みんなのブックマーク

それは、地球が寿命を迎え、滅亡が告げられた日のこと。
人々が逃げたり騒いだり狂ったりしている中、カメコはただ、彼女が大切に育て上げてきた花を見ていた。

カメコは逃げても何の意味のないことを知っていた。だから、残った僅かな時間を、この花と過ごすことに決めたのだ。

そして、カメコは震えた声で、こう呟いたのだ。

「あの花が散るとき、私も死ぬ。」

数分後、地球は滅んだ。

たいやきの家にて.....

「最近たいやきの帰りが遅い。心配ね～(´・ω・｀)」
　
たいやきのバイト先にて.....

「来月誕生日のお母さんにプレゼントをあげるために頑張るぞ(っ ` -´ c)」

カメコが持って行ったのは注射針であった。
注射針は医療廃棄物になり、決められた手順で廃棄しなければならず、針供養に持ってくるものではない。それを不審に思った神社関係者が通報、警察の捜査により、カメコが危険な薬に手を出していたことが判明したのだ。

コーヒー店の店主はいつものように店番をする。

「ついにトラックのオートマ車が発売されました！」

長距離移動が主なトラックがオートマ車？
確かにオートマ車はマニュアル車に比べ操作が少ないし運転しやすいだろう。
しかし、#b#操作が少ないからこそ眠くなってしまいがちなんじゃないか？#/b#

眠気防止にコーヒー飲む奴が増えてコーヒー豆の売上あがるかな。というより事故防止のためにも是非上がって欲しいね。

音が気になるトオルは、時計の針の動きですら気になってしまう。
「あー、うるさい（怒）」

トオルは机と鉛筆とイスと紙しかない白い部屋を作った。
中は何もなく何も聞こえない。
「よし、仕事をしよう」
取り掛かったトオルだが、今度は心臓の音が気になる。

数時間頑張って我慢したが、もう無理だった。
トオルは心臓に鉛筆を指して心臓の動きを止めた…
そして彼は死んだ