ウミガメのスープ

蠍は靴の中がお好き

作者: 黒井由紀

砂漠を旅する彼は、古代遺跡の中で、サソリに刺されてしまった。
そのサソリの毒には致死性さえある事を彼は知っていたし、自分が刺されてしまった事にも気付いていた。
それなのに、彼は何を思ったか、近くにあるそのサソリ用の抗血清を置いている大病院ではなく、遠くにある抗血清を置いていない個人医院に行った。
一体なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

二つの病院には、距離と規模以外の重要な違いはありますか?

NO.

はい

個人病院に抗血清が置いてあったとしても、個人病院に行きましたか?

YES. ただし、重要ではありません。

いいえ

個人病院にはサソリに刺された治療を受けに行きますか?

NO!

個人病院に行くことで彼の命は助かりますか?

YESNO! そもそも…

いいえ

彼が古代遺跡にいた理由は重要ですか?

NO.

いいえ

個人病院の先生に会う事が重要ですか?

NO!

いいえ

個人病院は彼自身が経営していましたか?

NO.

いいえ

彼は既に死んでいましたか?

NO!!!

彼は大病院にもいきましたか?

関係ありませんが、もしかしたらそうかも知れません。

いいえ

まだ登場していない重要人物はいますか?

NO.

はい

彼は自らの意思で個人病院に行きましたか!?

YESですが……

いいえ

彼は行商人ですか?

NO.

いいえ

彼は人間ですか?

NO!

いいえ

個人医院に行ったのは死ぬ前にすべきことがあったからですか?

NO.そもそも…

いいえ

彼は個人病院で飼育されている動物ですか?

NO.

いいえ

彼は駱駝ですか?

NO.

はい

彼は生物ですか?

YES!

いいえ

彼は伝書鳩ですか?

NO.

いいえ

彼は鳥類ですか?

NO.

いいえ

彼は哺乳類ですか?

NO.

彼は以前にも個人医院に行ったことがありましたか?

関係ありません。

いいえ

非現実要素はありますか?

NO.

はい

核心彼は蠍ですか?

YES! 正解です!詳しくは解説へ

答え

彼は、サソリだった。
古代遺跡の中で出くわした蜘蛛と戦っていたら、偶然、彼の毒針が彼の背中を刺したのだった。
彼自身、その針で何匹もの生き物を殺してきたため、致死性は知っている。とは言え、自分の毒へは耐性があるため、当然、刺されても死んだりしない。
自分で自分の背中を刺してしまったことには気づいたが、だからと言ってどうすることも無く、彼はただ気が向いた方に歩いてゆくのだった。そこに病院があろうと無かろうと、彼には関係ないのだから。
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