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Prima Donna「39ブックマーク」
りは、私を陥れようと嘘をつく人々、私の言葉を信じない人々ばかり。
仕方なく、私は自分の歌声を彼らに聞かせた。
私が叫ぶように歌い終わると、疑り深い人々は私を信じ、嘘つきな人々は真実を話し出した。
一体何が起こったのだろう?
16年01月20日 01:59
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [letitia]



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をぶつけられた。完全に相手の信号無視が原因だ。話はすぐにカタがつくと思ったのに、警察が到着してしばらく経っても、もめている。
相手が信号無視を認めないのだ。というか、相手側に乗っていた全員が私の信号無視だと主張している。多勢に無勢、田舎なので目撃者もいない。困った……いや自分の過失になることに困っているのではない。そんなことはありえないのだが…。

「あのねえ…どっちも青だったって、そんなわけはないですからね。どっちかが必ず嘘をついてますからねえ…?」

面倒くさそうな顔をした警察はそう言ったあと、ちらりとこちらを見た。プチッ。我慢の限界だ、かくなる上は…!
取り出したるは、ドライブレコーダー。以前交通マナーが悪い地域に住んでいたことがあったので、その時からずっとつけている。相手も警察も驚いている。普通ドライブレコーダーがあるならすぐ出すからだろう。でも、簡単には出せない理由があった。
ドライブレコーダーを事故直前から再生する。

『もし君にぃ〜ヘイ!あっ一つだけぇ〜つよがりをい〜えるのぉ〜なっら〜♪MOW恋なんてしないなんてぇ〜ヨイショ!言わないよぜぇ〜タァッァァァァァァァ!!』ガン!!

滅多に他の車とすれ違わない田舎道で、私はいつものように大声で熱唱していたのだ。よりによって十八番のラブソングを、合いの手まで入れるテンションで。
動画の中の私が悲鳴とともに歌い終わると、しばしの沈黙が流れた。

「……えーと、はい。確かにおっしゃる通り信号は青でしたね」
「すいませんあの、嘘ついてました。赤だったんですけど、あの、これ親父の車だったんで、怒られるの嫌で…」

私は勝った。しかし何かを失った。

【要約解説】
交通事故に遭い相手側と過失割合で揉めたので、ノリノリの熱唱が録音されたドライブレコーダーを再生した。その結果警察は証言を信じ、相手側も観念した。
手紙「38ブックマーク」
一くんが、京子ちゃんに宛てたラブレター。
それを、亮介くんが封も開けずに燃やしてしまいました。

なぜ?
10年10月05日 23:33
【ウミガメのスープ】 [きのこ]



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一と京子は、俺のじーちゃんとばーちゃん。
ばーちゃんは結婚してすぐに夫であるじーちゃんを戦争で亡くし、女手ひとつで子供を育て上げた。
それが俺の親父ってわけだ。

ばーちゃんはなんていうか、孫の俺が言うのもなんだが、可愛らしい人だった。
昭和初期生まれの女性らしく楚々として奥ゆかしいんだけど、強さやユーモアも併せ持った人で、
俺は小さいころからそんなばーちゃんのことが大好きだった。
しわしわの手でなでられると、どんな涙でもひっこんだもんだ。

そんなばーちゃんが、病に伏せってしまった。
最初は軽い風邪だったはずが、下り坂を転げ落ちるように日に日に容体は悪化。
とうとう医者から命の期限を告げられた。

『吐く息が白くなる頃まで、もたないでしょう…』

自分の鼓動が速くなるのがわかった。
どうして?どうして?どうして?
なんでばーちゃんが?あの優しいばーちゃんが。

もうすぐ死ぬ、なんて。

金木犀が散り切ったある日の夕方、ばーちゃんは俺を病室の枕元に呼んだ。
「亮ちゃんにね、お願いがあるの…」

それは、じーちゃんからの手紙についてだった。
ばーちゃんちの文机の、左の引出しに大切にしまわれた手紙。
ばーちゃんはそれを、自分の葬式の時にそのまま棺に入れてほしいと俺に頼んだのだ。

封の開けられていない、黄ばんだ長封筒。表書きに、少し癖のある無骨な字体で『京子へ』と書いてある。
じーちゃんはその手紙を、出征前夜にばーちゃんに託したのだという。

なぜすぐに封を開けなかったのかと問うと、ばーちゃんは
「これを読んでしまったら、本当におじいさんが帰ってこないような気がしてね。気づいたら何十年も経ってしまってた」
と言った。
読まなくてもいいの?中身は気にならないの?と俺が言うと、
「おじいさんは照れ屋だったから。私がいなくなった後、誰か他の人に見られたらかわいそうでしょう?
 中身は…せっかくだから直接会ったときに本人に訊くわ」と、ふわりと花のように笑った。

たしかに、たとえ開けなくても手紙の内容は想像に難くない。

きっと自分が帰れなかった場合の未来の、妻や子供を憂いているのだろう。
昔授業で特攻隊の遺書を読んだことがあるし、俺がじーちゃんの立場だったとしても
おそらくそういうことを書くと思う。

それでもばーちゃんは、ずっとこの未開封の手紙を心の支えに踏ん張って生きてきたんだな。
辛い時も、寂しい時も、いつだって傍にじーちゃんを感じながら。


ばーちゃん。
いまさっき、お葬式全部終わってばーちゃんちに帰ってきたよ。
手紙は言われた通り、封は開けないまま、一緒に棺の中に入れたよ。
親父とお袋はデリカシーに欠けるところがあるから、俺に頼んだのは正解だったよばーちゃん。
あの2人だったらきっと封を開けて中身を読んでいただろうな。いや、読まないわけがない。
俺、うまく最後に誰にもわからないようにやったよ。

今の火葬場は煙が見えないけど、きっと迷いなく天に上ったと信じてる。
今頃天国で手紙の内容を聞いてるかな?
じーちゃんはハタチそこそこで逝ったから、そっちじゃ全然じーちゃんって感じじゃないかもな。
とにかく笑っててくれよ、2人とも。

おばあちゃん。
あのしわしわの手で撫でてくれたら、この涙も止まるのになぁ…。



許される万引き「38ブックマーク」
ミガメデパートで万引きが行われた。

設置されたカメラが万引きの一部始終を捉えており、その映像をリアルタイムで店長は見ていた。
しかし、店長は犯人を捕まえることなく見逃したのだった。

いったい、なぜだろうか?
14年08月04日 01:55
【ウミガメのスープ】 [+チック]

投票ありがとうございます!




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引きが行われたのは、ウミガメデパートの服売り場のそれも更衣室の中だった。

店長は更衣室の中に隠しカメラを設置しており、たとえその中で万引きが行われ、その瞬間を見ていたとしても、何も手出しはできず見逃すしかないのだった。
【ラテクエ 32】 一秒一秒が命がけ「37ブックマーク」
衣を着た私は近くの店でかき氷を頼んだ。
出てきたかき氷に、しかし私はすぐには手をつけない。
辛抱強く、全てが水に戻るまで待ってから、私は初めてスプーンを手に取った。

一体何故?


supported by アザゼルさん
13年07月27日 21:26
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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ある夏の夜、夏美は弟と夏祭りに行きました。
焼きそばを食べたり、金魚掬いをしたり、縁日を楽しむ二人は、近くの屋台で一緒にかき氷を買いました。
ところが、かき氷を食べようとした弟が、手に掛けた金魚の袋を落としてしまいます。
金魚たちは水から地面に放り出されてしまいました。
「かき氷は持っててあげるから、落ち着いて拾ってあげて。」
弟は苦しむ金魚を拾っては、袋の中に残った水へと戻していきます。
(これがホントの金魚救いね・・・。)
2つのかき氷で両手は塞がっていますし、懸命に金魚を助ける弟を思うと、自分だけ先に食べるわけにはいきません。
全ての金魚が水に戻るまで待つと、夏美は弟にかき氷を返し、スプーンを手にとってかき氷を食べ始めたのでした
ウィンドウショッピング「37ブックマーク」
もが見てるだけで買おうとしない品物を
大量に買った男は、皆から恨まれた。

一体何故だろうか。
14年06月01日 12:13
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [なさ]



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方のスーパー。

あと5分もすれば値引きシールが張られるであろう寿司たちを
今か今かと待ちわびている客を横目に、定価のまま大量に購入した男。
待っていた客たちは文句こそ言えないものの、この男をさぞかし恨んだことだろう。

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