逆戻り…かと思ったら、彼らは急に揉めるのをやめた。 どうして彼らは揉めるのをやめたんだろう?

オーソドックスに作ったということですが、かなり高度な叙述トリックが散りばめられています。 解説の情報はほとんど問題文に書かれていますが、ことごとく叙述トリックによってベールをかけています。 「ペットを可愛がっていたわけではない」というのは比較的容易に出ると思うので、 そこから私や彼らの正体が一体何であるのかを補完していく流れになると思います。 難易度もちょうど良い、叙述トリック好きにはたまらない贅沢な設問です。

投稿します

これは新しい切り口の問題ですね。ほぼ同じ環境、同じ条件、しかも同じ生物のおかげで 平和になったというのに何故そこまで違いがあるのか、とても真相が気になる謎だと思います。 こういった二者比較の問題はラテクエでよく見るタイプの問題ですね。

男は友好の証にペットをプレゼントしたところ、その友人はそのペットを殺してしまった。 しかし、男は喜んだ。 一体何故? ※宇宙人を男、人類を友人と言い換えたので、長くなりそうです

シンプルながらも、チャーム自体はかなり強烈だと思います。 問題の傾向としては6のノックスさんの作品と似ているかな。 こちらはペットというクルーがある分、人々が結託するというクルーがないので、難易度的にはそれと変わらない気がします。

怪獣目線の問題。狙い通りのいいミスリードを誘えそうです。 一行目と二行目の間隔を開けることでしっかりと視点の切り替えがされており、地球というクルーによって宇宙規模であることを示唆しています。 指示語は出来るだけない方がいいというのが自分の方針ですが、今回の「あの人」の場合は読んでいて特に不自然に思う点もないので大丈夫だと思います。 もし変えるなら「ボス」とか「マスター」とか当たり障りのない言葉を選べばいいかと。 状況説明系ですが、叙述や話文を用いることで出来る限りチャームを上げようとする姿勢が見られます。

タイトル:ねえ、続編マダー? メガミウ星人より送り込まれた、宇宙怪獣に辛くも勝利した地球連合軍。 だが、送り込まれた宇宙怪獣は、メガミウ星人のペットで最弱の存在。 第二波、第三波の宇宙怪獣が送り込まれることを予期した地球人達は、 次の戦いに備え、宇宙防衛軍の組織に全力を注ぐのであった。 しかし、メガミウ星人が再びやって来ることはありませんでした。 どうして、彼らは来ないのだろう?

問題傾向としては7のノックスさんと似ていますね。ただ、読み手に抱かせる印象はかなり異なると思います。 タイトルと問題文から、続編のない漫画をメタ視点からとらえているような印象を抱きました。 まるで特撮アニメの次回予告のような文調も相まって、読み手はきっと意外な真相に驚くことでしょう。 とても面白い問題だと思います。

バッサリと削ってシンプルにまとめてきましたね。非現実が苦手というハンディキャップを アドバンテージにしてしまおうという姿勢が素晴らしいです。 今回の問題は謎になり得る部分が多いので、バッサリと切り捨てた方が好みだというクズ野郎もいました(チラッ。 一点だけ。『全国』という単語ですが、一般的には日本などの国内全体という意味として使われるので、『全世界』とした方が良いかもしれません。

タイトル:何がしたいの王様? 国家間の争いが絶えない国へ、平和の使者を送ったメガミウ国の王様。 だが、平和の使者の奮闘も虚しく、その国は他国をまとめあげ、より強大な軍隊を組織してしまいます。 ついには、平和の使者すら殺してしまいました。 しかし、メガミウ国の王様は、その後さらに軍備強化を図るその国を見ても、 満足な様子だったという。 一体なぜでしょう? 問題文の表現で理解が得られるか?でしょうか。

宇宙人視点というよりは出題者視点寄りかな?戦争や平和の使者といったクルーを前面に出し、SF要素を後ろに隠した構成になっています。 怪物を平和の使者と言い換えているのが面白いですね。『国』という言葉ですが、そもそも惑星が違うので、『国』を同列で使ってしまうのは 若干アンフェアかなと思います。(個人の好みかもしれませんが)

タイトル:

宇宙人につかえている使用人視点とは…この発想はなかった第2弾です。 確かに、何故主人は気が付かないwとツッコみたくはなりますw 「主人はこの生物を溺愛しすぎていて、きっと癒しになるに違いないと信じて疑わない」とかなら面白みもあり納得できそうです。 「人類が一致団結する」という部分はバッサリと切り捨てて、斬新な切り口から綺麗にまとめてある良設問だと思います。

タイトル:可愛さ敗れたり〜!!

.怪獣視点、これも今までにない切り口ですね。 ただ、「サイズの違い」がFA条件とのことですが、「価値観の違い」でもFAを満たしてしまうのがネックですね。 (今までの人々は猫のように見えていたが、新天地ではゴキブリのように見られた、とか。) この別解はかなり致命的だと思うので、「私たちは見た目を変えることができ、どんな人が見ても可愛いと思うフォルムに変身することができる」 などにすると純粋にサイズだけに着目できる気が…ちょっと無理があるでしょうか。

ある日私のところにある一家が越してきた すると住人は皆でその一家を殺してしまった しかしそれ以降皆の間にそれまであった大きないざこざが起こることはなくなった どうしてでしょう? イメージとしたら地球目線的なのがしたかったです…

現実に見せかけた非現実問題ですね。 怪物をある一家、戦争を大きないざこざと言い換えることで、ご近所付き合いのようなイメージを植え付けています。 チャームは高めだと思います。 ただ、ところどころ表現が詰め切れていない部分があるかなと思います。 (私のところとは?私の住んでいるところなのか、わたしの家なのか。住人とは?何の住人なのか。) このあたりをもう少し分かりやすくできるとさらに魅力も上がるのではないかなと思います。

まさか牛削りさんともあろう人が・・・

核心

今回のその発想はなかった第3弾! 設定がかなり凝っていますね。解説の不完全な部分をしっかりと補い、そこをメインの謎に仕立てあげています。 今回の解説は謎となる部分が多く、『愛玩生物「なのに」人々に危害を加え、危害を加えられた「のに」平和になった』 のどちらかをメインの謎として選択する人が多かったですが、なんと二つとも使ってしまうとは。 謎の作り方も、演出も巧い、非常に贅沢な問題だと思います。ただ一点、逡巡の意味が分からなくてググってしまった…

(問題文案) 人々の伝え聞くところ、 世に和と絆をもたらした神獣は、 かつて天より現れ、人々を滅ぼさんとする魔獣であったという。 どういうことだろうか? (問題文改変) 数回改行の後、末尾に「そして長い時が過ぎ、問題文の冒頭に戻る」を追加。 (こだわりポイント) 神話・ファンタジーの類と思わせておいて、実はSFというミスリード。 『天より』→『宇宙より』 『和と絆をもたらした神獣』→結果的にそうなった 『人々を滅ぼさんとする魔獣』→人類から見ればそう見える

こちらも解説の後半部分をズバッと切り捨てた設問ですね。 幻想的な雰囲気を漂わせつつも真相はSF、面白い趣向だと思います。 古来の伝説を紐解くような状況補完で、スケールが壮大なのも印象的ですね。

(問題文案2) 親善交流の一環として、ある国に大層珍しい愛玩動物が贈られた。 しかしそれをきっかけに、各国の争いは激化の一途をたどる。 なのに最終的には、世界に秩序が訪れた。 状況を補完して欲しい。

ドンマイ!

(問題文案2) 親善交流の一環として、ある国に大層珍しい愛玩動物が贈られた。 しかしそれをきっかけに、各国の争いは激化の一途をたどる。 なのに最終的には、世界に秩序が訪れた。 状況を補完して欲しい。

戦争を前面に出して、宇宙規模であることはベールに包んだ設問。 なるほど、「親善交流」は上手いですね。こうした方が解説の納得度が上がりそうです。 ただ、「各国の争い」は若干アンフェアかなと思いました。 各国の争いというと国家間戦争はもちろん地域紛争なども含まれていますし、 怪獣と戦っている時点ですでに「人類vs怪獣」となっているので国単位を出すのはどうかなと。 気にしない人も多いかもしれませんが、自分は少し気になりました。

【小さな親切 大きなお世話】 メガミウ星人が地球人へ、小さな親切を贈った。 しかし、地球人にとってそれは大きなお世話であった。 どういうことだろう? *簡易解説:メガミウ星人は地球人に比べて遥かに大きく、メガミウ星人にとっての小さな可愛いペットが、地球人にとっての大きな怪獣となってしまった。 *「メガミウ星人と地球人の体格差」に着目しての設問 *「小さな」「大きな」が実はクルー。 *使いたいフレーズ優先で設問したため、ベールが厚くなりすぎないように、「宇宙人と地球人」の関係であることは明記した。

「大きい」「小さい」の対比が非常にきれいな設問です。 ベールが厚いようにも見えますが、クルーの選択がいいのでちょうどいい難易度に落ち着いているように思います。 ただ、状況説明なのでチャームは弱めですね。

【可愛いペットのとかげ】 どうも、私達、可愛いペットのとかげです。 とっても可愛いので、このたび、戦争ばかりしている人達への贈り物として選ばれました。 可愛いペットでも見て、和んでくれってことらしいです。 なのに……知らない土地にやってきた私達は、ここに来てからずっといじめられるんです……! その上、こんなにいじめられてるっていうのに、私達の贈り主も満足そうなんです! 一体どうしてなの!? 【とかげさんのこだわりポイント】 *簡易解説:贈り主にとっての「可愛いペット」は、受け取り相手にとっての「恐ろしい化物」であった。 今後も化物が襲ってくる可能性を考え

ペット目線ですね。 ペット視点にすることで上手く真相を隠すことができていると思います。キャラ作りも上手いですね。 ただ、「私達の贈り主も満足そうなんです!」というのは、ペット視点では知りようのない情報になってしまうので少しアンフェアな気もします。 カメオ問題にしても面白いかもしれませんね。

とかげさんがそんなミスをするなんて・・・まさかね

最終的には「宇宙人からの好意的なプレゼント」が何かを当てるのがメインとなるのでジャンル的には20の扉に近いかもしれませんね。 ですが、真相とは真逆のことを書くことで、真ん中の3つが見事なクルーになっています。 綺麗な設問だと思います。

タイトル:愛と恐怖は背中合わせに 問題文: 彼は愛でことを解決しようとした。 しかし、実際には恐怖によって解決された。 しかし、彼は微笑む。 状況を説明してください。 拘り: 星新一らしくシンプルにやりました。 あとは「愛」「恐怖」という相反する語を使ったとこですね。

シンプルとのことですが、「戦争」「宇宙規模」、今回の設問における2つの大きなキーワードどちらも 用いていないので、実際はかなりベールが厚めになります。クルーもほとんどないので、かなり抽象的でチャームも薄いように思います。 チャームが強烈な場合はクルーが少なくても質問がしやすいですが、チャームが弱くてクルーが少ないと質問しにくいのです。(いわゆる「当てろ問題」) 相反する2つの言葉を用いているのは美しいですが、もう少しクルーを散りばめるとよりチャーミングになったのではないかなと思います。

彼らは常に孤独で、お互いに嫌っていた。 ある日、彼らの元に共通の贈り物が届いた。 それにより、彼らは他の者と友好的かつ協力的になった。 同時に、彼らは常に怯えるようになった。 一体どういうことだろうか?

戦争」「宇宙規模」どちらも前面に出しているわけではないですが、やんわりとベールに包んでありますね。 互いに嫌い合う者を仲直りさせ、同時に怯えさせる贈り物というのがチャームになっています。 ただ、問題の主人公である「彼ら」の正体がよく分からないまま問題が進むので、やはり読み手には曖昧な印象を抱かせてしまっているように思います。

メガミウ星を支配した生物Xは、味をしめて宇宙征服を目論んだ。 生物Xは、メガミウ星人を操って異星にも自分達を送り込ませたが、 メガミウ星人よりも弱い地球人に撃退されてしまった。 一体なぜ? ……………………… メガミウ星人は、地球の戦争をなくすという目的を果たしたが、原因を誤解していて平和ボケのようにも見えたので、愛玩生物(生物X)に骨抜きにされた設定にしました。 メガミウ星人は愛玩生物を可愛いと感じるので洗脳されたが、弱い地球人にとっては恐怖の対象なので、洗脳が効かず排除されてしまったというのを求める問題文にしました。

「支配」という言葉の先入観を使った問題ですね。 同じ方法で支配するはずなのに、何故地球人には撃退されてしまったのか、というのがチャームとなっています。 「弱い」というクルーを用いることでこの生物がどのような方法で支配しようとしたのかが見えてくる、見事な設問です。

ある人は、善意で色んな人々にペットを送った。 「可愛いっしょ!これ!!」とメッセージを沿え。 その人々は常に殺伐としていたが、それ以降和やかに

セリフが面白く、ユニークな問題です。チャームも強めですね。 その人を殺す⇒その人を恨んでいた?⇒ペットが迷惑だった?というおおよそのフローも想定できますね。 限られた枠内だけで思考停止せず、アフターストーリーを追加して面白く仕上げている好例だと思います。

生態系を荒らした外来生物が死んでしまったので 水辺の生物達は再び縄張りを主張し殺し合・・・わずに 守りを重点に成長していった。 敵はもういないのに  一体なぜ? (地球=水辺に例えましたのです

スケールの大きさを利用した問題ですね。 宇宙規模で見れば、確かに「人類」は「水辺の生き物」、「町を破壊する宇宙生物」は 「生態系を荒らした外来生物」となりますね。解説のとらえ方が非常に独創的で素敵だと思います。

「戦争を知らない私たち」 平和を願う者たちによって、私たちは遠く離れた地に 連れて行かれた。 そして、そこに住む者たちから散々に暴行され、 ぼろ布のようにその生を閉じた。 戦争はおろか、武器を取ったことも無い私たちは、 何故こんな仕打ちを受けなければならなかったのだろう。 (地球に戦争が無くなったことが分かるメガミウ星人が、自分の送り込んだ怪物が可愛がられなかったのに気づいていないふうなのが、微妙かなという気もします。(誤読してたら恥ずかしいですが))

傾向としては31のとかげさんの設問と似ています。 しゃべり口調でどことなくポップな31と比べ、こちらは「暴行」「ぼろ布」といった表現を用いることで とてももの悲しい雰囲気を演出しています。解説にさらに深みを与えるような設問だと思います。

ある日、この世界から戦争が消えた。 ついに意味のない暴力を振るう必要がなくなったのだ! しかし、俺は悲しんだ。 戦争がなくなるのはよい事なのに、なぜおれは悲しんだのだろう? 題名、そして悲しんだという点から男は戦争をやめたくない→自分勝手・戦闘狂のような マイナスのイメージを男に与えて参加者さんがミスリードするようにしてみました。 矛盾してました(笑)

ストーリー性付加のために解説を変えていただいたようですね。 この問題の問い方だと「男が悲しんだ理由」がFA条件になりますね。 ですが解説によると、男が悲しんだ理由は「戦争で仲間や家族が亡くなったため」であり 戦争がどのようであったかまでは重要ではないので、もとの解説の面白い部分がすべて蛇足になってしまいます。

解説付け加え 俺はある国で兵士をしていた。 すると巨大~殲滅することができた。 その中で男は生き残った。しかし仲間や家族、恋人はなくなってしまった。 その時俺は思った。 戦争はあったけど、それでも周りの人と笑うことができたあの頃に帰りたいと… 以下同文 連投失礼しました。

また、「男は戦争をやめたくない→自分勝手・戦闘狂のようなマイナスのイメージ」とありますが 「ついに意味のない暴力を振るう必要がなくなったのだ!」という文と矛盾してしまいますし、それだけの情報でそのイメージを抱かせるのは難しいかなと思います。 まずは「何をFA条件とするか」、それを意識した問題作りを心掛けてみてください!

≪なくなった記念日≫

これも新しい切り口の設問ですね。怪獣を倒した日を記念日として名前を付けて、それをもとに問題を組んでいます。 ただおっしゃる通り、これだけ「なくなった記念日」を持ち上げておいて、尋ねられるのが「ある出来事」というもの当てになっているのは残念だと思います。 「戦争」「宇宙規模」どちらのキーワードも出ているのでクルーも若干過多な気がします。 切り口は凄く面白いと思うので、クルーをもう少し減らして「なくなった記念日」が出来た理由に焦点を当てれたら良かったのかなと思いました。

<あるシーンを見ている男Aの心情> 俺は明日死ぬもしれない・・・ それほど俺、そして国は危機的状況だ・・・ どうにかして国に貢献するために兵に志願したはいいものの・・・

ラテシンではあまり見かけない、シーン区切りの問題です。 同じシーンを見ているはずなのに、ここまで心情が違うのはとても興味をそそられますね。 価値観の違いをもろに見せているのに、真相が上手く隠れているのが面白いです。 ただやはり、シーン区切り問題は表現が曖昧になることが多いですね。

緊急出動(エマージェンシー) 今日もだれかのSOSが聞こえる 僕らの平和を守るため 戦え正義のラテレンジャー 人類の科学の結晶:ウミガメバスターを放て! そしてついに悪の根源は断ち切られ 世界は平和になった。 ありがとうラテレンジャー しかしいつまで経っても最終話にならなかった。 一体なぜ?

これはちょっと発想が斜め斜め上すぎて自分には理解が及ばないパータンです。 ラテレンジャーというのはいわゆる地球防衛軍かな?いつまでたっても最終和にならないというのは 次の怪物が来ることがなかったから?個人的にはいろいろと解釈がしづらかったです。 簡易でいいので解説がほしかった…。 と思ったら時間ぎりぎりだったのね…。

答え

皆様たくさんの投稿ありがとうございました!
投稿作品は全部で40個!20人の方が投票してくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。

今回の解説には謎となる部分が多かったため、さまざまなアプローチの仕方が見られて面白かったです。
どこかを切り落としてシンプルにまとめた問題もあれば、すべての要素にプラスアルファでストーリーを付加した
ボリューミーな問題も見られました。
どれも力作ぞろいで講評のし甲斐がありました!


さて、それでは投票結果を発表していきたいと思います。
まずは3位から!
3票獲得作品が4つありました。質問番号が小さい順に発表します。

1. 天童 魔子さんの問題
3. 水上さんの問題
16. 黒井由紀さんの問題
36. みんさんの問題





続いて2位の発表です!
2位は4票獲得作品が2つあります。
一つ目は 4. ノックスRさんの問題!!

【問題】
戦争をやめて欲しい。
その願いを込めて戦争をしている国に贈り物を届けた男。
男の思惑通り戦争は止まったが、その国は更に軍事に力を注いだ。
一体どういうことだろうか。



短めの問題文の中で、一番なじめる問題だった、等の声が寄せられました。
確かに謎も表現もとても分かりやすく、親しみやすい問題だと思います。




もう一つは 36. みんさんの問題!!

【問題】
メガミウ星を支配した生物Xは、
味をしめて宇宙征服を目論んだ。
生物Xは、メガミウ星人を操って異星にも
自分達を送り込ませたが、メガミウ星人よりも
弱い地球人に撃退されてしまった。

一体なぜ?


ペット目線は自分も考えたが、実はメガミウ星人を操っていたとは驚き、等の声が寄せられました。
「弱い」がクルーでありながらチャームとしてもきらりと光る、面白い問題だったと思います。





さて、最後に1位の発表です!
なんと7票獲得という、他と圧倒的な差をつけての一位となりました。
その問題は・・・・・





26. 牛削りさんの問題です!!おめでとうございます!

【タイトル】
中略

【問題文】
メガミウ星の統一政府は、知的生命体の存在する地球という星を発見し、その星の平和のためにとささやかながら愛玩生物をプレゼントした。

数年後、地球のその後の経過を調べるため、ケミシア=ノメーラスという青年が派遣された。
彼は地球の衛星である月に拠点を構え、こっそりと様子をうかがった。

ケミシアは観察結果を克明に綴ったが、逡巡の末、報告書には
「地球は愛玩生物のおかげで平和になりました」
とだけ記載して提出した。この報告書に嘘はない。

彼の逡巡の理由を推理せよ。



得票数からも分かるように、個人的にも圧倒的なクオリティに感服した問題です。
自分ももし投票するならこの問題にしようと思っていた問題の一つです。

全体の投票結果は、まとメモにて簡易的なものを載せておきます。
それでは【第3回】みんなで設問!!【正解のあるウミガメ】はこれにて閉幕です。
また来年くらいにお会いしましょう!!

— 終わりました!解説出した後ってまとメモ編集できないんだね!orz

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