ウミガメのスープ

売り切れ詐欺

作者: とかげ

コンビニでアルバイトをしている、女子高生のとかげちゃん。ポテトを欲しがるお客さんに、「ちょうど今売り切れなんです、ごめんなさい!」と謝った。ショーケースにはポテトが残っていたのに、とかげちゃん、なんで嘘をつくの?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

ショーケースのポテトは商品として売れる状態でしたか?

YES きちんとした商品でした

はい

お客さんはショーケースのポテトが欲しかったのですか?

YES いわゆるホットスナックです

いいえ

レジの中に小銭がありませんでしたか?

NO お釣りがないわけではありません

いいえ

ポテトは自分たちが食べる分ですか?

NO お客さんに売る分でした

他の商品ならとかげちゃんは売ることができましたか?

YESNO 他の商品も、「売り切れです」と言えるものなら売らなかったでしょう!

はい

ショーケースのポテトはフレンチフライですか?

YES 生のジャガイモません

はい

ポテトは食べ物ですか?

YES 食べられます!

いいえ

とかげちゃんは何らかのミスを誤魔化そうとしていますか?

NO しかし誤魔化してはいるかも…?

いいえ

ポテトを欲しがるお客さんがポテト以外に買いたかった商品が、ちょうどいま売りきれていましたか?

NO お客さんが欲しがったのはポテトだけでした

いいえ

ショーケースのポテトはVIPに予約されていましたか?

NOw コンビニで予約するVIPってなんですかw

はい

別のお客さんになら、ポテトを売ることはできましたか?

YES 他のお客さんになら売っていたはずです!

はい

とかげちゃんはちゃんと客がポテトを欲しがっていることを理解していましたか?

YES 勘違いません!

はい

ポテトじゃなくてからあげ君でも成立しますか?

YES おいしいですよねからあげ君

いいえ

女子高生と客の関係は重要ですか?

NO 店員と客の関係は重要ではありません、が…

いいえ

このお客さんとの取引を避けるためでしたか?

NO 取引したくないわけではなく、ポテトを売りたくなかったのです

ポテトを欲しがっているお客さんは初めてこのコンビニに来店しましたか?

YESNO 重要ではありません

いいえ

同じコンビニで働く人が注文しましたか?

NO 知り合いではありません

はい

ポテトが食べ物であることは重要ですか?

YES 重要です

はい

他の客は関係ありますか?

YES? 他の客というか、そもそもポテトを欲しがるお客さんは…

はい

お客さんは明らかにお金を持っていない子供でしたか?

YES 子どもでした! そして一人ではなく…!

この客にポテトを売ってしまうと、トラブルになることが予測されましたか?

ある意味YES 売るとトラブルというより、その前に…

はい

ポテトを売らない判断は、とかげちゃん本人の意志によるものですか?

YES とかげちゃんが判断しました

いいえ

店の前で食べながらたむろされたりすると面倒だからうりたくなかったのですか?

NO 自分が面倒だからではなく…

いいえ

お客はちいさいこどもなので お母さんと一緒じゃなきゃだめですか?

NO ポテトを欲しがったのは子どもですが一人でいたわけではなく…

時間帯は重要ですか?

ある意味YES? でもあまり考慮しなくても大丈夫かと思います

いいえ

とかげちゃんはこの客に特別な感情を抱いていますか?

NO 恋愛ませんし友情ません

いいえ

ボノボが来店してショーケースを見ていますか?ヨダレを垂らして。

NOw お猿さんませんw

いいえ

大勢で数が足らないからですか?

NO 子どもは一人でしたが…!

いいえ

保護者が本当に買うつもりかわからなかったので売らなかったのですか?

NO ですが保護者YES! お母さんと一緒でした!

いいえ

こども(達)は他の動物に食べさせようとしていますか?

NO 動物ません

はい

核心お母さんが買い与えたくなさそうなので売り切れということにしておきましたか?

YES その通りです!

お母さんと子供の仲は良好そうでしたか

YESNO 普通の親子の、よく見る光景です

答え

お母さんと一緒にコンビニに入ってきた男の子。お母さんは振り込みに来ただけみたいだけど、男の子はコンビニに置いてある色々な商品を、きょろきょろとせわしなく見渡している。
「ねえお母さん、僕ポテト食べたい!」
ショーケースに貼ってあるメニューを見ながら、男の子はお母さんの服の裾を引っ張った。お母さんは、困ったように顔をしかめる。
「先にポテトを食べたら、夕ご飯が食べられなくなるでしょう? だめよ」
至極真っ当な指摘だったが、ショーケースの中が見られないほどまだ小さな彼に、そんな理屈は通用しなかった。
「やだ! 今食べたいの!」
「だーめ、我慢しなさい!」
駄々をこねそうな男の子と、怒り始めたお母さん。慌てたとかげちゃんは、ぱっとカウンターから乗り出して、男の子に声をかけた。
「ちょうど今売り切れなんです、ごめんなさい!」
男の子は、急に知らない人に声をかけられて驚いたのか、ぴたりと止まった。お母さんは一瞬怪訝そうな表情を浮かべ、しかしすぐに意味を理解して、男の子の肩をたたく。
「売り切れなんだって、ポテト。もうないんだって」
「えー……」
「夕ご飯残さなかったら、おうちでポテト揚げてあげるから」
「……ほんと?」
「ちゃんと野菜食べるのよ?」
「食べるよ!」
早く家に帰ろうと、男の子はお母さんの手を引っ張る。お母さんは、困ったように笑いながら、とかげちゃんにぺこりとお辞儀して帰って行くのであった。
そんな二人を見送りつつ、とかげちゃんはショーケースにちらりと目をやる。ショーケースの一番上の段には、男の子からは見えなかっただろうけれど、揚げたばかりのポテトがいくつも残っていた。

END

小さな男の子がポテトを欲しがったけれど、お母さんは夕食前なのでだめだと叱る。駄々をこねそうな男の子と困っているお母さんを見て、機転を利かせたとかげちゃんは、男の子からショーケースの中が見えていないことを利用して、「売り切れ」と嘘を吐いたのだった。

— スープ売り切れです

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